飛行機内で見た映画達
長旅でした。6時間乗ってトランジット後に4時間。帰りはその逆。機内では読書もしましたがずっと読書でも疲れる。というわけで映画を4本見たのでその感想などを備忘録として。
1、怪物
こちらは気になっていて映画館へ行こうと思っていながら多忙で見れなかったもの。
同一の出来事を多角的な視点から描かれ、世界れが入れ替わっていく形。
正義は人によって違うし、悪いことが起きたとしてもその原因が誰にあるかなんて一言で結論は出せないという当たり前でありながら普段なかなか気づけないことを再認識させてくれる映画でした。
2、ヴィレッジ
こちらは逆に何が悪で何が善かわかりやすく描いていながらも、主人公がそのどちらも内包し、結果一言で結論なんか出せないよねという話。
只管暗い。
3、こんにちは、母さん
山田洋次、吉永小百合というと男はつらいよを思い出す。
大泉洋は現代の寅さんなのかもしれない。ただ寅さんはフーテン、わかりやすくいえばテキ屋。大泉洋演じる主人公は大企業の部長とまるで立ち位置が違う。
しかし巻き起こるドタバタ劇には大差が無いのかもしれない。人生なんてそんなももかもしれない。
4、金の国 水の国
こちらは大変わかりやすいお話。きっとこうなるなと思った通りの展開になるのだがそれが心地良い。
主人公がイケメンではなくヒロインが美女ではないところが現代的。でも最終的に美男美女に見えるのは、二人の心が美しいから。
というわけでどれもなかなか面白く、観て良かったと思えるものばかりでした。
実はもうひとつ観たというか途中まで観て面白くなさすぎて辞めたのがありました。
でもそれ人気作でシリーズ化もされている洋画でして、何を面白いと思うかが人それぞれだなと当たり前のことを再確認したのでした。
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