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なぜみんな写真を撮るんだろう

お客様からいただいた言葉です。「あーあーあーあーあーあーあ」確かにね疑問に思うよね。わたしもそういえば「そんなこと思っていたわ」って懐かしくなったんだけどね。そのお客様は「かわいい」って言ってもらえるのが嬉しいからかなって推測してくれたんだ。確かに芸能人でもない、起業家でもない、でも写真を撮るってことはものすごく不可思議だよね。

私の撮影のきっかけは小木曽絵美子さんの100人撮影だった

当時ね、えみさんのお誕生日としてね、『100人撮影をプレゼントします』という企画を発表していて、それをあたしは高橋あいさんという恋愛コンサルタントの方からのblogで知ったの。当時の私はとても夫婦関係で悩んでいたからよくブログを読んでいたんだ。あいさんを撮っているえみさんに『写真を撮ってもらえるんだ』と思ったんだけどね、当時無料というのが信じられなくて、受け取れなかったんだよね。なんか壺売られそうみたいな感覚だった。(もちろんえみさんはそういう方でないということを後々知るのだけどね)迷っている間に埋まってしまった。その時になぜか『まぁいいか』で終われなかったのよ。やっぱり撮られてみたい想いが募ってしまい、100人撮影後の継続フォトセッションの体験版で撮られに行ってみた。

子供とでもなく家族とでもなくただひとりで撮られる時間

私は保育園に預けて、写真を撮られにしかも岐阜県までいくことにものすごく罪悪感を感じていた。ママが仕事でもないのに、県外に出かけて写真撮られて帰ってきてそして保育園にいくなんて、なんて悪いことをしているんだろうと思ったんだよね。思い返してみたら、あたしは子供を産んでから自分の時間なんて取ったことがなかったのだ。

ママは自分の時間を持ったらダメ

だってママだから

子どもを最優先にしてあげないとかわいそうだ

そういう世界観で生きてきたから、後ろ髪をひかれる思いで撮られに行ったのだ。私は今からとても悪いことをしに行く。ママとして失格だ。今日から私はママとして失格なんだなって思ったのと同時に、かなりドキドキしていた。もし万が一保育園から電話がかかって「迎えにきてください」ってきたら私はなんて答えたらいい??「仕事です」って言えばいいのか??いやいやそれはウソをついていることになる。「あかんよな」っていう自分との葛藤をしながら電車に乗った。今でも忘れられないのは、そのときに見た外の景色だ。どんどん山奥に入ってく感覚と、今までの生活から離れていく感覚、それが今まで感じたことのない開放感を感じた。ものすごく悪いことをしている感覚で電車に揺られながら、私はとても狭い世界の住人だったことに気づいたのだ。私が出かけるのは、公園か、スーパーか、子育て支援センター、その3つだった。子供もいない旦那もいない、自分だけの時間のお出かけは何年ぶりだろう、もはや浦島太郎状態の私だった

駅に着くとえみさんが待っていてくれたのだ

さぁこの後の展開は次回お届けします♡

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