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【蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)】

二十四節気 『啓蟄』初候 3/5〜3/9

土中で冬ごもりをしていた生き物たちが、春の陽気を感じて地上に姿を現すころ。

「蟄」は、生き物が土の中に隠れているという意味
「啓」は、閉じているものを開くという意味
生き物を人間にたとえて、戸を開いて外の出ていく様子を表しているのが面白い。
生き物に対する愛情を感じる。

この頃は、春雷がひときわ大きくなる時季。「虫出しの雷」という季語もある。

3月は、年度末や卒業の時期で、何かと気忙しい時期。
ほんの少しでも、外に出て季節の移ろいを感じる時間を取りたい。

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