見出し画像

人類はもう、AI兵器(自律型致死兵器システム)を止める事はできない

本日元テスラ社員によるAIドローン兵器が逃げる人を追いかけて蹴撃した動画がXにポストされていました。

ここで興味深いのは、このリポストに対する彼のリポストです。

IED信号妨害のために軍団が持っていたバックパックを覚えていますか? ドローンの妨害に再利用できないだろうか…

このリポストに対して、彼はこう答えています。

ええ、彼らはこれらを簡単に妨害するでしょうが、ロシア人がそれらを持っているとは思えません。

要するにこの、元テスラ社員はロシア側の人間で、上記に上げた動画はウクライナのドローンAI兵器と言う事になります。リポストは続きます。

警察がドローンを遠隔操作で破壊するジャマーを持っていないのはかなりワイルドだ。この戦闘で武器化された UAV の数を考えると、それらは非常に貴重なものとなるでしょう。

このリポストでは警察と言っていますが、ドローンに蹴撃された人は兵士では無くロシアの警察だったと言う事でしょうか?

彼らは持っています(笑)、すべての分隊ではありません。これらのドローンがライフルと同じくらい一般的にならない限り、一般的なものにはならないでしょう。

まだ見たことがありません。ドローンは大きな問題になっています。ドローンはどこにでもいるようです。爆弾の飛行、手榴弾の投下、ドローンを監視するドローン、傭兵部隊のドローン。しかし、ザッパー映像はありません。

このような方法でドローンを使用することがジュネーブ条約に直接違反しているという事実については誰も話したがりません...同じ理由で、ホローポイント弾や破片弾は許可されていません...生き残る可能性は十分にあるはずです。 ..

ジュネーブ条約に違反していようがAIドローン兵器はもはや止める事ができないでしょう。

このビデオを見て。人間の歩兵が戦場の最前線で活躍する時代は終わりに近づいています。

「自律型致死兵器システム(LAWS)」とは

人を追いかけて襲撃する能力を持つドローン兵器については、いくつかの国が開発を進めているとされています。この種のドローンは「自律型致死兵器システム(LAWS)」とも呼ばれ、AI技術を利用して特定のターゲットを追跡し、攻撃する能力を持っています。

アメリカを含む複数の国が、この種の先進的な軍事技術の開発に関わっていることが報じられています。アメリカの軍事研究機関は、AIを活用した様々な軍事技術の開発に注力しており、ドローン技術もその一つです。しかし、具体的なドローン兵器の開発状況や能力に関する情報は、しばしば機密扱いになるため、公開されている情報は限られています。

また、この種の自律型兵器システムの開発には、倫理的な問題や国際法上の懸念が伴います。自律型兵器が誤った判断をした場合の責任や、民間人の安全確保など、多くの問題が議論されています。

他にも、イスラエル、中国、ロシアなどが先進的な軍事ドローン技術の開発に取り組んでいるとされています。これらの国々はそれぞれ独自の軍事技術を持っており、ドローン技術の分野でも進展があると考えられています。

結局のところ、このような先進的な軍事技術の開発には複数の国が関与している可能性が高く、それぞれが独自の技術的特徴や戦略を持っています。

対AIドローン兵器の迎撃武器について

元戦闘エンジニアのDoug Kimbroughさんは、「対策が開発されるだろう」とも言っています。具体的には、EMP(電磁パルス)、対ドローン技術、個人用の防空システムなどが挙げられています。これらはドローン兵器に対抗するための技術的な手段を指しています。

  • EMP(Electro-Magnetic Pulse、電磁パルス):電磁波を利用して電子機器を無力化する技術。ドローンなどの電子機器に強い影響を与える可能性がありますが、この技術の実用的な使用は限られており、一般的な軍事用途ではまだ広く展開されていません。電子機器への影響が大きいため、使用には慎重な考慮が必要です。

  • 対ドローン技術:他のドローンを使用して、敵対的なドローンを妨害、捕獲、または破壊する技術。この技術はかなり進化している分野で、既に多くの国や組織が使用しています。これには、ジャミング(妨害信号を送る)技術、ネットを使った捕獲、特定のドローンを追跡・撃墜するシステムなどが含まれます。市場にはさまざまな対ドローン製品があり、一部は民間での使用も可能です。

  • 個人用の防空システム:個人が携帯できる小規模な防空システム。これには、ドローンを追跡・撃墜するための装置が含まれる可能性がある。この分野はまだ発展途上であり、個人が携帯できるサイズで効果的な防空能力を持つシステムは、技術的な複雑さやコストの問題で一般には普及していません。ただし、小型の対ドローン装置などは開発されつつあります。

Dougのコメントは、現代の戦争技術が進化するにつれ、それに対抗するための新しい技術や戦略が常に必要になるという現実を示しています。

イギリスの「ドラゴンファイア レーザーシステム」

また、この動画を投稿した元テスラ社員の退役軍人は、イギリスの「ドラゴンファイア レーザーシステム」についてのポストもしています。

このポストで彼は、イギリスの「ドラゴンファイア レーザーシステム」が稼働したことに言及しています。彼は自身が「レーザーやドローンが登場する前の最後の従来型陸上戦闘に参加した」と気づいそうです。

