友情結婚について:まとめ

友情結婚について:まとめ

よく質問されることも、特に質問されてないこともまとめました。


・なぜ友情結婚しようと思った?

一人が好きで一人でいたいと思う一方、街行くカップルや家族連れを羨ましく思うことがあったし、このまま一生独身では私は耐えられないかもしれないと思ったから。

また、私の兄弟は誰も結婚していないので、せめて私だけでも結婚して両親を安心させたかったという理由もあった。十代の頃に色々迷惑をかけた恩返しが何もできていなかったし。

それに実家は田舎なので、結婚適齢期の子供が誰も結婚してない家というのは珍しく、親や祖母が居心地の悪い思いをすると可哀想だなと。


・友情結婚活動していた時、相談所やアプリを使っていたか?

私が友情結婚を目指していた時は、アプリや友情結婚相談所のカラーズはなかったので、MILKというサイトに登録していた。

登録だけなら無料だったので、とりあえず登録しておいたら今の夫からメッセージ貰った感じ。


・どのくらいメッセージのやり取りしてから会った?

二人とも婚活し慣れていたこともあって、最初に「よろしくお願いします」みたいなメッセージをお互いに送った後、すぐに「一度会いましょう」という話になった。

結局、実際に会って話をしてみないと分からないことも多いので、さっさと会って駄目だったらさくっと次に行きたかったし、どうでもいいメッセージのやり取りで時間を取られたくなかったので。

婚活してる人だと分かると思うけど、メッセージのやり取りでもある程度の人となりは分かるし「こいつ駄目だ」って奴をふるいにかけて落とすことはできる。でも、そこからさらに相手を知るには、やはり会うのが手っ取り早い。

「どこで会う?」「お店はどこにする?」「待ち合わせは何時?」とか、会うためにはいくつか決めなければいけないことがあり、まずそこで感覚が合う合わないみたいなこともちょっと分かるし。


・出会った後、どのくらいの頻度で会っていた? 

電車で一時間半くらい離れた場所に住んでいたけど、基本は二週間に一回会っていた。仕事が忙しい時は月一回。

誘うのは何となく交互になっていた。前回は向こうが行く場所決めて(「水族館行かない?」って感じで)誘ってくれたから、今回はこっちが行く場所決めて誘うか……っていう感じ。

テーマパークや遊園地、有名な神社仏閣や観光地、水族館やプラネタリウム、アウトレットモールなど色々行きました。でも一番よく行ったのは映画かな。

話の合う友達という感じだったので普通に楽しかったし、最後ら辺は色んなところ行きつくして何して遊ぶか決めるのが面倒くさかったものの(笑)、一ヵ月会わなかったりすると次に会うのが楽しみだった。何か面白い出来事が起きると、早く会ってこのこと話したいなと思ったり。本当に友達感覚。


・出会ってから結婚までの期間は?

結構長いです。結婚しようという話が出るまで3年半くらいかかったかな。実際入籍するまでは4年。

気が合うという事が災いして普通の友達みたいになっちゃったので、逆に結婚の話がし辛い空気があったような……。仲良いがゆえに核心に迫る話ができないというか。初対面の時は結婚の話とかセクシャリティの話とか意外とできたのに、仲良くなるにつれて何か恥ずかしくなってきちゃったという。

なので早く結婚したいという人は、最初に「とりあえず半年(三ヶ月でも一年でもいいけど)定期的に会って、お互い合うようだったら結婚の事考えよう」とか、結婚に踏み込むタイミングを具体的に期間を決めておくといいかも。

あとは「子供は欲しいか」「結婚したら生活費はどうするつもりか」など、結構重要なことをもう最初の顔合わせの時に聞いてしまっていいと思う。一年間会っていたのに、いざ具体的に結婚の話をしたら意見が合わなかった、とかなったら時間の無駄だし、お金のことなんて仲良くなったらより聞きにくくなる場合もあるから。

