4日目「運動」

こんにちは。akineです。好きな時間帯は東雲、嫌いな時間帯はその5時間前くらい。

やったこと

 ちょっと持久力がないなと思って、今日は走り込みをしてみた。HIITというやつがいいらしいので、やってみた。これは、20秒全力で運動して、10秒のインターバルを挟み繰り返すというものだ。これを8回行う。
 今は便利なもので、それ用のタイマーアプリがある。広告がないタイプのアプリであることもとてもうれしい。アプリはタイマーを起動しながらもバックグラウンドで曲が聞ける。これも本当にありがたい。
 さて、いざ走ろうと思う。時刻は19時過ぎ。外に出て準備運動をして、あたりを見回す。進む道の左手には畑があるはずだが、明かりの少ない田舎道は暗く、それを見ることはできない。しかし、それで構わない。目的は走ることだけ。散歩やジョグのように周りを楽しむ余裕はないはず。
 そうして、いざ走る。私は、決して足の速い人間ではなかった。最下位しかとったことない。しかし、今は周りに誰もいない。誰かと比べられることなく、自由に走れる。私は私の歴史の中で最も速く走れる。そう信じて、まずは20秒、全力で走る。思えば、全力で走ったのは8年ぶりか。脚の運びも、腕の振りも、きっと歪だっただろう。それでも、私は走る。恥ずかしさは、暗闇が隠してくれる。そうして、私は20秒走りきった。インターバルに入る。そしてすぐに10秒経った。
 あまりに早すぎる。チャーハンの卵が焦げ始める時間くらい早い。そう、10秒というインターバルは休息のためではない。本来出せる「全力」の状態を長く維持するために設けられた間隔である。私はなめていた。HIITは効率が良く、4分で終わる。だから、それさえ耐えればいいと思っていた。
 2度、3度と繰り返すうち、明らかに視界が点滅し始める。酸欠だ。運動不足で心肺機能が弱くなっているのか。けど、それでも、走る。だんだんと脚は鈍くなる。そうなったときは、身体を無理やり前傾させ、また走る。後方から車のライトにあてられたときは、追い抜かれまいと、さらに加速する。車に追い抜かれようと、走り続ける。
 そうして8セットが終わった。本当につらかった。肺が苦しい。ついでに、喉も痛い。もう体を動かしたくない。その場に倒れこみたかった。
 
家に帰るまで15分くらいかかったし、15分経っても肺は痛かった。

反省点

折り返す。
霜月はるかの”祈りの種”は走り込みには向いてない。
覚悟する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?