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変化と進化を続けること

リモートワーク、在宅勤務、テレワークという言葉が日本中に浸透するとともに、その必要性が現実に叫ばれてきた。
企業はもとより個人で働くフリーランスの人たちにも社会情勢に応じた何かしらの変革が急務となっている今、これからの企業や個人に求めれられていることを改めて考えてみようと思う。

※数年前から既に話題となっていることが含まれるが、あくまで再確認と言う意味で、短くまとめてみた。

今企業に求められること

①成果の出ない行為(コスト)の見直し
②ITに関する知識や技術

①成果の出ない行為(コスト)の見直し
いつまでたっても成果が出ないということは、それ自体見直しが必要なことと言うことができる。
また、感情的なことや、数値化がかなり複雑になることがあることも理解が必要。
いくつか挙げてみよう。

"出社の必要性"
言わずもがな。
実際出社してもしなくても成果が変わらないのであれば、通勤手当というコストが必要なくなるし、何より満員電車や交通渋滞などの通勤に関わるストレスなどがなくなる。
一方で、在宅勤務となった場合は、勤怠管理やPC等のインフラ環境、情報セキュリティの維持などを考慮しなければならない。

今後は出社する場所すらなく、好きな場所で働くといった企業も多くなってくるのではないか。


"会議の必要性"
全ての会議が必要ないと言うつもりは全くないが、改めて見直すべきことの一つと言える。
・同じ場所で顔を合わせてする必要があるか
 →わざわざ移動して来る必要はなく、オンラインで済む。
・参加する人員は最適か
 →参加人数分のコストがかかっている。
・設定時間は最適か
 →脱線して時間が延びていないか。適切なファシリテーターはいるか。

最近では「雑談」の重要性が高く、成果に繋がるのではないかと思っている。
会議は固く、企業文化によっては何かしらの圧力がかかることがあることに対し、雑談は気軽で、『人そのものと向き合う』ことで課題解決に繋がり、成果が期待できる。
(そもそも、意思決定者と雑談し、即決で行動に移すことが最速なのでは。)


"研修の必要性"
企業であれば、年に数回もしくは月に数回にわたり、研修たるものが開催されているが、何のために開催しているかを今一度考えてみることが必要。

・研修を受けたことにより成果は上がったか
 →受けることが目的となっていないか。
・受けた後どんな変化があったか
 →数値化でき、成果は上がったか。
・コストに見合った成果が期待できるか
 →かかった費用以上の成果が数値として見込めるか。


研修は「受けさせる」では、ほとんど意味がないと思っている。
できることなら、個々人から◯◯のために研修を受けたい。と主体性を持って受けるようにすることがベスト。


②ITに関する知識や技術
前述した①を実際行動に移す際には、ある程度の知識や技術が必要になってくる。
IT化は今後更に進み、今以上のスキルが求められることは間違いないと思う。
※私自身専門家ではないため、調べたりするきっかけになれば嬉しいです。

"在宅環境の整備"
今やPCやタブレット等の端末が一台でもあれば、①""内のことはほぼ可能となっている。会社側がPC等を用意したり、その他必要な環境を考慮する必要がある。

※厚生労働省のサイトがあったので、リンクを貼っておきます。
<自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_01603.html

・勤怠管理
SaaSなどのクラウドシステムを活用することにより、打刻、シフト管理、給与計算など価格に応じたシステムを構築することができる。
・会議等の打ち合わせ
何かと話題となっているzoomやMicrosoft Teams、Google Meets、古参のSkypeなど、自社に合ったツールを使用すれば、WEB上で完結することができる。
・研修等
前述のツールを使用して、自社開催だけでなくtoC向けにウェビナーを開催することにより、新たな市場が創出されてきている。

最後に

目まぐるしい進化を続けるクラウドサービスを使うことによって、事務系の仕事の数多くが働く場所を自由に選べる働き方ができるようになった。

今回記載したことはほんの一握りで、各企業は数多くの意思決定を求められる状況に、頭を悩ませながらも前に進まなければならない。

時代の流れに淘汰されることなく、変化と進化を続けることが今後の命運を握ることになる。


#これからの仕事術

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