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ジーニーにお願いしたいこと3点

夕食の後の散歩で近所の通りをブラブラと歩く私と息子ちゃん。

息子:ねぇ、ジーニーに望みを3つ叶えてもらうとしたら何をお願いする?

私:え、いきなり言われてもなぁ。。。 えぇっと、まずは、

1)水彩画と書き物ををすることで十分な収入を得て今より充実した生活ができるようにしてください。(今より充実した、とあえて明確にする辺りに大人の姑息な思いがにじみ出ていると自覚する)

2)毎年最低3回、1回につき最低1カ月の期間で、私が行きたいと思う国や土地を観光で旅できるようにしてください。その際滞在するのは素敵なホテルや住み心地のいい場所がいいです。

3)それをかなえてくれるなら、ジーニーはあと自由になっちゃってください。

そんなもんかな。

息子:。。。(絶句、という感じで沈黙が続く)

私:どないしたん?

息子:わぉ、ママ、細かく考えてるね。

私:そらそうだ。こういったものは具体的なほうがいいのだ。ちゃんと素敵なホテルって言っとかないとどんなところで1カ月過ごすことになるかわからんからね。他人の創造と解釈に頼ると痛い目に合うのだよ。まぁ、場合によるけどさ。

というわけで、絵を描いて生計を立てることができるってどういうことなんだろう。物を書いて生計を立てるということも、未知すぎて想像がつかない。小説、とかたいそうなことではなくとも、エッセーを書く、とか。それを素敵だとか、同感してもらえる人がいる、というのって、どういうこと?

そんなことに思いをはせるのもいいが。。。とりあえずは行動でしょ、と植物をリアリティー満載に描く、というクラスをやってみることにした。というわけで、課題はこのバラの絵を水彩絵の具で描く、というもの。

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オンラインのクラスなんだけどね。そして、先生曰く、リアルに描くにはまず、下書きが写真に忠実にスケッチされていることが重要なのです。なので、定規を使って図面を書くみたいに、線が交差する部分を測りながら下書きを進めていきます、と。 

そうか、確かにね、写し紙使えば簡単だけど、まぁ、やってみましょう。そして、定規を使って写真をスケッチしたことなんてないよ。でも、それも経験、やってみましょう。

やってみた。というか 始めてみた。

めちゃ時間かかるわ~

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なるべく薄く下書きをしてるので見えにくいかもしれないけど、これだけ描くのに1時間ぐらいかかってしまった。鉛筆でやってて、マジで?!と思わずにはいられない。集中してると時間を忘れるけど、さすがに肩が凝ってしまった。

これ下書き完成するのに何日かかる?という気もするが。。。その後に色塗りの作業か。。。なんか気が遠くなりそうだから、先のことはあまり考えないほうがいいかも。

ジーニー、隠れてないで出てきてくれよ。私は夢を叶えてもらう体制整ってますよ。息子ちゃん、ランプどこよ?

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