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お取り寄せカレー(桜井食堂)

人気バンドDragon Ashのドラマーである櫻井誠さんは音楽のみならず料理に対しても造詣が深く、レシピ本も出版している程です。
本を出しているからと言って料理が上手とは限らないじゃないかと思うかもしれませんが、間違いなく上手です。
僕は彼の作った麻婆豆腐を食べたことがあるのですが、めちゃくちゃ美味しかった。
そんじょそこらのお店よりも確実に。

僕がレギュラー出演しているフジテレビNEXTの「スパイストラベラー」のメインMCでもある櫻井さん。
ここからはいつもどおりサクちゃんと呼びましょうか。

そのサクちゃんの桜井食堂が、音楽フェス用にと作った特製チキンカレーが冷凍カレーとしてお取り寄せできるんです。

ただ湯煎するのではなく、ある程度解凍したら鍋に移し、そこで温め、同封のマスタードシードをタルカ(油でスパイスを熱して香りを移し、その油とスパイスをカレーにかける)するという一手間があるのがこだわりであり、また、その一手間が非常に楽しいです。

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タルカする際にはマスタードシードが焦げすぎないように注意をしましょう。
そこだけ注意すれば後は難しくありません。

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まずは普通にご飯と一緒に食べました。
タルカの意味がしっかりとある香り。そしてマスタードシードのぷちぷちと弾ける食感がたまりません。
ココナッツベースのカレーは南インド的でもあり、しゃばっとして軽やかな口当たり。
チキンもごろごろとたっぷり入っているのが嬉しいです。
ご飯がモリモリと進んでしまうカレー。
美味しいなぁ!

アレンジレシピも同封されていたので、それに書いてあったものも作ってみました。

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カレースパゲティは茹で上げたパスタにバターを絡め、このカレーをかけるというもの。
これまた美味しい!
バターを絡めるのがポイントですね。それによってほんのりと濃厚になり、パスタとカレーをバターが見事につないでいました。

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最後にカレードリア。
ご飯にカレーをかけてピザ用チーズをかけて焼くとレシピにはあったのですが、ピザ用チーズが無かったのでスライスチーズと粉チーズで代用。
それに生卵も真ん中に落としてオーブンで焼きました。
するとよりオーセンティックな焼きカレー感が出てきて実に満足度の高いものとなりました。

このカレー、そのままでも美味しく、上記のようにアレンジも可能なのですが、チーズとの相性が良いですね。
カレースパにした時も粉チーズかけて食べたんですが相性良かったですしカレードリアは言わずもがな。

夏フェス用に作ったカレーということで、機動力が落ちないように重くないカレーを作ったとサクちゃんは語ってくれました。
確かに。
このカレーを炎天下の夏フェス会場で食べたなら、美味しくてテンションはしっかりと上がりながら、重くないので食べ終わってすぐに好きなアーティストのライヴ会場へ走れるでしょう。
楽しいなぁ。

ドラマーとしても料理人としても一流です。

現在はコロナ禍の中で生産ラインがストップしまっているそうですが、きっとまたどこかで食べられる時が来るはず。
どこかで桜井食堂のカレーを見かけたら、必食ですよ! 


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