台湾旅7日目 タイル博物館
またしても宿のオーナーの勧めで朝ごはんを食べに行く。オーナーが勧めてくれるところはどれも人が並んでいるので、まずその隙にどうやって注文するかを観察。
まずパンかごはんを選び、そのあとどんなご飯にするかを選び、そのあと入れるものを5種類選ぶ。
具の種類が多すぎて一枚の写真に入らない。
ここから五つって、すごい難しかったけど、適当に選んで、こんな感じ。
黒米?のばくだんおにぎりと、温かい豆乳。
これ、チリで真似できるかも?
昨日行き損ねたこれまた、宿の人オススメのタイル博物館に行ってきた。これがすごく良かった。
台湾には日本占領時代にタイルが流行っていた。日本がスペインのマジョルカ島から材料や技術を輸入し、台湾で作り始めたらしい。それが流行ったのは景気が良かったたったの20年程で、第二次世界大戦の勃発と共に終わってしまったらしいが、そのタイルの美しさに魅せられたオーナーがその古いタイルを集め、博物館を作った。
なにか素敵なものがありそうな外見。
開演前5分前に行ったので、お客は誰もいず、この素敵な靴箱が私を迎えてくれた。
これ、靴箱です。この博物館のタイルは触ったりしてもいいらしい。
なんとキュートな便器。庶民は、出るものも引っ込みそうだけど、全てが素敵なものに囲まれている超お金持ちにとっては、日常使いだったのかな。
階段もタイル張り。このタイルは昔のデザインがリメイクされてるみたいだけど、そんなことはどうでもいい。私もこういう階段の家に住みたい。
これは古い家屋の取り壊しから救助されたタイル。
館内のスタッフで1人日本語を話せる20代後半女子がいて、懲りずに台湾の食事事情について聞いてみた。
「そうです。台湾の人はご飯をあまり作りません。朝と昼は基本的に外で買ってくるか、外で食べます。夜は家で作る時もありますが、Uber ests で注文することも多いですね。だって、外で売っている食べ物は美味しいし、色々あるし、高くないです。自分で作ったら、材料を買って、それから作って片付けもしないといけないし、とっても大変です。」
「私は日本に2年住みました。ワーキングホリデーです。とても良い経験でした。その一つが、日本では台湾みたいに外食ができないので、料理をしなければをならなくて、料理が少しできるようになりました」
「私は台北出身です。3年前にこの街にきました。台北は大きすぎます。この街が好きです。そしてこの街の食事は美味しいです。」
彼女がとても感じが良かったので、ついつい自分用お土産まで買ってしまった。(重いのに旅行先でタイルを買うのはメキシコ、ポルトガル、スペインについで4回目)
宿のオーナーのおかげで、とても良い滞在になった嘉義とお別れし、今回の旅の目的地、台南へ。
車窓からは収穫までそう遠くない田んぼが続く。この気候だったら二期作なのかな。