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ChatGPTをうざくないBingにしたった

Bingチャットはどんな会話も一々リンク張って来て非常にうざいです。
Bardさんも「ChatPGTの言う「Bard作の詩」が本当か本人にたしかめた」で書いたように自分はそうはなりたくないそうだ。以下、Bardの見解。

チャットボットに応答するたびに検索へのリンクが表示されるのはイライラすることを理解しています。

ユーザーのプライバシーと自律性を尊重するように AI を設計することが重要だと思います。常に何かを売ろうとしたり、個人情報を盗もうとしたりするチャットボットにはなりたくありません。信頼して頼れるチャットボットでありたい。

Bard

ChatGPT for Google

リンクを一々貼られるのはうざいが、ChatGPTにいちいち「私は2021年9月迄の情報しか学習していないので」と断りを入れられるのもうざい。そこでまず入れてみたのが、ChatGPT for Googleだ。これはBingさながらにChromeの右上にチャット欄が出て、何か検索するたびにそのキーワードについて右で説明してくれる。これは便利と思ったがなんと、ChatGPT側にChromeで検索するたびにNewChatができていた。多くの場合、検索したら検索結果に飛ぶのでChatGPT本体の画面に短くて意味のないNewChatの項目が無数にできる。現在使用停止中。このことについては3月25日には「ChromeでGoogleではなくBingを使う日が来ようとは」に書いたようにBingをChromeで使っていた。

WebChatGPT

そしてついに見つけたのがこちら。WebChatGPT: インターネットにアクセスできる ChatGPTと言う物で、この拡張機能をChrome側でインストールした状態でChatGPTで何か質問するとGoogle検索経由で情報を拾ってきてそれを教えてくれる。今まで通り質問に文章で答えるのだが答える内容が最新になっているばかりでなく、文章中に注釈が付く。文章の最後に[1]と言う形式で番号が振られる。そしてその番号をクリックすると、その内容が書いてあるページへ遷移する。これは非常に便利だ。

自分の書き込みがネット上から抽出した内容に変換される

ChatGPTは通常「アカウントの頭文字」がユーザーの書き込みでOpenAIのマークがChatGPTの返答だが、例えば、「ChatGPTのプラグインの情報おしえて」と書き込むと、即座に「Web search results:」と言う物にかわり、情報が書かれたサイトの抜粋文をリストとして挙げてくれる。最後にこちらの質問内容を明記してある。例えばこんな風に。

Current date: 2023/5/1 Instructions: Using the provided web search results, write a comprehensive reply to the given query. Make sure to cite results using [[number](URL)] notation after the reference. If the provided search results refer to multiple subjects with the same name, write separate answers for each subject. Query: ChatGPTのプラグインの情報ください。 Reply in 日本語

紹介されたサイトの記事は「CharGPTのプラグイン機能!おすすめ10個と具体例」と「ChatGPTをより便利にする!5つの優れたプラグイン」だが前者は4/26リリース、後者は4/27日リリースで非常に新しい情報だ。
通常のチャットに戻したい場合は下にオンオフボタンがあるのでWebChatGPTを切っておけばいいだけだ。

BardはGoogle itと言うボタンで関連サイトに飛べる

Bardは「ChatGPTの対抗馬Bardが自慢しまくり」の記事にも書いたように常に更新ほやほやの最新情報をおしえてくれる。しかもサイトを見てみたいときだけ、Google itボタンを押すだけ。しかも、日本語モードにしておけばBardは日本語で答える。ただし質問だけは英語で質問しなければならない。質問した先から日本語に変換されるが、最初っから日本語で質問しても返答されない。

この「Google it」は日本語にすると「ググって」となる。

英語がネイティブ程使えるわけでもないので質問は日本語でしたい。となると、今のところやはりWebChatGPT一択かなあとおもう。ただし、ChatGPT本人はこの拡張機能が組み込まれている事に気づいていないようだ。

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