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燃えよデブゴン TOKYO MISSION

ドニーがデブゴンを演じるらしいというあやふやな情報を得て見に行ってきました。
ネタバレにならないよう僕が映画を見に行く前にはできるだけ情報を入れないようにしています。
それでいてここに書く内容はほんの少しのネタバレを含む(あらすじに関わらない程度)のでご了承ください。

そんなわけで燃えよデブゴン。
結論から言うとサモハンのデブゴンとは全く違うお話でした。
しかし、サモハンのデブゴン以上に面白かった!
近年のドニー主演作では一番面白かったです。
簡単に言うと特殊メイクでデブになったドニー・イェンが繰り広げる80年代の雰囲気も感じるラブコメドタバタカンフー。
ドニーがデブメイクをしていることもあり、ドニー特有のナルシスティックなシーンが無いのがまず良かったw
ドニーかっこいいんですけどナルシストシーン入ってくると個人的に萎えるんですよね(^^;)
それが無かったので最初から最後まで素直に見れたし、脚本から演技から全部良くできていて、バリー・ウォン史上一番面白かったかもしれませんw
バリー・ウォン出てるし。

監督が谷垣さんなのも良かった。
ドニーアクションの全てを知る男であり、ご自身も80年代香港映画への愛に溢れる方だからこそ、ノリが完全にそれでした。

何より素晴らしいと思ったのは、この映画はカンフー映画に興味がない人が見ても絶対に笑えるものに仕上がっていたということ。
そしてカンフー映画マニアが見れば、要所要所に出てくるオマージュなどにニヤリとでき、さらに深く楽しめるものになっていたということ。

いやもうね、ほんと面白かったんですよ。
映画館であんなに笑ったの久しぶりです。
シベ超以来かもしれないw
もちろんシベ超よりわかりやすいですよw
難しいこと一切考えないで最初から最後まで安心して見れるエンターテインメント。
馬鹿馬鹿しいんだけど、だからこそ面白いというやつ。

やっぱりドニーは凄いですね。
コメディもいけちゃうんだから。

と思ったんですがよく考えるとドニーのデビュー作「ドラゴン酔太極拳」はコメディでした。
そして日本で公開された時は「女デブゴン」の言葉がタイトルに入っていました。
それも不思議な縁なのかもしれません。

とにかくおすすめです。
家族と、友達と、恋人と見て欲しい映画。
きっとその仲が深まりますよ。
もちろん一人で見ても、カンフー映画に対する愛が深まるので問題はありません!

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