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akiko_saito
2015年5月17日 22:28
「セッション」という映画を見た。この作品は最初っから、そのもったいぶった仰々しい描写で「この映画はフィクションです」というつくりごと映画の空気を醸し出していた。「この映画の世界では音楽で人が死にます」という、「テニスの王子様」みたいな世界だ(このマンガでは高校生のテニスの試合で人がミイラになったり死んだりする)。そういう世界ならこっちもそういうつもりで見る。だから「フルメタル・ジャケット」みた
2015年5月17日 21:51
セッションという映画を見た。友人が「町山さんの映画評が嫌いだ」と言っていて驚いた。わたしは昔から町山さんの映画評が大好きで、だいたいあれを嫌いになりようがないじゃない、と思っていたからだ。でもその友人が言うには、「町山さんの映画評は"正しい"。正しいが故に、他の解釈を許さない。いま日本の映画評は、町山さんの以外の見解が存在しないようになっている。それは映画にとってもすごく良くないし、あまりにも