サークル活動10年目になったのでこれまでを振り返ってみる
はじめに
こんにちは、秋星です。
突然ですが皆さんは創作活動をしていますか?
僕は毎回糞食らえと思いながら原稿しています。
また何ヶ月かぶりですね。
今後不定期になることは恐らく避けられないので空いてしまったことはもう触れないでおきましょう。
タイトルの通り、今年で弊サークル「Autumn leaves」が活動10周年になります。
目出度いんですかね。
分かりませんが飽き性の自分にしてはよく続いたものだと褒めておきます。
遠くまで来られたわけではありませんが月日の流れを感じて恐ろしいです。
今回はそんなわけで今までの思い出を振り返っていこうと思います。
思いつきで始めた書き散らしなので読みにくいかもしれませんがご了承を。
過去作振り返り
サークル結成(2011年10月)
いきなり本の話じゃありませんが、順を追っていくならここからかなと。
ここから数えるなら今年で11年目ですが、本を出すのは翌年ですし、この年は宣言しただけで支部にちまちま上げていただけですので……。
因みにですが、Twitterで宣伝したその日、風の噂で小説を書いていたらしい友人に「サークル活動始めてみようと思うけど一緒にどう?」みたいな雑な勧誘とも言えない何かをして快諾してくれたのが現在の相方(夕刻:@yukoku1402)氏です。
過去の頒布物の多くは自分が書いているとはいえ、彼の存在無しではここまで続けられていなかったです。
感謝してもしきれません。
初投稿の小説はまだ支部に残ってはいますが余りにも自分では読むに堪えられないのでリンクは張りません。
興味があるようでしたら探してみてください。
やっぱり探さないでください。
初頒布「ムスカリの花唄」(2012年5月)
第9回博麗神社例大祭での頒布です。
僕が幽香×ルナサ、相方氏が美鈴メインのバトル物の短編二本立てでした。
当時から自分の書きたい物を書いていたのが分かりますね、本当に。
このCPで書いてる人、当時も今も数える程しかいないんですよね。
まあ当時書きたいと思って書いたので満足はしていたはずです。きっと。
こちらは当時のフォロワーが沢山来て頂いたおかげで、初参加で完売という大変有難い結果となりました。
当時のフォロワーは今では殆どいませんしリプを送るような間柄の人は更に少ないです。
皆どこへ行った、見送られることもなく。
まあ元々自分がリプを送るような人ではありませんが……。
ところでこの本、自分用に確保してあるはずですがどこにしまってあるか思い出せないですし、PC買い換え時に当時の原稿も紛失してるので割とレアですね。
持ってる人はどれだけいるのでしょうか。
シナリオ参加「東方恋魔館」(2012年12月)
夏頃に初頒布の本の表紙絵を描いて頂いた方にお声かけ頂いて、紅魔館組の二次創作ギャルゲ的なADVにシナリオで参加させて頂きました。
当時はADVなんて一切触れてこなかったところなので非常に苦戦しましたね……。
今も殆どやっていませんが……。
主催の方や参加者の方々に何回も校正頂いて形に出来てよかったです。
因みにテーマソングの作詞も担当しました。
こちらも経験なんてあるはずなかったので非常に苦戦しました。
今もまだPVが動画サイトにあるかもしれません。
この主催の方はTwitterのアカウントを移行されてからはどうなったかは知りません。
きっとそんなものなんでしょう。知りませんが。
元気にやっていると良いですね。
2作目「秘幻封想 -霧に交錯する想い-」(2013年5月)
第10回博麗神社例大祭の頒布ですね。
僕が書いた、秘封倶楽部が紅霧異変のようなものを解決するお話です。
シリーズ化するつもりでこんなタイトルにしましたがこれ以降出ていません。
非常に良くないですね。
この数年後に続きを書こうとしたのですがさっぱり書けそうになかったのでそれ以降続きませんでした……。
とはいえいつかまた続きを書きたいです。
当時この本を読んでいて続きを読みたいと思った方がどれだけいるかは定かではないですが。
3作目「水晶の夜、天河の空 上」(2014年8月)
C86での頒布です。
初の夏コミサークル参加です。
相方氏の書いたプリズムリバー伯爵とレイラ・プリズムリバーのお話です。
またニッチなところですね思い返すと……。
しかも上巻なのでこのあと下巻も出ます。
上下巻で出したのはこの本だけですね。
まさかファミレスでの会話が切っ掛けで生まれた話がこんなことになるとは思いも寄りませんでした
夏コミの参加自体はこれよりも前に経験してはいましたが、サークル参加は初だったのでひどく感動した記憶があります。
やっぱりサークル参加は快適ですし優越感もありますよね。
凄い邪な気持ちですが。
4作目「水晶の夜、天河の空 下」(2015年12月)
C89での頒布です。
初の冬コミサークル参加です。
かなりうろ覚えだったのでTwitterを掘り返そうとしたのですが、何故か本のタイトルをツイートしてなかったので探すのに苦労しました。
15年か16年かで思い出せなかったのですが、よくよく考えると、16年末は左肺が血気胸になって入院していたので冬コミ参加どころじゃなかったです。
因みに3年後に右肺も気胸になりました。
とまあそんなわけで相方氏が書いた上下巻の下巻なのですが、当時相方氏がかなり私生活側が忙しくて非常にギリギリだったのを覚えています。
精神的にもキツそうだったので心苦しかったですが、なんとか完結できて安心したのが記憶にあります。
慰労として冬コミの時にご飯を奢りました。確か。
5作目「夜更け過ぎに」(2017年12月)
C93での頒布です。
