モデレーターのコツは興味と修行だと思う
2月4日でWorld Cancer Week 2024が無事に終わりました。応援してくださった皆さま、会場に来て下さった皆さま、オンラインで見てくださった皆さま、スポンサー企業の皆さま、様々な形で応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました！皆さんのサポートのおかげで無事に終えられました。
このnoteの音声ver.はこちら。聴いてね。
今年は共同代表理事という立場でWorld Cancer Weekを迎えたんですけど、やっぱりこうなんて言うんでしょうね、プレッシャーといいますか、重み、みたいなものがかなりありました。
一緒に共同代表をやっているエリナや直人はずっと代表やっているんですけども、こんな気持ちで日々を過ごしているんだなって思うと、すごいなぁって思いますよね。イベントの帰り道でエリナと話をしたんだけど、常に頭の端っこにCancerXのことがあるよねって言ったら、端っこじゃなくて真ん中でしょみたいな話になって。
プレッシャーや重みって書いたけど、これは言葉で表現するのが難しくて、CancerXメンバーの想いやたくさんの人の想いがあるので、守らなければいけないものがあるし、メンバーそれぞれの想いもサポートするし、これからも実現できるようにしたいなと強く感じている部分ではあります。
「がんと言われても動揺しない社会」をつくるってところは、僕も代表の立場として、もっと声出してやっていかないとな、ってすごく感じています。シンクハピネスの代表でやっているような動きはまだCancer Xでは出来ていないんだけど、姿勢としてはそこに近いものをすることが自分の役割なのかなとは思っています。
本当に多様なメンバーがいるから、日々の色んな場面でメンバーの顔が思い浮かぶんですよね。この状況は、あの人だったらどうやって動くのか、あの人だったらどうやって判断するのかなとか。CancerXに関わってから5年と少し経ちましたが、メンバーから新しい気づきをたくさんもらっています。僕のCancerXの共同代表理事としての姿勢の話については、またの機会に話ができたらと思っています。
で、今日は食と栄養のセッションの話をしたいと思います。今年は、食と栄養、スキンケア、社会のセッションに多く関わり、食と栄養のセッションではモデレーターをしました。久々の現地開催だったわけですが、僕はやっぱり対面の方が好きですね。オンラインだと人の顔が見えないっていうのがすごく嫌で、参加者の顔を見ながらお話できるし、反応悪いなと思ったら少し話題変えなきゃなとか、その辺を調整ができるので、やりやすいなーってすごく思いました。
振り返ると、面白いセッションになったんじゃないかなーって自分の中では思っています。久しぶりの現地開催の1発目のセッションということもあり、多分お客さんも緊張してるしスタッフも緊張してる状況だったんで、そこを和らげるようなセッションにしたいなと思って臨みました。 食と栄養のセッションは、いつも柔らかい雰囲気でやろうと心がけているんですが、今年はより意識してやりました。 モデレーター良かったーなんて声をかけてくださった人も何人かいて、すごく嬉しかったです。中には前から僕のことを知っている人もいて、当時の僕のモデレーターの下手くそさを知っている人だから尚更嬉しいですよね。 今でこそ、なんとなくはこなせるようになってきましたが、数年前は全然ダメだったんですよ。司会として回すのは問題ないんだけど、モデレーターとして話を回すのは、めちゃくちゃ下手くそでした。だから、フラットスタンドで自分でトークイベントを開いて練習をしていたんです。会社のスタッフにも参加してもらって、終わった後にフィードバックしてもらうことを繰り返していました。 すごく嫌だったけど笑。 でも、自分のフィールドで練習しつつ、外でやってみるを繰り返していると、なんとなーくこなせるようになってくるものです。 僕がコツを話すのはおこがましいですが、今思うことは興味を持つことが大事。自分が興味を持って、いかに自分の言葉でそれを話せるか。それに疑問を持てるか。最近企業研修とかで話をすることですが、自分を主語にして語れるかですね。上っ面でやっていると、ふわっとしたセッションになってしまうので、聞いている人にはすぐにバレちゃう。この人適当だなーって。 今回の現地セッションのアーカイブ配信はないんですが、グラレコがあるので貼っておきますね。あとは、一緒に登壇してくださった、大友明子さんがnoteを書いてくれているので、それもシェアしちゃいます。
和やかなセッションでありつつ、医学的な視点も入れて、当事者の言葉や家族の言葉、食を提供している方の言葉が、そこに入ってきて、バランスが取れたセッションになったのではないかと思います。
ということで、今日はWorld Cancer Week 2024終わりましたよという報告でした！
そして終了報告もプレスリリースとなりましたので、良かったら見てくださいね。
ではまたねー。
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