心の器を広げる方法

こんにちは。あきのくれです
今日は、【心の器を広げる方法】というお話をしていきます。
これは20代後半のときに考えたことがあるお話です。その時は良い答えは見つかりませんでした。

【心の器】ってとっても抽象的な表現でよく分からない表現ですよね。

実際よくわかりません。ですが、こういえば、なんとなくわかるのではないでしょうか


【自分の心の器・キャパシティが小さいと、身の回りに起こる出来事や理解できない人にすぐ反応してしまい、張りつめてしまい、余裕がなくなる。簡単に言えばすぐ怒る】

つまり、自分が許せる範囲というのが心の器と言えると思います。
そこから外れることは、許せなかったり理解不能…と位置付けてしまいます。

例えば、心の中に1つのコップがあるとして、そこに水を入れるとします
200mlのコップだったら、それ以上の水が入ってきたらコップから水があふれてしまいますよね
これが、理解不能であったり許せなかったりする出来事です
この水があふれてしまうと怒ったり、自分が落ち込んでしまったりと、いいことはありません
この水があふれないようにはどうしたらいいのか?三つ考えられます


① 定期的に水を捨てること
これは、簡単に言えば気分転換すること
普段は気にならないことでも、他にストレスがあったりすると途端に気になるようになるのは、他のストレスによりキャパシティが減ってしまっているから。 だから、定期的に溜まった水を捨てることが必要です


② 必要なものだけを入れる
不要なものや、興味のないものにはそもそも関わらないこと
例えばYouTube動画配信の仕方・ブログ配信の仕方などなど、自分に必要な情報だけ取り入れる。
または、嫌いな人とは一切付き合わない。など


③ 不要な部分だけを取り除いて入れる
ちょっと高度な技ですが、例えば、コロナという情報があったら、その中で感染者数だけ入れるなどです。

これが最もお勧めしたい方法です。必要なもの以外は要らないという考え方に似ていますが、違うことは、例えば、この人は厳しくて、遊びまくっていて、優しいとします。
特に厳しいところが目が行って嫌になったとすると、それだけでその人とは付き合わない。というのが2つ目に紹介した考え方です。

しかし、この3番目の考え方は、この人は「優しいところがある」という部分をリスペクトします。

それぞれの欠点と利点を考えます。

定期的に水を入れることの利点は、とても簡単であることです
疲れたな、とかイライラするな…と思ったら、休みを入れたり気分転換にどこかにでかけることです
欠点というか、難しい点は、そのタイミングが自分では分かりにくい事ですね


我慢しているうちに気付いたらキャパシティをオーバーしていて、あるとき爆発…なんてことになりかねません
また、頻繁に気分転換ばっかりするのも実はよくない。
後の話に繋がりますが、心の器を広げるには、ある程度の忍耐力が必要なため、ちょっとストレス感じたら休憩なんてやっていたら、忍耐力は付きません

必要なものだけ入れることの利点は、自分にかかるストレスが少なくなります。
欠点としては、それ以外の情報には無頓着であったり、こう、あの人はとっつきづらい…といったイメージを持たれるかもしれません。要は好き嫌いがはっきりしている人。
それ自体は悪いことじゃありませんが、場合によっては敵対することもあります

不要な部分だけ取り除いて入れるという方法

これができるとどうなるのかというと、厳しくて遊んでばっかりで、でも優しい。
そういうところが良いから、寛容できるようになります。そこが利点です。


欠点としては、非常に難しいです。
相手や情報をよく見る必要があるため、時間がかかりますし、忍耐力が必要となります
あるいは、深追いはせずに、広く浅い知識になる場合もあります。人間関係でいうと八方美人的になるかもしれません


さて、このように3つほど挙げてきましたが、向き・不向きがあるため、どれが一番いいとは言えません。
どれかひとつの方法だけを使う、というわけではなく
場合によっては、不要なものとは関わらない。
場合によってはちょっと分析してみて、良いところだけをかいつまんでみる
そうして、たまってきたら、リセットする…

このように3つの方法を場合によって使い分けるのが理想だと思います。


しかし、これらの方法を実施したとしても、元のコップが小さかったら、どんなに頑張っても頻繁に水を捨てなければいけなくなります。
心の器を大きくする方法はあるのでしょうか?
例えばパソコンのメモリを増設したり、ストレージを増やすように、コップから大ジョッキ…またはタルなど、大きい心の器を作ることは可能なのでしょうか?

結論。可能です
ただし、時間がかかりますし、忍耐力が必要です


心の器の大きい人は、許すことができます。すぐ怒り出したりしない。
しかし、実際に怒りを感じていないのかというとそういうわけではない。

心の器の大きい人はこう考えます
「自分が居てもいいように、理解できないあの人も居てもいい」
そういう風に考えるようです。
先ほどお話した3つ目の方法。不要な部分以外を取り除くに近い考え方です。

怒りを感じても必要以上に相手と対立しませんし、かといって、自分を押し曲げて卑屈になったりもしない。
そうなるためにはどうしたらいいのでしょうか?


そこが20代の後半の時には分からなかったのですが、
やはり、認めることです
自分の失敗も、苦手なあの人のことも認めるということ

認めることができたら、今度は、どこが良いのか見つけること

あの人は優しいとか
失敗でしたら、自分のどこが悪くて、それは自分がどうしたかったからか

3番目の不要な部分を取り除くに近いことです。

そうすると、人や出来事を冷静に分析できますし、次第に許容できることが多くなっていきます

そうしていくうちに少しずつ心の器の大きい人になっていくのではないかと思います。


ちょっと難しいですが、試してみてください
「あの人は嫌だけど、ここは良い」そこから始まります

もし、それをやってきても、今パンクしそうなら…今のこの状況はあなたには合っていないのかもしれません
これは、余談です。

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