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ひまつぶし

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「クラブBA」会員による個性豊かな投稿を集めました。 ジャンルは様々。音楽、料理、サーフィン、スニーカー、電車、競馬、ペット、写真etc. 内容は、ライトなものからディープなも…
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#おうち時間を工夫で楽しく

令和のこどもたちはどんな未来をみるのだろう どんな将来をみせてくれるのだろう

令和のこどもたちはどんな未来をみるのだろう どんな将来をみせてくれるのだろう 令和初期の若者たちはどんな未来をみるのだろう 令和の若者はどんな将来をみせてくれるのだろう     * はじめてパソコンを使ったのは30歳手前 発売間もないウィンドウズ95だった ネーミングがそのまま時代を表すその年は28才だ ワードプロッセッサー(ワープロ)を使ったことがないためにキーボード入力もおぼつかず パソコンで遊びながら少しずつ入力できるようになっていったものだ もう十数年

知的好奇心が刺激されると人は心地よくなる/Fun Scienceのステキインテリア

知的好奇心が刺激されると人は心地よくなる / Fun Science< ファン・サイエンス >のステキインテリア 5つの金属球が吊られ 端の玉をぶつけると逆側の玉だけが弾かれて揺れ戻る その弾かれた球が戻りぶつかると 最初の玉が繰り返しの動作をなぞる 中ほど3つの玉は微動だにしない くり返し くり返し 、幾度も 幾度も 、 弾かれ揺れ戻り 戻り弾く  、そして弾かれ戻り 戻り揺れ弾く 初見は小学のころか しばし目を奪われ 興味深く見入ったものである 永遠に動き

キレイな水から順に氷になるように /THE_NEW_COOL_NOTER賞 お知らせ

製氷機はつかわず 製氷皿に水を張る 使う時間が近いときは少なめに まだ先のときには多めに張る まず冷蔵庫に数十分 、温度を下げ 均して そして冷凍庫へ 実家台所に立つのは洗い物と このためだけだ 自分は 料理は守備範囲外なのだ 8割が氷 2割が水のとき その水のみを捨てる この程度の不義理はよいだろう 少しだけの背徳と一緒に水も少量を捨てる ロックアイス購入を控えた分で相殺される 水道水はキレイな順に氷へと変わる 洒落たバーに出てくるような透明な氷でギチギチ

華麗なる一食

からだが欲する一食がある 体温を あの暑さまであげたいという欲求 料理の熱々ではなくスパイスと具材から働きかけ内側から体温が上がる快感 ほてりの悦楽 すこし汗ばむぐらいでよい 華麗なる一食 夏の雲が秋の雲に飲み込まれる 暦は進み戻ることなく しかし引かれる後ろ髪もある 体温が上がる快感に 引かれる後ろ髪がある 華麗なる一食は母の味であったり家庭の味であったりもする 7歳で食したルー 、スパイスと いまの味は違うのが普通だ 外食で出す 華麗なる一食には新た

ビーチサンドを庭で踏む /裸足のきせつ

真っしろ サラサラのビーチサンドを花壇に敷きつめる 足裏にじかに 感じるのはその 白さだ 地球そのものの一部を肌そのままに 感じる 統一された白一色に痛覚も痛点も反応しない 記憶されるのは心地好さと その流れた時間 夏の雲が 秋の雲に近づいてゆく 夏の雲は 秋の雲にのみ込まれてゆく 細く ちぎれ模様 横に細長い純白が夏の雲だ 何層にも厚く 何層にもグラデーションを持つ 何層にも天候を生み出すものが秋の雲 秋の雲は変わりやすい 現代人ごころのように こ

おうち時間/舌で香りで脳内旅行/おいしい一食は幸せ時間

おいしい一食は心に幸せをもたらす おいしい一食は脳に幸せをもたらす おいしい一食は身体に幸せを おいしい一食は幸せな時間を おいしい一食は快感を記憶させる おいしい一食に次の楽しさを想像する お取り寄せで食した本格フォー 外出控えがちなこのごろ 舌から脳内旅行が始まる 旅先は現地東南アジア ベトナムというより 都心の洗練されたお洒落な本格アジアンダイニングだった 都心一等地で優雅な食事をとっている満足感 港区芝大門 創作フォー&カレーの人気店<風土木>のお

8月の梅雨

10年に一度ほど 8月の梅雨がある 例年どおりではないときに人は  考える 振り 還り過去の前例に心の居場所を捜す 晴れなきゃ晴れないと愚痴り 暑けりゃ暑いと文句垂れる 夏日だ真夏日だ とラベリングする 最高温度地区を競う 最高温度更新を祝う 10年に一度ほど 8月の梅雨がある 例年どおりではないときに人は  張り切る 振り返りとは異なる 新しいことが始まったと合点する 暑くないことに感謝の念を 晴れたなら その視界を楽しむ 振り 還りが繰り返される

描写・猫写/猫の鳴き声はネーェとの話し掛けなんて、ホ ホンマや!