これも冬コミでの頒布でした。
僕が書いた、秘封の短編三本立てです。
上でも書いたように、秘幻封想の続きを書こうとずっと脳内でこねくり回してましたがどうしても良い形にならずに短編集という形に逃げました。
この機会を逃したので秘幻封想は本当に続きを出せるのか怪しくなってしまいましたね。
とはいえこの本の話はどれも割と気に入ってます。
かなり趣味の詰まった話ですが、だからこそ。
このスペースですが、隣が浅木原忍先生だったんですよね。
少女秘封録とか、こちら秘封探偵事務所とかの。
この方の、特に少女秘封録は、僕が小説を読むようになる切っ掛けで、同人という文化を知る切っ掛けで、東方の二次創作にのめり込む原因で、秘封倶楽部に沼る原因で、直接ではないとはいえ同人・創作活動を始めるきっかけにもなった方なんですよ。
とどのつまり、全ての元凶今の僕を形成するあらゆる原点なんですよね。
そんな方の隣のスペースにいたって本当に凄いことですよね。
ある意味同人らしい巡り方ですが、当時感動しました。
思えばここが僕の同時活動において一区切りだったのかもしれませんね。
こちらの本は現在支部で全文公開していますので興味のある方はご覧頂ければ幸いです。
6作目「私はこの街で星を探す」(2019年5月)
COMITIA128での頒布です。
初のコミティア参加でサークル参加でした。
自分と相方氏の短編二本立てですね。
元々コミティアに興味があったのですが、例大祭や夏コミの直後が多くてタイミングが噛み合わず機会がありませんでした。
そんな中、例大祭の申し込みを逃して2019年にどこに参加しようと話し合ってたところにコミティアの話があったので参加となったのでした。
2018年が私生活が忙しくてろくすっぽ活動できていなかったので、久々の執筆活動なことと、初のオリジナル小説で非常に苦戦した覚えがあります。
その結果抽出されたのがこれまたかなり趣味の詰まった話になりました。
こちらの本はBoothで通販を行っています。
物理の本と電子版の両方を用意していますのでお好きな方をどうぞ。
僕個人としては発送の手間がない電子版の方が楽ですが、在庫をいつまでも抱えるワケにもいかないのでどちらともいえないところです。
半分くらい冗談なので興味がありましたらお願いします。
7作目「記憶の底に沈む」(2019年12月)
C97での頒布です。
こちらは自分の書いたドルフロのカルカノ姉メインの本になります。
活動7年目で初の1年で2冊の頒布になります。
今までが少なすぎると言われたら反論の余地がないですが……。
普段のモチベを考えると自分としては頑張ったと思います。
ドルフロはサービス開始日からプレイしていて、同人も少し触れていたのですが、あまりにもカルカノ姉妹の本が無いとなったので自分で書きました。
ドルフロの二次創作はあまりやろうという気概は無かったのですが、怒りというか憤慨の力とは大きい物ですね。
ちなみにこの本は3部作を予定していますが、まだこの本しか出ていません。こちらは近いうちに頒布するとは思いますが果たして。
この本もBoothで通販していましたが大変有難い事に完売となっています。
処女作以来2度目の完売です。
新興ジャンルの力を感じた次第です。
再販予定は今のところありませんが、何らかの形で読んで頂けるようにはしたいですね。
合同参加「1294合同」(2020年6月)
ドルフロのAK-12×AN-94の合同誌です。
大変有難いことにおっこめ様(@okomeoisii315)の合同にお声かけ頂いて寄稿していました。
初めての合同参加です。
本当に驚きというか身が縮こまる思いでした。
今もですが。
1294はかなり好きのエッセンスがあったものの、どうやって書いていこうかなと頭をかなり捻らせましたが、結局は手癖で書き進めていました。
他の豪華面々がいらっしゃる中で、はたしてこれで良かったものかと今でも少し不安です。
もう何もかもが遅いですがね……。
8作目「君との距離」(2020年6月)
C98(エアコミケ)での頒布です。
自分の書いたドルフロの59式×マカロフの短編集3本立てです。
そして初の成人向けです。
まさか自分が成人向けを描くとは思ってもいませんでした。
後にも先にも多分ないと思います。
あまりにも大変だったので……。
原稿時期が少しずれていたし寄稿での参加とはいえこんな近いことあるんですね。
今思うと本当に良く頒布したなと思います。
当初の予定だった5月での頒布から大きく遅れたとはいえ。
2019年の後半くらいからハマっていった推しCPの本です。
他の供給があまりにもない、というか何もなかったので怒りに任せて出しました。
ずっとTwitterで喚いていたら執筆中にフォロワーが描いてくれて本当に救われました。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。
因みにこの本の頒布以降もこのCPで支部にあるのは自分の投稿作品だけですしTwitterでは自分とそのフォロワーが描いて頂いた以外で言及している人は殆ど居ません。
ガッデム
こちらの本は現在もBoothで頒布しています。
Boothへのリンクだといきなりセンシティブな表紙になるので支部にあるサンプルへのリンクを張っておきます。
リンク先にBoothの案内もありますのでもし興味がありましたら何卒。
9作目「ドルフロ百合心中失敗合同」(2020年12月)
イベントではありませんがタイミング的には冬コミでの頒布です。
合同主催者としてタイトルの通りな合同誌です。
合同誌に初めて寄稿したその年に主催になること普通あります?
