見出し画像

【映画】Avatar: The Way Of Water

ジェームズ・キャメロン監督といえばタイタニック、じゃなくてアヴァターです。水系の特撮、CG映画をこの人以上に美しく撮る人はいないんじゃないでしょうか。ということでアヴァター続編を見にいってきたので感想をば。

パンフレット、え?

映画に行くとパンフレットを買う私。今日も上映前のはやる気持ちをさらに高めるべく売店へ(今時売店というかどうかは置いといて)。お姉さんにアヴァターのパンフレットくださ〜い。はい、1650円になります。へ?と思って壁を見たら本当に書いているんですね、1650円って。しかも普通のものとはフォーマットが違うし、表紙も映画のパンフレットっぽくない。


パンフレット、これが表紙です。あっさりしすぎでしょ〜

ということで中身を見ると実に細かやかな絵や写真、解説が入っていて、1000円払って写真を手に入れるいつものパンフレットよりも断然クオリティが高い、資料集なんですね、これ。いや〜、見ていて飽きないです。アヴァターの世界をより深く理解できますね。

3時間

アヴァターは見る前に警戒していたことがあります。それは上映時間の長さです。180分。3時間もトイレに行けないなら大好きな飲み物もポップコーンも諦めました。おかげで催さず最後まで見ることができました。やれやれ。

あ、そもそも次々ストーリーが展開して飽きさせないので3時間楽しく見ることができたというのはいうまでもありませんね。

ストーリー

先日Disney+で復習したばかりなので、前作の状況を鮮明に覚えている状態で見れたことはとても幸せでした。ストリーミングってこういう時いいですね。

前作のラスト、スカイピープル(悪い地球人)を追い返したナヴィたちは平和に暮らしていました。月日が経ちすっかり家族も増え、いい感じだったのですが、ある日また星が動くのが見えました。そう、地球人がまた来たのです。

主人公は復讐されることを察知して族長の立場を降りて、家族を連れて隠れて暮らすことになります。そうして森の人から今回フィーチャーされている海の人になるんですね。

場所を変えて、その地域に馴染むまでのいろいろな出来事、この辺の描き方ってともすると退屈でぼやっとしそうなんですが、編集がうまいのでしょう、実に良いテンポで話が進みます。

敵は誰?

前回、最後まで戦った彼、やっつけましたよねぇ?ええ、やっつけましたとも。矢をぶちこんでやりましたよ。でも科学の進歩でアヴァターを動かせたように、聖是の記憶と性格と知識とかを持ってクローンが作られているんですよ。しかもナヴィの体で。アヴァターのように操る必要なく、リアルにナヴィの体を持つ軍人状態ってやつです。そんな危険な奴らがゴロゴロ出てくるんです。やばいとしか言いようがありません。

そんな設定あったっけ?

物語冒頭からナヴィと共に生活をしている地球人スパイダーが紹介されますが、赤ちゃんだったので危険を避けて地球には帰らず、残ったメンバーが育てたらしいのですが、赤ちゃんいたかなぁ?全然記憶にないので、もう一度前作見直して見ます。

それとシガーニーウィーバーはエイワに助けをお願いしたけど助からなかったのまでは覚えてました。でもまさかそのアヴァターから赤ちゃんが産まれていたとは。

捕鯨反対メッセージ?

巨大で高度な知性を持つくじらのような生物トゥルカンを捕まえるシーンは捕鯨を彷彿させるところがありました。捕まえるにはちゃんとした理由があるんです、それによって、せっかく捕まえても欲しいものだけ取ったらあとは食べるわけでもなく捨てる、といったあたり象牙を取ったら象に用はないと無茶をしていた西洋人の考えそのまんまです。

インディアン、日本人は生物、植物、生きとし生けるものに感謝して大事にその命を使わせてもらうような生活、狩猟をしてきました。ちゃんとした文化として継承されてきました。

鯨は高度な知性を持った哺乳類だから、鯨を捕まえるのはいかん、とかいってやめさせようとされている今の状況がわたしは個人的には反対なんですが、この映画を見て短絡的な人はそういった背景はどこかへ置いといて、ほら捕鯨反対でしょ、と言いそうで嫌です。

最後はタイタニック?

戦いの最後は船がひっくり返る中での戦いで、まるでタイタニック。思わず映画に突っ込んでやりたくなりました。

まだまだ続くよ〜

決着はついたように見えてまだついていません。聞けばまだ3作ほど続編の予定があるとか。出演者、制作それぞれ皆さんの都合あるかとも思いますが、ちょっとこれまでの感覚が長すぎたのでぜひスピードアップして続編を見せて欲しいです。

おすすめ度:★★★★(家族愛、海の描写、映画館でとにかく見るべし!)

よろしければサポートをお願いします。もっと突っ込んだレポートを書いていく足しにしたいと思います。