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模様の話ー猫の柄(模様)ー

柄と模様ってなにが違うんだろう?
豹柄と水玉模様。
書かれているのがちゃんとした円なのかそうじゃないかの違いくらいしかない気がする。

調べてみたら、模様とは図形とか工芸品へ入れる挿し絵とかの大きなくくりだそうだ。
そしてその中の一部に柄が含まれ、なんとな~く布製品にあしらわれるものを指すらしい。

豹の毛皮は1993年に「種の保存法」で指定されるまでさかんにコートや服飾製品に使われていたから、余計に豹柄という言葉が残っているのかもしれない。

じゃあ猫の毛色は柄なのか模様なのか?
調べてみたら猫柄図鑑という本もあったが、特にどちらと断定されている訳ではなさそうだ。
ペットショップも柄や模様ではなく毛色で検索出来るようになっていたので、多分どちらともないんだろう。

猫は昔こそ三味線として使われていたけど、猫を○○模様というのならベンガルのような豹柄の猫がややこしいから柄というのが正解かもしれない。
しかし、猫の毛はよくよく見てみると根本と先で色が違っている。
アグーチ遺伝子のせいで毛の一本一本が地層みたいに模様になっていて、それによって毛色に特色が出ているらしい。
なので猫を柄と定義したら、その柄は模様から出来ていることになる…???
ややこしい、だから皆あきらめて
猫の柄(模様)の違いとは?
みたいなタイトルでブログ書いてるんだろうな。


そういえば、中学生の時「縞模様の服はモテない。」みたいな噂話が流行った。

今でこそボーダーというけど。当時はそんなにおしゃれな言葉を知らないから、そこそこ説得力のある噂話に感じて着るのをやめた。

それが根も葉もない噂だとしても、未だにボーダーを着るときふと思い出す。

ウン十年前の記憶でもこんなに印象に残ってるんだから、アイヌの人々が模様を纏ってお守りとする風習もなかなか効果があったのかもしれない。

日本で言うとそれが家紋に当たるのかな?
先祖のお守りとして家紋を背負って生きるのもありかもしれない。

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