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京都検定まとめノート 仏像

京都検定の勉強のうち、仏像を覚えることも苦戦してます。
まずは国宝の毘沙門天と阿弥陀如来を理解することから始めました。

毘沙門天

四天王の一尊で北方を守る。多聞天とも。
京都にあって、国宝の毘沙門天は2カ所だけ。東寺鞍馬寺です。
まずはこの2カ所を覚えるだけでも、自信をもって解答できる過去問がいくつかありました。

東寺 兜跋毘沙門天立像とばつびしゃもんてんりゅうぞう

・かつては羅城門楼上に安置されていたと伝わる
・東寺の毘沙門堂安置
・都七福神まいり https://miyako7.jp/bisyamonten/

鞍馬寺 毘沙門天及〈吉祥天/善膩師童子〉立像

・吉祥天は毘沙門天の后、善膩師童子ぜんにしどうじは毘沙門天の五人の太子の一人
・左手を額のあたりにかざしていて、遠くまで見渡している姿
・とちの木で作られていて、色や質感がそれまでに見たことある仏像とは異なる印象をうけました
・ガラスケースなどには納められておらず、国宝ですが、めちゃくちゃ近くで観れます。霊宝殿の3階にいらっしゃいます。
https://www.kuramadera.or.jp/bunkazai.html

阿弥陀如来

京都にある阿弥陀像で国宝は8カ所、どのお寺も京都検定頻出です。
大きな仏像のため、ガラスケースなどに納めらておらず、近くで観れることが多いです。

平等院 阿弥陀如来坐像
定朝
・平安中期
・阿弥陀堂(鳳凰堂)安置
・平等院の本尊
https://www.byodoin.or.jp/around/watch/


広隆寺 阿弥陀如来坐像

・講堂安置
・広隆寺と言えば弥勒菩薩半跏像の出題が多いですが、国宝の仏像が6件も登録されています。


法界寺 阿弥陀如来坐像
・阿弥陀堂安置、阿弥陀堂も国宝
・法界寺=日野薬師 


浄瑠璃寺 阿弥陀如来坐像
・本堂(九体阿弥陀堂)安置、本堂も国宝
・平安時代に流行した九体の阿弥陀如来造立、浄瑠璃寺のみに現存


仁和寺 阿弥陀如来及両脇侍像
・仁和寺の本尊
https://ninnaji.jp/about_culturalassets/statue/


清凉寺 阿弥陀如来及両脇侍坐像

棲霞寺旧本尊
・清凉寺もかなり近くで国宝が見れます。霊宝館は4・5・10・11月のみ公開されます。
源融に似せて作ったともいわれています。
http://seiryoji.or.jp/visit.html


三千院 阿弥陀如来及両脇侍坐像
往生極楽院阿弥陀堂安置
・両脇侍の観世音菩薩と勢至菩薩大和坐り
http://www.sanzenin.or.jp/guide/heritage.html


法金剛院 阿弥陀如来坐像
・院覚作
・2020年に国宝指定されました。京都検定公式テキストではまだ重要文化財と記載されていて、比較的最近国宝になっています。
・毎月15日公開。法金剛院もかなり近くで国宝を見れます
http://houkongouin.com/%e4%bb%8f%e5%83%8f/


タイトル画像は平等院鳳凰堂です。
行列に並べば中に安置されている定朝作の阿弥陀像を見れます。


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