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私がスナフキンに憧れる理由

一つ目の夢

小学生の頃。
将来の夢が沢山あった。
その中でも一番強かったのは魔女になる事。
その当時の夢を実現するためかは分からないがつい最近までタロットリーディングをひたすらやっていた。
魔術、呪い、宗教、オカルト、霊的な事、スピ世界、心理学、東洋占術、西洋占術etc
とにかく興味のあるものは本を読んだり動画をみたり、会って話してみたい人に会える範囲でだけど会ってみたり、セミナーみたいなものを受けてみたり。
やろうと思った事はある程度やってみた。

でも肝心な「魔女になってやりたい事」が分からなかった。
占いの仕事もちょっとやってみたし何人かの占い師に観てもらったし稼ぐためのコンサルを受けてもやればやるほど虚しくなっていった。
鑑定をして困っている人を救いたいなんて大義名分もなく空回りしていたけど年末に

もう稼ぐための占い師を目指すのはやめよう。

無駄についた知識を削ぎ落としてシンプルに自分との対話だけに使おう。

と、踏ん切りがついた。

二つ目の夢

もう一つ魔女になりたいのと同じくらいに憧れたスナフキン。
小学生の時にムーミンを見て、あぁ、こんな人が世の中にいるんだ。リュック一つでどこでも行けるって羨ましいと思った事に始まる。
その後寅さんにも憧れた。
幼稚園の頃からとにかく世界が窮屈で早く自由になりたいともがいていたからスナフキンの出現は私にとって強烈なインパクトを与えた。

自由になりたい。
束縛されたくない。
なんのしがらみもなく、あてもなくフラっと旅に出てフラっと帰って。

自分の根底にある想いがスナフキンと重なる部分があって憧れとなっているのではないかと思う。

そして現在

残念ながら今すぐにやれば良いのだけれど、子育てと飼っている猫たちの世話がまだまだ残っている。
課せられた責任を果たすまではやり遂げないといけないと今はこっそり妄想ミニマリストをやっている訳だが、子育てが終わり猫達がいなくなったその時自由を与えられたら私はスナフキンのようになれるのだろうか?

44歳の節目の日に問いかけてみる

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