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Verve初の日本人女性シンガーとして2001年ユニバーサルミュージックよりデビュー。…

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Verve初の日本人女性シンガーとして2001年ユニバーサルミュージックよりデビュー。音楽活動以外にもプロデュース、執筆、ライフスタイルワークショップ、リトリートなど開催。エッセイ「ジャズを詠む」が好評発売中🖋https://akiko-jazz.com

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ラ・プレリー×ECAL

新たな年を迎え、一番最初にご紹介するラ・プレリーの新しいアートへの取り組みは、スイスのアート&デザイン大学ECALとのコラボレーション。 未来の創造的な才能をサポートし、新世代の才能を育成することでラグジュアリーハウスとしてのアート&カルチャーへの取り組みを強化していきます。 スイスにインスピレーションを受けた学生たちは、スイスのビジョンを彷彿とさせる作品を制作。有名なデザイナーであるサビーネ・マルセリスのクリエイティブな指導のもと、様々なバックグラウンドを持つ6人の学生が

    • ダイアログ・イン・サイレンス

      ちょうど一年ほど前、友人に案内されて初めて体験したダイアログ・イン・ザ・ダーク。 それは、暗闇の中を視覚以外の感覚を使ってさまざまな体験を味わうソーシャルエンターテイメントで、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれ、これまで世界41カ国以上で開催されています。 昨年の体験の様子の記事が残っているのでよければご覧ください。 https://www.akiko-jazz.com/post/ダイアログ・イン・ザ・ダーク 昨年末は今年がこんな年になるなんて予

      • [ラ・プレリー] アートコラボレーションTHE PLATINUM MOMENT

        前回の記事に引き続き、今回もラ・プレリーの新しいアートコラボレーションについてご紹介します。 イギリスの作曲家マックス・リヒターと、日本人アーティスト中西信洋さんのコラボレーションです。 マックス・リヒターはクラシック音楽のみならず、バレエやオペラ、映画音楽など幅広いフィールドで活躍しています。私にとっては、ジョン・ケージ、ブライアン・イーノ、ギャビン・ブライアーズと並び、最も尊敬している現代音楽家の一人です。 余談ですが個人的には、『SLEEP』というアルバム(単一の楽曲

        • 【ラ・プレリー × ダグラス・マンドリー】

          前回の記事でご紹介させていただきましたが、先日、バイエラー財団とパートナーシップを結びアートの修復支援を始動させた世界的ラグジュアリー・プランド「ラ・プレリー」。 今回は、CSR(社会的責任)に重点を置いたブランドの新しい取り組みについてご紹介します。 ラ・プレリーは、スイスの自然と守るという継続的な目標として、初めてアートと慈善活動を融合させた取り組みを行います。 スイス人アーティス トのダグラス・マンドリー氏とのコラボレーションです。 ダグラス・マンドリーはスイス全土

        ラ・プレリー×ECAL

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          La Prairie × Fondation Beyeler 『ラ・プレリーとアート』

          スイスのラグジュアリーブランド「ラ・プレリー」 スキンケアの機能のみならず、その世界観に魅了される世界中のファンの、私もその一人です。 この度とても幸運なことに、ラ・プレリーがブランドの魅力を伝える「Voice」の一人として、私を選出くださいました。 コスメブランドとしてではなくラグジュアリーブランドとしての価値や存在を高めていくための活動を世界規模で展開しているラ・プレリーには、かねてから尊敬の眼差しと共に、自身の在り方を考える上で恐れ多くもシンパシーを感じていました。

          La Prairie × Fondation Beyeler 『ラ・プレリーとアート』

          音のかたち、いのちの音

          現在開催中の山形ビエンナーレに出演してきました。と言っても今年はコロナ禍でほとんどのプログラムがオンラインでの開催になるため、 正確には演奏を事前収録しに山形まで行き、その演奏の様子が先日公開されました。 会場は、東北芸術工科大学の能舞台。ピアニストの坪口昌恭さんにお付き合いいただき、6曲ほど演奏しました。 坪口さんとは5,6年前に、私が好きでよく聴いていたvijay iyerというピアニストの来日ライブで出会いました。それ以来、何度かライブやRECに参加していただいていま

          音のかたち、いのちの音

          Retreat into EARTH

          新型コロナウィルスは、私たちの生活様式や意識を変えました。 この変容の時期は、私たちが自分自身と向き合い、本当に大切なのは何かを改めて考えさせられるタイミングであるような気がしてなりません。 コロナ禍で多くのアーティストやミュージシャン達は演奏の機会を失いました。 多くのオンライン配信やリモート演奏が行われる中、正直に言うならば、私にはそれほど「歌いたい」とか「みんなと一緒に音を出したい」という感情が沸き起こらなかった、というのが本当のところなのです。 もちろん歌うことや

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