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「プロビジョニングされていないSIMです」と表示されたときの解決法

開通センターへの電話も済み、四苦八苦しながらANP設定も終わったのに、なぜか回線がつながらない。iPhoneの「設定」→「一般」→「情報」からネットワークを確認すると「プロビジョニングされていないSIMです」と表示されていました。

回線の切り替えは電話だけすればいいのかと思っていたら違うし、格安SIM初心者にはハードルが高かったです。

プロビジョニングとは?

プロビジョン(provision)には「供給、用意、準備、対策」という意味があります。そして、プロビジョニング(provisioning)は通信用語で、ユーザーや顧客に迅速にサービスの提供をするために、ネットワーク関連について事前に準備しておくことです。
 
格安SIMでの「プロビジョニング」は、SIMカードに必要な情報を書きこむことをいいます。つまり、プロビジョニングされていないSIMとは、どこの会社とも契約されていないSIMカードという意味です。SIMカードに契約情報が書きこまれていないため、まだ使えないよ、っていうことですね。

プロビジョニングをするには?

格安SIMヘMNPをする場合、自分のタイミングで回線を切り替える場合がほとんどだと思います。切り替え方法は各社によってさまざまですが、基本的にはサイトからの申請もしくは開通センターに電話することになるでしょう。
 
APNの設定も済ませれば準備万端……と言いたいところですが、MNP開通処理は最短15分という通信会社もあれば、2時間というところもあります。いつ終わったのか、というタイミングがわかりにくいのが格安SIMのネックですね。
 
とはいえ、プロビジョニングの方法は難しくないです。開通処理の時間が経過したら、端末を再起動するだけでOKです。私は開通センターへの電話から30分後に再起動しましたが、すぐに使えるようになりました。呆気ないほど、あっさり開通しました。
 
旧SIMカードが使えなくなってから、再起動して新しいSIMデータを読みこませると、新しいスマホが使えるようになるみたいです。

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