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嫌という感情に妙に落ち着いてしまう矛盾


最近とてもラッキーなことに、いい環境、いい人たちに恵まれて仕事をしている。
最初はすごくそんな環境に居心地の悪さを感じていた。
自分には、幸せな環境が似合わないと思ってきたからだ。
ちょっと可哀想でちょっと残念、ちょっと悲しいくらいが丁度いいと思っていた。
友人の結婚式を直前で断ったこともあるし、旅行のお土産を職場の人に配れなかったこともある。
私には結婚式のような幸せな空間は似合わない、お土産を渡して要らないと断られたら怖い。そんな風に思っていた。


この歳になって、自分の喜びや楽しいという感情の表現、渡してみたい愛情、好意を実際に渡すこと。そんなものが、私は苦手なんだと知った。


いい環境やいい人の中が居心地悪かったので、じゃあ何が居心地がいいのかを考えた。
あまり好きではない人やもはやストレスが溜まる人。あまり親切ではない、粗末に扱われる環境。嫌いとわかっていても、無意識がそれらを選んでしまっていた。自分が望むものと、選ぶものに大きな矛盾があった。


ここを方向転換するために必要なことは、喜びを表現する勇気、渡したい感情を渡してみる勇気だと思った。
本当は望んでいる状態に居座れるように。

少し恥ずかしい、自分でぎこちなさがあると感じているが、周りの人は優しく関わってくれている。感謝しかない。


好きなものや居心地のいいものを選べるようになろう。
自分の幸せを受け入れられるようになろう。自分にとっての喜びや、賞賛の言葉、そんなものを受け取れるようになろう。そして、そんな心地いいものを振りまける人間でいよう。

そんなことを感じて、最近は過ごしている。

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