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”自分を知る、仲間を知る" ライフログキャンプ vol.1(設計編)

やっとこさ時間が取れたので、1月に実施した全社員研修(ライフログキャンプ)について、何回かに分けて書きたいと思います。

昨年12月経営ボードから「ぜひあきなにやってもらいたい」とオファーをもらい、3ヶ月に一度の全社員研修をプロデュースすることになりました。

「今のCRAZYにとって必要なものはなんだろう?」という問いから始めた研修設計。

私の体感値だけでなく、経営ボード、メンバーにヒアリングをして現状を把握。

<POINT1>
研修もイベントも"文脈"が大事。
前後の文脈や、ストーリーのない研修やイベントは
ただの沸騰ツールに終わる。

ただ盛り上がるだけ、ただインプットするだけの研修ではなく、組織の課題を解決し理想に向かう時間にするために、今回はかなり無理言って1年以上ぶりに全社員で宿泊キャンプをすることを決めました。

組織はいつだって課題があるもの。理想実現の為に一つ一つ向き合う必要がある。今回、私は組織課題と研修目的を下記の4つと置きました。

【組織課題】
・組織のエンゲージメントが下がっている
・他部署、他チームとの繋がりの希薄化
・自分を客観的に見つめられてないことによるキャリアへの迷い、不安
・個人とCRAZYとの分離

【研修の目的】
・ビジョンの体感を通じて、CRAZYにいる意味を一人ひとりが再認識する
・自分を知り、仲間を知る
・人生レベルでの深い対話をする
・仲間との共通体験

全社員でビジョンを体感し、自分のシゴトやこの場にいることを誇りに思える合宿にすると決めて、早速有志のプロジェクトメンバーを募り数日でガガッと準備を進めました。

ちなみに私が絶対に譲らなかった条件は「80名が宿泊出来ること」「キャンプ」であることと、「キャンプファイヤーができること」(真冬に!)

日常から離れ、自然を感じられる場所でしか得られない経験がある。苦労しながらみんなで御飯をつくって、夜は火を囲んで語り合う、その情景を鮮明にイメージしていました。

<POINT2>
プロデューサーに求められるのは、
コンテンツアイデア以上に、ゴールイメージ。
一人ひとりの表情を思い浮かべ、
みんながどんな会話をしているかを想像し、感情を設計する。

何とかいろんな人の力を借りて、価格交渉をして、予算内で全ての条件がそろう会場と移動手段を手配し、全社員に告知をしたのは12月21日。

実はみんなのワクワクと主体性を高めるために、1月6日までに計3回のセットアップ(プロモーション)を行いました。

まずは全社員にINVITATIONメールを送付!

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こんな感じです。

”文脈"を感じてもらえるように、事務連絡だけでなく、コンセプトと背景にある想いをしっかりのせて告知することから始めました。

<POINT3>
社内イベントの成功を左右する事前プロモーション!
これをちゃんと考えて実施している企業は極めて少ない。
参加者の主体性と参加意欲を、
どれだけ事前に高められるかがとっても重要。

ということで、社内研修の骨子を設計する時のポイントをまとめると下記の通り。

<社内研修設計のポイント>
①"文脈"をデザインする
研修もイベントも、前後の文脈や、ストーリーのない研修やイベントはただの沸騰ツールに終わる。
②感情設計を行う
必要なのはコンテンツアイデア以上に、ゴールイメージ。
一人ひとりの表情を思い浮かべ、どんな会話をしているかを想像し、感情を設計する。
③事前プロモーションの実施
社内イベントの成功を左右する事前プロモーション!参加者の主体性と参加意欲をどれだけ事前に高められるかが力の見せ所。

ということで、次回は研修当日に向けて年末に全社員に取り組んでもらった「宿題」など、具体的なコンテンツについて書きたいと思います。

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