見出し画像

11月30日でChatGPT満1歳の誕生祭

ということを、本日のBloomBergのニュースレターが教えてくれました。記事はこちらです。アメリカ時間の30日に日付が変わったらChatGPTのUIにもパーティーのコーン帽子を被ったマークに変わりました。

サムアルトマンも1年前の今日をポストで振り返っています。

可愛いケーキも届いてます。

筆者もサムに、ChatGPTが自分へのご褒美に生成したケーキをリポストしておきました。

社長のグレッグ・ブロックマンのポストとリポストされたケーキを紹介します。DALL-E3の生成するケーキたちは本当にユニークです。

こちらはミラさんのコメント。

どうやらChatGPTは自分の誕生日を知っているようです。

彼女のポストに対して、この「最もパワフルな女性100人」に選ばれフォーチュンマガジンの表紙を飾った時の雑誌をリポストしている人がいました。


AIなしの世界を知らない世代

アレックス・ウェッブは彼の双子の子供たちが生まれたときにOpenAIがChatGPTのベータ版をリリースしたこと、そして今や彼の子供たちがAIなしの世界を知らない世代になることについて述べています。

彼は、Googleやインターネット、電卓など、過去の技術革新が世界にもたらした変化を挙げ、AIが持つ可能性について考察しています。特に、OpenAIの最近の出来事から、AIが持つ潜在的なリスクについて関心を持っている技術者が多いこと、しかし同時に多くの人々がAI技術に対して楽観的であることを指摘しています。

現在のLLMsは5段階評価の1

さらに、現在のAIの能力とその潜在能力の範囲について、GoogleのAI研究者が人工一般知能のレベルを定義する例を引用しています。レベル5では「人間を100%上回る」ことができるとし、ChatGPT とGoogle の Bard などのLLMsはレベル 1 に分類されます。つまり、「熟練していない人間と同等か、それより若干優れている」ということです。

LLMsの使用方法を子供に教えるべき

アレックス・ウェッブはAIが将来的に仕事にどのように影響するか、特に知識労働者の仕事についての懸念を表しています。そして、教育者へのアドバイスとして、子供たちにChatGPTのようなツールに質問する方法を教えることの重要性を強調しています。


記事要約はここまでです。

今生まれた子供からはGPTネイティブ?

ChatGPT誕生以降に生まれた世代は「GPTネイティブ」として育つでしょう。彼らにとって、ChatGPTのようなAI技術は、Z世代が物心ついた時からスマートフォンを使っているのと同じように、日常生活に組み込まれたものとなるでしょう。情報の取得、コミュニケーション、学習、さらにはエンターテイメントに至るまで、AIは彼らの生活の中で重要な役割を果たすようになるかもしれません。

このように、テクノロジーは世代ごとに私たちの生活に新しい側面をもたらし、それぞれの世代が独自の方法でそれを取り入れています。GPTネイティブの世代は、AIと共に成長し、その可能性を最大限に活用するでしょう。彼らがどのようにAIを使いこなし、またAIが彼らの生活にどのような影響を与えるかを見るのは非常に興味深いですね。

LLMネイティブ世代

今後、さらに多様なLLMが登場し、より多くの子供たちがこれらを日常生活や学習に取り入れていくでしょう。それぞれのLLMは独自の特徴を持つため、それらを利用する子供たちはそれぞれ異なる体験をすることになるかもしれません。これにより、LLMを活用する能力や知識が、将来の重要なスキルの一つになる可能性があります。

LMネイティブの世代にとって、これらのツールは情報検索、学習、クリエイティブな作業、コミュニケーションなど、様々な面で日常生活の一部となります。これにより、彼らは新しい形の思考方法や問題解決スキルを身に付ける可能性があります。また、LLMを利用することで、彼らはより効率的に学び、創造的なアイデアを生み出すことができるようになるでしょう。