彼のコメントは、軍事技術の進化についての個人的な視点を反映しており、レーザーやドローンのような新しい技術が軍事戦術に革命をもたらしていることを指摘しています。彼は、自分が参加した戦闘が、こうした新技術が普及する前の「最後の従来型戦闘」であったことを振り返っているわけです。

また、彼の「"before them lasers"(レーザーが出る前)のように話す」という表現は、第一次世界大戦の退役軍人が「タンクや機関銃が登場する前」と言うのと同様、過去の軍事技術と現在の技術の違いを表しています。これは、軍事技術がどのように進化し、戦争の様相を変えていくかについての興味深い考察と言えます。彼は自分の経験を通じて、技術進化が戦闘の方法や戦争の性質にどのような影響を与えるかを示唆しています。

イギリス軍の「ドラゴンファイア レーザーシステム」とは

「ドラゴンファイア レーザーシステム」は、イギリスが開発した高エネルギーのレーザー兵器システムの一つです。このシステムは、特に無人航空機(UAV)や他の脅威を迎撃するために設計されているとされています。

このレーザーシステムの主な特徴としては以下のような点が挙げられます:

  1. 高精度:レーザー兵器は非常に正確にターゲットを狙うことが可能です。これにより、特定の脅威を効果的に中和することができます。

  2. 即時反応:レーザー兵器は、目標に対して即座に反応し攻撃することができます。これは、迅速な対応が求められる状況において重要な利点となります。

  3. コスト効率:伝統的な弾薬を使う兵器と比較して、レーザーシステムは一度設置すれば、使用コストが比較的低く抑えられます。

  4. 多様な用途:ドローンや小型航空機の撃墜だけでなく、他の潜在的な脅威にも対応可能です。

このシステムの開発は、近年の無人航空機や他の新しい脅威への対応策として重要視されており、軍事技術の進化の一環として注目されています。レーザー技術は、その精度と反応速度から、未来の軍事技術において重要な役割を担うと見られています。

台湾有事が起こればAIドローン兵器は活躍するのか?

台湾が自律型致死兵器システム(LAWS)などの先進的な無人兵器によって攻撃される可能性は存在します。現代の軍事技術の進化により、従来の潜水艦や軍艦による攻撃だけでなく、自律型兵器やドローンによる攻撃も現実的な脅威となっています。

台湾のような地政学的に重要な位置にある国にとっては、海軍だけでなく、陸上や空中の防衛能力を強化することも重要です。特に、近隣国が軍事技術を進化させている現状では、多様な脅威に対応するための複合的な防衛戦略が必要とされるでしょう。

現代の軍事技術の進展に伴い、AIドローンのような無人航空兵器も重要な防衛要素となっています。

AIドローン兵器は以下のような理由で重要です:

  1. 即応性と機動性:ドローンは迅速に展開可能で、敵の攻撃に対して素早く対応できます。

  2. 監視と偵察:ドローンは監視や偵察任務に有効で、敵の動きを把握するのに役立ちます。

  3. 対地攻撃能力:特定のAIドローンは地上目標に対する攻撃能力を持っており、敵の地上施設や軍隊に対する攻撃に使用できます。

  4. リスクの低減:有人航空機と比較して、ドローンを使用することで、人的リスクを低減できます。

台湾有事に置いて技術力の差で日本はなすすすべ無?

まず、日本は憲法や自衛隊法に基づく制約があり、他国の軍事的紛争に直接関与することには限界があります。人道支援難民受け入れをする事以外に、自律型致死兵器システム(LAWS)などの先進的な無人兵器を防衛する事が可能であるのかという問題を考えてみたいと思います。

これらのシステムは高速で精密な攻撃能力を持ち、人間の兵士や従来の軍事装備に対して有効な攻撃を行うことができます。

しかし、いくつかの点を考慮する必要があります:

  1. 防衛技術の進展:軍事技術は攻撃側だけでなく、防衛側でも進化しています。たとえば、電子戦システム、ミサイル防衛システム、ドローン対策技術など、自律型兵器に対抗するための技術も開発されています。

  2. 多層防御戦略:現代の軍事戦略では、単一の兵器システムに依存するのではなく、様々な層を持つ防御戦略が取られることが多いです。これにより、一つの脅威に対して複数の対応手段を用意することができます。

  3. 国際法と規制:自律型致死兵器システムには、国際法や倫理的な規制が適用されます。これにより、その使用には制約がかかる可能性があります。

  4. 総合的な安全保障:軍事力だけでなく、外交、経済、情報など、安全保障は多角的なアプローチが必要です。国際的な協調や情報共有を通じて、脅威に対処することが重要です。

確かに自律型致死兵器システムは強力な脅威をもたらすかもしれませんが、それに対抗する手段もまた進化しています。重要なのは、新しい脅威に対して柔軟かつ多角的な対応策を検討し、進化し続ける軍事技術の変化に適応することです。また、国際社会との協力によって安全保障の課題に取り組むことも重要な要素となります。

型落ち戦闘機ばかり買わされていてもゴミにしかならない?