また、個人的な意見だけど、結婚に焦っていても『気が合うから数か月で結婚』とかはあまりしない方がいいんじゃないかと思ったり。

と言うのも、4年近く友達でいた期間があり、夫の人となりは十分わかった上で結婚したはずの私も、結婚後に「夫ってこういうところあるのか」「こういう人だったのか」と少し意外に思うことがあったし、付き合ってた時は良い人でも結婚したら変わる人もいたりするので、最低でも一年くらいはじっくり相手のことを見極めた方がいいんじゃないかと思う。

本当は泊まりの旅行とか行くと相手の普段の生活が垣間見れたりするのかもしれないけど、友情結婚だとなかなか泊まりの旅行には行かないし。


・夫のセクシャリティ

ゲイです。が、〝普通〟になりたいようで、同性の恋人を作ったり、ゲイの人が集まる場所へ遊びにいきたいという気持ちはないらしい。

仕事の付き合い以外で飲みにもいかなければ、趣味以外で遊びにもいかない真面目な人。

料理・洗濯・掃除など、何でも家事ができる一方、私が家事を手抜きしても、忙しくて総菜ばかりの晩ご飯になっても一切文句を言わないのでありがたい。


・子供は二人とも望んでた?

夫は欲しいと言っていて、私はどちらでもいいという感じだった。なので結婚前に、子供は作ろうということでお互い納得していた。

けれど妊娠出産は女性側の負担が大きいこともあって、結婚後一年以上はこちらに気を遣って夫も子供の話はしてこなかった。

そうこうしているうちに私の方も子供欲しいという気持ちが出てきて、結婚して一年半ほど経ったころに妊活開始。


・子作りの方法は?

シリンジ法。

排卵日付近にやらないと妊娠しないので、海外の安い排卵検査薬も使ってました。

また、不妊治療やってる病院に行って人工授精するという選択肢も候補に入れていた。


・結婚後、仲良くやれているか?

結婚して5年経った今は普通に仲良し。たまにイラッとすることもあるけど、基本的に私は夫にとても感謝してるし、友達として家族として好き。

ただし、結婚直後は結構本気で離婚したいと思うことがあったし、腹立ち過ぎて心の中で夫に暴言吐いてたこともあった。

と言うのも結婚して一緒に生活を始めると、どうしてもお互いの生活習慣が違ったり、価値観の違いが出てきてしまって、それはしょうがないことなんだけど、私の価値観を夫にやんわり否定されたりするとなんだか無性に腹が立った。

違う人間なので価値観の違いがあるのは当たり前。だけど友達と違って、夫婦になると「あなたはそういう価値観なんだね。私とは違うけどいいんじゃない?」で済ませられない場面も多く、どうしてもお互いの意見のすり寄せが必要になり、何とか二人の間で落としどころを見つけなくてはならなくなる。(たとえば子育ての方針が夫婦で違うと子供が混乱するので、それぞれ考え方は違うのに意見を合わせないといけないとか)

その作業がなかなか大変で、夫にムカつくことも多かった。でも5年経った今、その辺りの擦り合わせはもうほとんど終わったので腹が立つことも少なくなった。

最初の頃、夫は自分の価値観や生活習慣を正しいと思っていたような気がするけど、今はなんだかんだで私の価値観に染まってきている。笑

夫の実家の習慣とも私の実家の習慣とも違う、夫と私で作り上げた『我が家』なりの習慣もできあがっているので、意見が衝突することもまずなくて、とても楽。

ちなみに子供が生まれた後も私が夫に腹を立てる場面は多々あった。私が「夫はもっと子供にかまって世話してほしい」と思ってムカつくこともある一方、いざ夫が子供にかまったり世話したりすると、「夫がこの場面で子供にかまうと夜寝なくなるのでかまわないでほしい」とか「夫が子供の世話すると色々大雑把なので、私がやるから世話しないでほしい」とイラつくこともあり、夫にとってはなかなか理不尽だったかもしれない……。

今は子供はもう赤ちゃんではないし、私たち夫婦も子育てに慣れてきて、お互いのやるべきことも決まってきたので、やはり子育ての場面でも今は夫に対して腹が立つことはあまりない。

『結婚して一緒に生活を始めた頃』、そして『子供が生まれた後』という環境が変わる場面では、夫婦は喧嘩しやすくなると思うけど、それを乗り越えたら、うちの場合はまた仲良くやれている。


・義両親との関係は?