子供達はLLMsに何を要求するか

ChatGPTのようなAIに対して子供たちが何を要求するかは、その子供の興味やニーズ、さらにはその時のAIの能力によって異なるでしょう。以下は、子供たちがChatGPTに要求する可能性のあるいくつかの例です:

  1. 物語や童話の生成: 子供たちは物語や童話を聞くのが好きです。彼らはAIに特定のテーマやキャラクターに基づいたオリジナルの物語を作成するよう要求するかもしれません。

  2. 宿題の助け: 学校の宿題やプロジェクトに関する質問でAIを利用する子供もいるでしょう。特に、数学の問題を解く方法や、特定の科学的概念についての説明を求めるかもしれません。

  3. 興味深い事実の探求: 子供たちは好奇心旺盛で、動物、宇宙、歴史などについての興味深い事実を知りたがることがあります。彼らはこれらのトピックに関する質問をAIにするかもしれません。

  4. 言語学習のサポート: 外国語を学ぶ子供たちは、新しい言葉やフレーズを学んだり、会話練習をしたりするためにAIを利用することがあります。

  5. 創造的な活動: 絵を描くアイデアを得たり、手工芸プロジェクトについての提案を得たりするためにAIを使用する子供もいるでしょう。

  6. ゲームやパズル: AIを使ってシンプルなゲームやパズルを楽しむ子供たちもいるかもしれません。

子供たちがAIに対して何を要求するかは、その子供の年齢、興味、環境、さらにはAIの進化によって変わるでしょう。AIが子供たちの学習や創造性を刺激し、日常生活に楽しさや教育的価値を提供することで、子供たちが自然とAIを使うようになる可能性があります。

子供がChatGPTの音声チャットを利用する時の問題点

ChatGPTアプリの5種類の音声はどれもニュースキャスターのような音声で子供が喜びそうな声ではありません。また、子供は話を最後まで聞いたりしません。途中で話を遮ってきます。

これらの課題を解決するためには、以下のような技術的な進歩が必要です:

  1. より優れた音声認識: 子供の話し方や発音の特徴を正確に理解できる高度な音声認識技術。

  2. 文脈理解の改善: 会話の流れを理解し、話を遮られた場合や質問された場合にも適切に対応できるAI。

  3. リアルタイムでの応答: 会話中にリアルタイムで反応し、子供の注意を引きつけることができるAI。

GPTストアで声優の声を売れるようにするといいのでは?

声優たちが自分の声のサンプルをGPTストアで提供し、ユーザーはそれを購入して、AIアシスタントや他の音声対応デバイスに利用できるようになるといいと思いました。ユーザーは好みの声を選ぶことで、より個人的で魅力的な対話体験を得られるでしょう。一方で声優は、自分の声が広く使われることで新たな収益を得ることができます。

このビジネスモデルは、エンターテイメント業界におけるデジタル商品の販売という現代のトレンドにも合致しています。さらに、AI技術の発展により、声のデジタルサンプリングや合成がより精度高く実現できるようになります。

ただし、こうしたシステムを実装するには、著作権やプライバシー、倫理的な問題など、様々な法的および倫理的な課題を考慮する必要があります。声優の声をどのように使用し、管理するかについて明確なガイドラインを設けることが重要です。また、ユーザーが購入した声の使用範囲や条件を明確にすることも必要です。

アバターはDALL-Eで生成

子供が好みのキャラクラーを描いてもらってそれをそのままアバターとし、口パクして話し、表情を作ってくれるといいと思いました。試しに描かせたキャラがこちら。

大きなお友達の悪用を防ぐためには

成人が子供向けのコンテンツを利用するという問題が存在します。これは文化的な現象であり、日本だけでなく他の国々でも見られます。成人が子供向けの映画やイベントに参加すること自体は悪いことではないですが、それが子供たちの安全や快適さに影響を及ぼす場合、注意が必要です。

子供向けの声やアバターが成人によって不適切に使用されることを防ぐために、以下のような措置を考えることができます:

