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第5回織り道体験

本日は5回目となる催しをおこなった。回数を重ねるごとによりよくするための課題が見えてくる。始めなければこの課題を見つけることも超えていくこともできない。まずは体験からはじまり少しづつ機織りに慣れてくると、時間をかけた作品も作りたくなってくる。しかし機織りは織りはじめると途中で外して違うものをスタートすることが難しい。これは大きな問題なのである。


緯糸の準備

数少ない織り機をたくさんの人に体験してもらいたいけど、ゆっくりと作品作りするにはその作品が完成しないと次の作品に移れないという歯痒い現実にぶつかるのである。そこで考えたのは、織りのセクションを分解してセクションごとの体験ワークショップをするということにした、そうすることで
機織りの世界をいろんな角度でも体験できるのではないかと考えたのである。派生して糸を紡ぐ、染める、など繊維に関係することを催しで行うことにした。

新聞の取材を受ける

さらに学びたい人向けに1日集中と2日集中合宿を設けることにした。これなら短期時間で完成までもっていくことができる。織り機を止めてしまうことは事業としても織り機にも申し訳ない。もっとつっこめば3日間4日間と本気の合宿を開催することも可能だ。そこまで成長していくことを約束したい。

機織り道具たち

織り機、シャトルなどたくさんの手道具を使うのだが、最近ではこの子達を作れる職人が減少してしまっている。織り機のメンテナンスなども含め道具のメンテや制作のほうにも力をいれていきたいと思っている。日本の良き文化を後世に残して永久にこの思考を引き継いていきたいものである。

完成した作品のほつれ止め

完成した作品を丁寧に仕上げる様子、ひとつづつ結んでいくのだけどその作業もまた心地よい。ただひたすら結んでいくという作業にどこか心が落ち着いていく。完成を楽しみにしながら。完成したものはいったい何に使われるんだろう、花瓶敷き、器の下にアクセント。壁にかけてつかうインテリアもありだろう。使い方は人それぞれいろんな角度で考えよう。



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