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アート思考。


図書館で見つけた書籍。「自分だけの答え」が見つかる
13歳からのアート思考末永 幸歩 (著)を紹介します。

中高生向けの本でしたが40代の私が、もしこの本を10代の時に読んでいたら、楽しい思考になっていただろうなと思った本です。

ビジネスだろうと学問だろうと、こうして「自分のものの見方」を持てる人こそが、結果を出したり、幸せを手にしたりしているのではないでしょうか?
じっと動かない1枚の絵画を前にしてすら「自分なりの答え」をつくれない人が、激動する複雑な現実世界のなかで、果たしてなにかを生みだしたりできるでしょうか?

(本書プロローグ「あなただけのかえる」の見つけ方より)

本の紹介文には「こんな授業が受けたかった! 」「この美術、おもしろすぎる…!!」、700人超の中高生たちを熱狂させ、大人たちも心から感動する「美術」の授業!!
20世紀アートを代表する6作品で「アーティストのように考える方法」がわかる!など、キャッチ―な表現をされていますが、とても読みやすくアッという間に熟読しました。


自分なりの視点を持つ

【緑のすじのあるマティス夫人の肖像】

「20世紀のアートを切り開いたアーティスト」と呼ばれるアンリ・マティス(1869~1954)の作品「緑のすじのあるマティス夫人の肖像」を題材に取り上げています。

誰でも「絵」を見なくても、題名から絵の感じがわかりますよね。

20世紀に生まれたアート作品から様々な視点を見てきました。

「自分だけのものの見方」で世界を見つめる

「自分なりの答え」を生み出す

「新たな問い」を生み出す

⇒ 思考プロセス・作法(モノを良く見る。観察する)

アウトプット鑑賞


アウトプット鑑賞は、紙に書きだす、氣付いた事や感じた事とか。誰かとやってみると面白さが増します。相手の氣づきや新たな氣づきを生み、自分だけでは思いも至らなかったようなことまで考えるきっかけに。

【探求の根】を伸ばすことになります。


素敵な本でした。図書館で出会ったので1週間で読んで返してしまいましたが、また借りたい1冊です。

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