『勝間式ネオ・ライフハック100』の効果

去年の終わり頃、勝間和代さんの『ネオ・ライフハック100』(KADOKAWA)を読んだ。
その頃の私は活力が低めに安定していた頃だったので、真逆そうなこの人の書いたものでも読んでみるか、と思ったのだった。
どこから読んでも良さそうだったで、つまみ食いのように美味しそうなところから読んでみた。
キャリアなどとは無縁な私が勝間さんの著書を読むような日が来るとは・・これもコロナの影響もあると思う。
コロナで引きこもる → 経済も停滞している → 日本にこれから成長なんてあるのか、と懐疑的になる → ポジティブに生きる系の本なんて必要なくなったじゃん → 丁寧に暮らす系の本にはしる → さすがに飽きてきた → コロナ以前の世界ってどんなだっけ? → (本屋にて)あ、勝間さん・・、って感じ。
だいぶ前だと記憶しているがこの方の信者たちのことを「カツマー」って言っていたな。。

勝間さんのことはテレビで見た時の印象しかなかったのだが、この本を読んだところ超絶行動派であり、仲間を作るのが上手であり、新し物好きで、好奇心旺盛で、いいと思ったこと・やりたいと思ったことは何でもやってもる、実はうっかりやさん、という方だという事がわかった。「やっぱりね」というところと「へ〜意外」という多面的な人だという事がわかった。
「へ〜」の方は利他心を持つ、ということを第一の価値観としている、というところ。あとは意外に健康的な食にこだわりがあるというところ。食については食事の本も出して、料理教室まであるらしい。私が何も知らなかっただけなのだろうが。

この本では「人生の幸福度を上げて自由な未来を手に入れる」ためのヒントを100個教えてくれている。自分とあまり関係なさそうなところは読み飛ばしたりしているが、響いた項目のところに付箋をつけておく。

「自分がなりたい人と長く過ごせる環境を整える」
「3分以内でできることは積み残さずにやる」
「起きていることは全て正しい」
「仕事よりも家事に力を入れる」
・・・・・

項目のタイトルを記しただけだが何か座右の銘にでもなりそうなくらいだ。「3分以内に〜」など読んだその日から実行した。即座に(プチ)自己変容がおこったのだ。すごい。これだけで読んだ甲斐があったというもの。1500円(税別)で。
おかげで徐々に私も活きいきが戻ってきて今に至る。
コロナ禍であっても季節はかがやく春に向かっている。こんな時期にヨレヨレの状態のままでいたくはない。あ〜何か新しいこと始めたい!
勝間さんの言葉であっさり上向きになった私。ペンはサプリより効果ありだ。

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