良好。きちんとこちらと距離を保ちつつ、私のことを気遣ってくれるのでありがたい。

だけどこれも結婚当初は、「結婚式はしない」という私と夫に対して、義両親が「結婚式は絶対にしてほしい」と言ってきて折れなかったので、ちょっと揉めた。

私は式を挙げるのはかなり嫌だったけど、相手が折れないので仕方なく結婚式をやることになり、「したくないことをさせられ、着たくもない花嫁衣裳を着せられたこと、一生恨む」と思ってた。

でも結婚式以外のことではこちらに対して何か要求してくることなく、普通に優しい義両親だった上、私が出産した時には可愛い孫を抱くより先に私の体調を心配してくれたり、息子より孫より嫁である私のことを気遣ってくれる場面が何度かあったので、結婚式のことは許すことにした。

義両親に何かあったら介護も頑張る覚悟は一応ある。


・お金のこと

結婚しようかという話をした後、具体的に生活費をどうするかを決めた。どちらがどのくらい出すのか、私が妊娠して仕事できなくなったらどうするのか、とか。

また、家事はどちらがするのかも相談して決めた。基本的に仕事量や勤務時間が長くてお金出す割合が多い人はその分家事は免除。仕事量・勤務時間が少なくお金出す割合が少ないなら、その分家事をするという感じで不公平感がないようにした。


・友情結婚して後悔してないか? 

してない。私の場合は本当に結婚してよかったと思うし、今は幸せ。

もちろん他人との共同生活は大変なこともあるし、相手に気を遣うことも腹立つこともある。夫は友達関係だった時は本当に気の合う人だと思っていたし、イライラすることなんて全くなかったけど、やはり一緒に生活するとムカッとすることも出てきたりする。

でも結婚はしてよかった。私の場合は心に余裕が生まれたし、大晦日に一緒に紅白観たり、一緒に出かけたりしていると、自分の家族を作れてよかったなと思う。


・子供を産んで後悔してないか?

してない。これも正直、覚悟していたよりも大変なことが多く、妊娠中は体調不良で地獄だったし、赤ちゃんのお世話は拷問のようだった(我が子は寝ない子だったので、夜一時間ごとに泣き出して私が睡眠不足で死んだり、その他色々、現在進行形でとにかく手がかかる子なので)。

また、私の性格的にも子育ては向いていなかった。具体的に言うと神経質で心配性なので、子供が夜中に暑くて汗かいてないか、逆に寒くないかと気になってしょちゅう起きてチェックしてたりして熟睡できなかったり、子供のことを心配するあまり勝手に神経すり減らしたりしてしまう。

その上、綺麗好きというか汚い部屋で生活するのが嫌なので、育児で疲れていても掃除してしまったりして余計に疲れたり。出産後に助産師さんとかに「ほこりが溜まっていても死なないから、掃除は後回しで休んでね」とアドバイスされたりしたけど、私の場合はほこりが溜まっている部屋で生活することが我慢ならなくて死ぬんだよなと思ったり。

夫も綺麗好きで洗濯・掃除などは手伝ってくれるけど、私の方がより神経質なので「ここ掃除ちゃんとできてない」という場所を見つけてしまって結局自分で掃除してしまうという……。

そういう性格のせいで子育てをより大変なものにしてしまっている。やっぱり良い意味で無神経なところがあるような肝っ玉母ちゃんの方が子育てには向いてると思う。

でも、自分の性格もあって子育ては大変だけど、産んだことを後悔したことはない。

なぜなら子供はクソ可愛いから。宝物。可愛いだろうなと思っていたから産んだんだけど、本当にここまで可愛いとは思っていなかった。育てるのは死ぬほど大変だけど、子供も死ぬほど可愛いので頑張れる。


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とりあえずまとめはこれくらいで、何か書くこと思いついたらまた追加するかもしれません。

もしくは何か質問などあればツイッターの方でいつでもどうぞ。







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