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FX分析記録/2023年7月3日(月)

2023年6月30日の振り返り

日本時間に145.073円付近まで到達した後、ヨーロッパ時間開始前までに144.441円まで下落。

ヨーロッパ時間開始すると反発、前日6月29日の最高値である144.891円まで上昇した後、利食い売りおよび経済指標発表前の調整で下落。

前々日6月28日の最高値である144.599円付近でもみ合った後、アメリカ経済指標発表の結果によって下落し、144.599円をブレイクした後、27日の最高値である144.245円まで下落。

144.245円に利食い買いで144.599円まで上昇した後、再度下落し144.245円で取引終了。

6月30日のアメリカ経済指標

Yahoo!Japanファイナンス-経済指標

2023年7月3日(月)のFX分析

FXチャート

2023年7月3日(月)には8時50分に日銀短観が控えており、22時45分には「06月 製造業PMI(購買担当者景気指数)」、23時には「05月 建設支出[前月比]」と「06月 ISM製造業景気指数」が控えている。

ケース1

日銀短観の結果が良い場合、ドル安円高によってドル円は143.871円付近まで下落後、利食い買いおよびアメリカの経済指標発表前の調整によるもみ合いで144.243円まで上昇後、もみ合いにより143.871円まで下落、アメリカの経済指標の結果が良ければドル高円安に振れて143.871円を反発上昇、悪ければドル安円高で143.871円をブレイク下落

ケース2

日銀短観の結果が悪い場合、ドル高円安によってドル円は144.599円付近まで上昇後、利食い売りおよびアメリカの経済指標発表前の調整によるもみ合いで144.243円まで下落、アメリカの経済指標の結果が良ければドル高円安に振れて144.243円を反発上昇、悪ければドル安円高で144.243円をブレイク下落

2023年7月3日(月)の結果

144.245円から144.421円まで上昇するも、日銀短観の結果が良かったことから、9時よりドル安円高で下落した。

  • 米10年債利回りの上昇およびは3.83%前後の高水準

  • 日経平均株価の強含みによるリスク選考の円売り先行でドルや欧州通貨の押し上げ

しかし、上記要因により、144.245円まで値が戻った後、反発して上昇。

6月29日の日本市場の最高値である144.679円付近まで上昇後、時間外の米10年債利回りがマイナス圏に転じた影響で、144.421円まで下落。
しかし、対豪ドルやカナダドルを中心にドル高に傾いたことからそれにつられて14時30分からドル高円安で上昇、17時15分には144.891円まで上昇。

上値の重さが嫌気、145円を意識した売りの強さもあり、144.891円から下落し、144.542円に推移。
その後、144.542~144.891の間を推移した後、NY外為市場に突入。

  • 先週末高値の145.07円がレジスタンスラインとして意識される

  • 米2年債利回りの上昇幅が4.90%台まで縮小したことによる戻り売り

上記要因による下落し、144.421円まで値が低下した後、22時45分の06月 製造業PMI(購買担当者景気指数)が予想下回り、23時の米6月ISM製造業景況指数の予想も下回ったことで、ドル売り優勢となり下落、144円割れの143.982円となる。

しかし、押し目買い意欲が強いことから、長い下ひげ陽線により、反発急騰。7月3日の最高値まで戻る勢い。

参考文献

ザイFX!トップ-FXニュース(2023年7月3日分)
Yahoo!Japanファイナンス-経済指標