星占いと自分の性格が合わない方へ。裏の星座、月星座について

今日は月星座について!

一般的にテレビや雑誌などで扱われる星座占いは、太陽星座を表しています。
太陽星座というのはつまり、その人が生まれたときに太陽がどの星座帯に位置していたか、ということです。

テレビや雑誌では占いに割ける尺が短いので、人を12分類して書いていくのが都合がよく、この形が一般的に広まっています。
しかし、本来の西洋占星術なら少なくとも7つ、現在では10の天体を使用します。すると無限のバリエーションが生まれます。
生まれた時間が少し違うだけでも天体の配置は一部変わってくるため、同じ誕生日の人でも同じ配置にはなりません。
だからより詳しく、個別的に見ることが可能なのです。

10個の天体を使ってみていくのがもちろん精密さとしては一番良いのですが、
一般的によく使われる太陽星座の他に、もう一つ導入するとすれば、月星座がオススメです。

月星座は、その人が生まれたときに月がどの星座帯にあったか?ということです。
太陽星座だけだと人間を12分類しかできませんが、月星座を加えればそれだけでも
12×12=144通りにはなります。

さらに、月星座と太陽星座では分担が違います。
月星座の年齢域は0〜7歳、
それに対し太陽は26〜35歳です。

太陽は生まれつきの性格を示しているわけではなく、
人生の発達傾向を示すものです。
この方向性で自分を伸ばしていくといいですよー的な意味です。
ですから、まだ自分がその発達段階に至っていない場合もありますし、
本来の自分を見失って生きている場合は違う性質を自分だと思い込んでいる場合もあります。

太陽が大人になってからの、より社会的な、外に向かっていくような性質があるのに対し、
月はもっと身近で卑近なプライベートなことを表します。
ですから、生まれつきの性格や現在の性格などは月星座の方が当たることも多いです。

ざっくり言えば大人の表の顔・昼の顔が太陽星座であり、
裏の顔・夜の顔が月星座の管轄になります。
仕事のときとプライベートでガラッと変わる方っていますよね。
そういう人の月星座をチェックしてみると面白いですよ。
恋愛なども太陽星座でみるより月星座で見た方がわかりやすいと思います。

では、ご自分の月星座を調べる方法をご紹介します。
月星座は、太陽星座と違って出生時刻によっても変わってきます。
ご自分の出生時刻がわからない方はご両親に尋ねるか、母子手帳を見るなどして確認してみてください。
出生時刻不明でも、候補としては1〜2つにしぼられるので見ることは可能です。その場合は間をとって12時にしてみましょう。

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どうでしょう、月星座、しっくりきましたか?

各星座についての記述は割愛させてもらいます。
また後日、占星術の基礎についてはじっくり書いていきたいと思います。

太陽星座と月星座にギャップがある方は多いと思います。
でも、これが自分なんだと捉えることで自己理解が進み生きやすくなるのではないでしょうか。

余談ですが、私は太陽星座と月星座が同じです。
なんとなく自分は嘘がつけないというか、馬鹿正直みたいな気がしていたのですが、
太陽星座と月星座が同じことで、あまり裏表がない性格構成になっているのかもしれません。
それに比べて、裏表をキッチリ使い分けている他の人たちがちょっと羨ましかったり、びっくりすることもあるのですが。笑
あとは、初めてお酒の席で同席したときに、
「酔ってもあまり変わらないね」みたいに言われたりもします…。
そう発言する人は、
酔ったら素が出てキャラが変わると思ったのに、変わらないの?
と思っているのでしょうが、私にとってはこれが普通なので、
え?みたいな感じなんですね。
(それ以上のものがあるとしても酔ったぐらいでは出てこないと思う)

他人とは一瞬の付き合いでも、自分とは死ぬまで付き合っていかねばなりません。
自分の表の顔と裏の顔をより深く理解し、自己理解を深めることで少し生きやすくなるのではないかと思います。
ご参考になれば幸いです!

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