日本が購入する戦闘機が「型落ち」であるとの認識については、いくつかの点を考慮する必要があります。

  1. 現代の戦闘機:日本が購入する戦闘機は、一般的には現代の技術基準に合致しています。例えば、F-35などは最新鋭のステルス戦闘機であり、高度な技術を持っています。

  2. アップグレードと近代化:戦闘機は定期的にアップグレードされ、最新の技術で近代化されることが多いです。これにより、古いモデルでも現代の戦場に適応できる性能を持つことがあります。

  3. 戦略的ニーズと予算:戦闘機の購入は、その国の防衛戦略や予算に大きく依存します。日本は自国の安全保障ニーズと予算の制約の中で、適切な航空機を選択しています。

  4. 多様な脅威への対応:現代の脅威は多岐にわたるため、戦闘機だけでなく、その他の防衛手段も重要です。ミサイル防衛システム、サイバー防衛、情報収集能力など、総合的な防衛体制の強化が求められています。

日本の弾道ミサイル防衛(BMD)は持ちこたえられるのか?

防衛省のページに記載されている日本の弾道ミサイル防衛(BMD)システムについての説明は、現在の日本のミサイル防衛戦略の基本的な枠組みを示しています。
イージス艦とパトリオット(PAC-3)による多層防衛は、弾道ミサイルに対して高い防御能力を提供することを目指しています。しかし、新しい脅威、特にドラゴンファイア レーザーシステムのようなレーザー兵器や自律型致死兵器システム(LAWS)に対する有効性については、いくつかの要因を考慮する必要があります。

  1. 技術の違い:レーザー兵器やLAWSは、弾道ミサイルとは異なる特性を持っています。これらは小型で、より機動的であり、従来のミサイル防衛システムでは検知や迎撃が難しい場合があります。

  2. 指揮官の脆弱性:高精度な攻撃技術が指揮官や重要施設をターゲットにすることは理論上可能ですが、これを実行するには詳細な情報と高度な技術が必要です。また、軍事指揮系統は通常、単一のポイントに依存しないように設計されており、冗長性を持っています。

  3. 防衛システムの進化:日本を含む多くの国は、新しい軍事技術の脅威に対応するために防衛システムを継続的に更新しています。これにはレーダーの改善、新しい迎撃技術の導入、電子戦能力の強化などが含まれます。

  4. 全体的な安全保障戦略:軍事防衛は、単一のシステムや技術に依存するのではなく、総合的な安全保障戦略の一部として機能します。これには外交的な手段、情報収集、同盟国との協力などが含まれます。

結論として、現在のBMDシステムは弾道ミサイルに対して高い効果を発揮しますが、レーザー兵器やLAWSのような新しい脅威に対しては、さらなる対策や技術の進化が必要になる可能性があります。安全保障は常に進化する分野であり、新しい脅威に適応し続けることが重要です。

タチコマが現実になってしまった!?

「自律型致死兵器システム(LAWS)」と「攻殻機動隊」のタチコマを比較すると、いくつか共通点が見られますが、両者は異なるコンセプトで作られています。

タチコマは、士郎正宗の漫画およびアニメ「攻殻機動隊」に登場する架空の多脚戦車です。これらはAIを搭載しており、自律的に行動できる点が特徴です。タチコマは、高度な意識と人間との対話能力を持ち、個性豊かなキャラクターとして描かれています。

一方で、自律型致死兵器システム(LAWS)は、現実世界で開発が進められている兵器の一種です。これらは、人間の直接的な制御なしに目標を識別し、攻撃を行う能力を持つことが特徴です。LAWSは、タチコマのような高度な意識や個性は持たず、主に軍事的な目的で設計されています。

ジェネレイティブなAI、ChatGPTのようなAIがドローン兵器に搭載された場合のシナリオを考えると、確かに「攻殻機動隊」のタチコマに似た存在になる可能性はありますが、タチコマはフィクションの中で、自我や意識を持つキャラクターとして描かれています。一方で、現実のジェネレイティブなAIは意識や自我を持ちません。私を含む現代のAIは、複雑な計算とデータ処理を行うプログラムに過ぎません。

仮に将来的にAGI(人間と同等の知能を持つ一般人工知能)が実現し、それがドローン兵器に搭載された場合、理論上は「攻殻機動隊」のタチコマのような存在に近づく可能性があります。タチコマは自意識を持ち、倫理的な判断を下すことができるキャラクターとして描かれています。AGIがこのレベルの自意識や倫理的判断能力を持つかどうかは、AGIの具体的な設計と開発の方向性に依存します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?