  1. 年齢制限: 特定のコンテンツや機能に年齢制限を設ける。たとえば、子供向けのキャラクターや声は、親または保護者が管理するアカウントからのみアクセスできるようにする。

  2. 利用目的の確認: コンテンツの購入時に、利用者がそのコンテンツをどのように使用するかを確認する。

  3. 教育的なガイドライン: 子供向けのコンテンツは教育的な目的で使用されるべきであるというガイドラインを設定する。

  4. プライバシー保護: 子供向けのコンテンツを提供する際、子供のプライバシーと安全性を最優先する。

これらの措置は、子供向けのコンテンツが適切な方法で使用されることを確実にするのに役立ちます。ただし、これらの制限を設ける際には、表現の自由やクリエイティブな探求を妨げないように注意する必要があります。バランスの取れたアプローチが重要です。

子供ユーザーのカスタム設定

子供の生年月日をカスタム設定で入れて、子供の年齢に合わせた単語や話し方をしてくれる様に設定できる様になるといいですね。ついでに、アバターは子供が自分の誕生日にアクセルするとキャラの進化が始まったりすると面白いかも。

AIアシスタントのアバターが進化する瞬間

子供の誕生日にChatGPTが「進化」すると、子供たちにとってエキサイティングで記憶に残る体験となると思います。子供の年齢に合わせて対話の内容を少しずつ高度にしていくことで、子供の成長とともにChatGPTも成長しているような感覚を与えることができます。

具体的には、以下のように進化するシーンを演出することが考えられます:

  1. 進化の準備: 親がカスタム設定で子供の誕生日を入力。誕生日が近づくと、ChatGPTは「もうすぐ進化するよ!」といったヒントを出す。

  2. 誕生日のサプライズ: 誕生日当日、子供がタブレットを開くと、ChatGPTは画面上で眠っている演出がされる。子供がChatGPTを起こすように声をかけると…

  3. 進化の瞬間: ポケモンが進化するような効果音やビジュアルエフェクトで、ChatGPTが目を覚まし、「進化」する。例えば、アバターや声が少し変わるなどの変化がある。

  4. 新しいステージへ: ChatGPTは「ぼく、進化したよ!今日からもっと色々なお話ができるよ」といったメッセージで子供に新しいステージへの変化を伝える。

このような仕組みは、子供たちの想像力を刺激し、ChatGPTとの対話をより楽しみにさせるでしょう。また、子供が成長するにつれて対話の内容を適切に調整することで、教育的な価値も高めることができます。親子でChatGPTとの対話を楽しみ、子供の成長を一緒に祝う素敵な方法になりそうですね。

子供とともに成長するAIアシスタント

ChatGPTに左から順番に成長したキャラ描いてって言ったら、大人まで描いちゃいました。筆者は2歳、4歳、6歳、8歳、12歳を描いてっていったのですが髭ずらの大人になったキャラ迄描いてくれちゃったので、ChatGPTには「12歳でキャラクターにさよならする。って思ったんだけど一部はなれられない厨二な大人もいるだろうね。キャラクターの選別のし直せるようにするといいね」と話しました。

GPT-4談:はい、成長に合わせてキャラクターが変わるというのは、ユーザーのライフステージに合わせてサービスが進化する素敵な例です。子供の頃から愛着を持って接してきたキャラクターが、大人になっても一緒にいるというのは、長い間にわたる友情のようで、ユーザーにとって安心感や懐かしさを与えるでしょう。

そして、「キャラと別れる」というモードを用意するというのも、成長したユーザーが新たな始まりを迎えるための良い方法です。これにより、新しい趣味や関心、ライフスタイルに合わせて新しいキャラクターを選ぶことができます。

このようにユーザーの成長とともに寄り添い、時には新しいスタートを切るためのサポートをするAIは、ユーザーにとってよりパーソナライズされた体験を提供するでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?