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おでんを作っておでかけする

久しぶりに日本酒が大好きなお友達と飲むことになったので、朝からおでんを作った。朝からっていうのは、出汁から作ったから。おでんの作り方で検索したら出汁の作り方も載ってるレシピがあって、それを見て出汁も取ることに。まぁ、うちの家にはあんまりつゆ、とか出汁のもと、とかないので、そんなに手間がかからんのなら作ればいいか、というノリ。見つけたレシピは プロが教える究極のおでんレシピ。 普段なら超簡単、とかいう単語に気持ちが傾くけど、今日は久しぶりに日本酒と食べるものだからな~ と究極レシピにする。

何しろ主人は魚の練り物とか苦手で、今まではおでんを作っても私が数日かけて食べる、という状態になるので、あんまり作ることはなかった。そしてしっかりレシピをみて作ったこともなかったかもしれない。

そんなわけで究極レシピを読むと、どうやら材料の下ごしらえが結構時間がかかるようである。他のレシピものぞいてみたけど、下ごしらえは大事そうだ。前日におでんに決めてレシピ見とけばよかったと思う。

とりあえず昆布と鰹節で出汁を作り、シャワーを浴びてマーケットへ走る。おでんの材料以外にエリンギとマイタケのフライパン焼き、というのを見かけたのと、その他になんかつまめる物も買い足そうと韓国マーケットへ。うちの近所は韓国マーケットと中国マーケットのほうが大きくて品ぞろえがいいのだ。それで魚コーナーを覗いていると、なんと、タタミイワシが売られている。これは買うしかないでしょう! とカゴに入れる。餅入り巾着と里芋が欲しかったけど、巾着はなかったのと、里芋はやたらでかかったのでやめ。魚の練り物・揚げ物のセットになったやつ(3種類しか入ってないけど)を1パック、大根、じゃがいも、キノコ類、卵を購入して家へ帰る。

大根はお米のとぎ汁で下茹ですると、と書いてあるので、研ぎ汁のためにご飯を炊くことにする。その後おにぎりにして家用と持っていく用にしたけど。レシピは大根の下茹では少し芯が残るほどで、と書いてあって、私は柔らかく煮込んである大根が好きなんだけど、でもそうすると串がスッと通るような感じだ。それじゃぁ、煮過ぎなのか?と少し硬い目で大根を水にあげる。レシピにも具を煮過ぎないことが大切!と書いてある。 

。。。でも、大根は柔らかいのがすきならしっかり下茹でしていいんじゃないの?と今になって思う。だって遠慮して少し芯が残る程度(それも主観的な判断だし)で下茹でをやめたら、なんか大根ちょっと硬かったのだ。具を煮過ぎない、というのもどっちかいうと練り物や揚げ物に対してのアドバイスのような気がする。煮過ぎると崩れるから。

こんにゃくに塩をふって下茹でしたのも初めて。卵はちょっと焦ってゆでてカラを剝いたから凸凹してしまった。そして具を入れて炊き始め、全部の具を入れたところで危惧していたことが。。。色合いが悪いな。。。

個人的に着色されたかまぼことかピンク色の練り団子とか苦手なので買わなかったんだけど、鍋のなか、茶色のグラデーションしかない。タコの足ぐらい考えつけばよかったのに。飲み会、と言っても二人だけだから大量に材料買うのもな、と思って練り物もそんなに種類無いし。(パックになってるやつを買ったからだけど)でも、出汁はおいしい!

というわけでなんか手際悪くやっているともう行く時間になってしまった。そこでまだ粗熱もってるから大丈夫かしら。。。と迷いつつもおでんを容器に入れて出発。

友達が用意してくれていたのは栄光富士の本醸造酒。ラベルのデザインが花札みたいできれい。

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マイタケ・エリンギのフライパン焼きは到着してから作り、タタミイワシを食べたことなかった彼女は何これ~ 面白い、と喜んでくれた。

日本酒のお仕事をしている彼女はいろいろ試飲するのも仕事のうちらしく、冷蔵庫の中は酒瓶がたくさん寝転がっていた。その中から沢の鶴の古酒の梅酒と南部美人の梅酒の飲み比べをしてみたり、勧められるお酒を進められるままに飲んでいたら酔っ払い過ぎてしまった。

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酔い覚ましに、とビーチまで歩いて行って、二人して真っ暗な海を白い波が左右に筋が引かれるように現れては消える、を繰り返すのをしばらく眺めていたけど、そんなことじゃ引くような酔いっぷりではなかったので、そのまま泊めてもらった。朝起きたら顔がパンパンに腫れていて、誰これ?状態。

おでんは息子ちゃんには好評だった。これから食べたくなったら二人分ぐらい作ろうかな。

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