黒ネコのタンゴが鳴り止まない 書きもの冒頭の技術に ネコちゃんの鳴き声から入る描写 "話しかけてきた" と擬人化して始まるものがたり なるほど 、 また またぁ 、上手いこと表現するものだ 飼い主となったり共同生活者となったり 新しいものがたりが始まる ペットを超えたネコちゃん目線のものがたり 猫が主(あるじ)で人は観察される側の日常 パトロールという仕事を持つネコちゃんの一生 猫視点からの人間という生態の考察 いくつか目にしてきた ファーストコンタクト

ひとは飛沫も接触もなく 善意や笑顔を受け取れる

人は流される 悪意にも善意にも 人には伝わる 感謝や笑顔が 人には伝わる 叱咤や激励が 人には届く 、想いや気持ちが 悩みや辛さや悲しみが 人は流される 、情に 人はもらう 、涙を 人は釣られる 、笑いに 飛沫だろうが接触だろうが人は色んなものを受け取る 飛沫や接触で色んなものを渡す 人は受け取る 悪意も悪行も 人は受け取る 善意も善行も 人は撥ね退けられる 悪意や悪行を 人は断れる 悪意や悪行を 弱っているときには そのように受け取る 充足して

自主性という名の協調性 / 協調性という名の自主性

小学の通信簿 自主性に富んだ子は 協調性を問題視され、 協調性を誉められた子は 自主性を問われていたような記憶がある どちら寄りか色分けされたような 活発・陽気な子は自主性はあるが協調性がないと おとなしめな・優しい子は協調性を認められるが自主性を問われたような 年かさねると豊かな自主性が協調性の軸になるよう感じることが多い 自主性の無さは協調性の不足を暗示する 協調性は、自主的な判断なく流されたり迎合するものとは異なろう 進んでものごとに取り組まないことを協

街は動き ヒトが控える/おうち時間第2波、第2段階もはじまります

街が動き出しました 街が動き出します 想定内という苦しい言葉選びを添えて 日々報告される数字の上昇は二の次とされます 無理もないでしょう 国内ゼロの日が続かないことは素人でも知っています 宣言を解いた以上 遠ざけられる再度の要請 みんなで上手いことやってくれないだろうか 本音が漏れ つたわるのです 経済 という語句を 楽しみ と置き換えます そこに対価が生じて世の中が回ります 暮らすうえで必要 不可欠な 楽しみ 対策講じられる者から試験的な稼動 この

おこめ の あまみ / わたしたちのからだをつくるもの

おこめ という あまみ わたしたちのからだは細胞分裂と食事摂取 、運動の繰り返しでつくられたものだ 肉類を好む人 動物系食品を好まないひと 体質に違い出てしかるべくである 摂生に努めた という心意気すら健やかな日常に影響を及ぼすものである 数十年に渡り食したものしか体内には入らない 振り返れば分かるだろう 何で構成された身体かは 幼少の頃から魅了したポテチや砂糖は今の身体作りに多大な貢献を果たした この満足感を多くの者は知る そろそろ飽和状態に近いかもしれ

あおぞらをすいこもう / テレワークの朝礼だ

朝が来たなら そとにでよう それがオレたちの朝礼だ そうして 両手いっぱい左右にひろげよう  5分間のストレッチやラヂオ体操はハードルが高い 左の中指から右の中指が一番遠くになるように 両中指は地球と垂直に 両人さし指が肩と耳の間の高さに 五指は真横にピンと張られている 指が反り返るくらいでどうだろう 手首も少し反り返ろう 地球に 自分の占有面積が最大に取れるほどの身体全体で大の字を表現しよう 表現はキーボードで打つ文字だけではない 左手中指を見よう

謝意添えて 母の日までに 収束を / カーネーションを安堵とともに

カーネーションに 収束を添えて ことしの母の日は 、いつもありがとう の感謝に 安堵を添えて 母から生まれたこと 生命は尽きること 確かなことってこの2つだけだと思うのです 他の全ては不確定な要素 ちょっとした加減でいかようにも変わる 幸せか否か 足が速いか遅いか 茄子を好むか 目玉焼きには醤油か お金が多いか少ないか テストの点数 営業の売り上げ 肩書き  地位  才能  存在感 補償の有無 生活の安定 健康状態 そういう脆弱な中で日々