1294合同の主催であるおっこめ様に唆されて背中を押されて主催を務める事になりました。
そこそこ鋭角なテーマですがTwitterで募集したところ多くの方が寄稿してくださいました。
本当に有難い限りです。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。
年1ペースで出していたのにこの年は寄稿も含めると3作書いてます。
謎過ぎますね。
こちらの本は現在Boothで通販しています。
一部作品が成人向けとなっていますのでご注意ください。
10作目「羨光」(2021年12月)
C99での頒布です。
自分の書いた、スタァライトの所謂初雪組(なな、純那、氷雨)の本です。
2020年夏頃、つまりロロロ(総集編)が公開されて2回目の観劇した時に沼りました。
アニメは当時リアルタイムで観ていて面白いし良い作品だなと思ったんですがここまでは刺さらなかったんですよね。
どうしてこのタイミングで刺さったのかはかなり謎です。
そして予想通り劇場版スタァライトで胸を刺す衝撃を浴びてしまって遅れに遅れて年末での頒布となりました。
元々は5,6月頃の頒布予定でしたがこんなことになるとは……。
いや、かなり執筆のモチベが下がっていたのも少なからずありますが……。
そして時間が経ちすぎた結果、C99にかこつけて九九組の本の予定が初雪組となりました。
元々初雪組の本を出した上でC99は別に頒布予定でしたがそんな余裕はありませんでした。
これからは頑張ります。
きっと。
この本はヒトリエの「目眩」をモチーフに書かせて頂きました。
本当に良い曲なので聴いてください。
MVがYoutubeで公開されているので。
本自体は現在Boothで通販しています。
もし興味がありましたら何卒。
まとめ
統括的な
そんなわけで計10冊、合同参加等も含めると12冊の紹介でした。
気付けばかなりの文字数を書いてました。
付き合って頂きありがとうございます。
本当に5作目の秘封本が一区切りになってて面白いですね。
丁度活動年的にも数的にも半ばですし。
秘封以外は供給が少ない所を書いてるのも活動燃料を表してるようですね。
概ね怒りと癖ですが。
とはいえ供給が少ないところを意図的に書いてるというより書きたいと思ったものを頑張って書いていた結果がこうなっています。
少し悲しいですね。
これからのお話
現状そこそこモチベが下がってきてはいますがそれとなく続けていくつもりです。
まあそもそもモチベが高かった時期がほとんどありませんので通常運転ともいえます。
書きたいと思ったものを書く、というのは今後もブレずに続けていきたい所存です。
自分のために書いています。
そう思わないとこんなことやってられないというのもありますが。
頒布数が伸びていなくても、閲覧数が伸びていなくても、お金が吹き飛んでも、それでも何だかんだ楽しい趣味ではありますからね。
他の趣味では味わえないものがあります。
とはいえ折れたら止めます。
心が一番大事なので。
今年は
夏コミ(C100)は申し込みました。
当選していれば、ヒトリエの楽曲歌詞をモチーフにしたドルフロの詩集みたいなものを出す予定です。
またヒトリエモチーフです。
大好きなので。
皆さんも聴いてください。
それ以外の予定は今のところありませんが、今は割と秘封を書きたい気分もあるので、後半に向けて何かしら進めるかもしれません。
その時は何卒よろしくお願いします。
最後に
細々とやっている小さなサークルではありますが、ここまで続けてこられたのも頒布物を手に取ってくださったり、公開されている小説を読んでくださったり、Twitterで応援してくださっている方々のおかげです。
本当にありがとうございます。
これから大きくなるかどうかは分かりませんが、マイペースに続けていきますのでこれからも何卒よろしくお願いします。
次は20周年の時にまとめましょうかね。
それではまた!
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