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トライデントのデザイン

実はトライデントはデザインが気に入って選びました。
コンサバなトライアンフが出したはっちゃけ系のデザイン。

トライアンフのロードモデルの歴史や背景を知ると、ボンネビル系やスピトリ系はあまりデザインでハジけるわけには行かないですよね。実績があってすでに固定のファンがいるので。

するとデザインで遊べるのは、イメージが固定されていない新しく出すモデルです。
トライデントのデザインは呪縛から逃れるような「ハジけ感」があってそこが気に入りました。え、これトライアンフなの?って。

アクが強いデザインって賛否が別れます。
無難なデザインにして平均点を狙いに行かなかったことも気に入ってます。

つい最近発表されたスピード400もモダンクラッシックのラインなので、いよいよトライデントだけが浮いてる感じで痛快です。

触ると分かるんですが、トライデントのタンクは樹脂製のカバーです。
中に金属のタンクがある。このタンクカバーも他の外装パーツも交換が可能。つまりカラバリの中からパーツを選んで組み合わせることができます。

トライデントで画像をググるとみんな結構やってますね。
わりと人気があるのが黒に大きなメーカーロゴが入ったスキームで、他の外装パーツも真っ黒に仕立てたクール系ですね。確かにカッコいい。

いろいろと頭の中で組み合わせてみると、ぼくは意外に白タンクのシンプル系がいいかも、と思ってます。デザインで遊んでるくせにトラッドなトライアンフっぽい感じが妙に合うんです。
そういうのを見ているとよく練られたデザインだなあって感心します。

ぼくのは「シルバーアイス&ディアブロレッド」が初期のカラースキーム。
カラバリの中で一番トライアンフっぽくないのを選んだつもりです。これに飽きたらどんな組み合わせにしようか今から楽しみです。

ちなみにデザイナーは「ロドルフォ・フラスコーリ」というイタリアの人。
スピードトリプル1200RRもこの人のデザインらしい。あとはスズキのKATANA 3.0もやったそうです。

トライデントは、トライアンフのエントリー層を担ってます。
そこはハイエンドのスラクストン等とは全然違ってコストが最重要。
なんとか頑張って高級感を出そうとしてますが、さすがにスラクストン並ってわけには行かない。

海外のトライデントのカスタムを見てみると、そういう妥協の跡があるパーツをきっちりアップグレードしていく路線が目立ちます。

ぼくはトライデントって乗り味はちっとも安っぽくないので、パーツの高級感はあまり気になりません。そのコストをかけるなら未来に乗るバイクに当てたい。

ボンネビル・ボバーをカスタムするのか、スラクストン(やっぱ近くで見るといいなと思います)にするのか。はたまた別の国に飛んでいくのか…

トライデントの場合、気になるとすれば外装パーツじゃなく足回りだろうな。
前後のサスとタイヤ。
まだちゃんと走ってないので何とも言えません。それにこれはデザインの話じゃないのでまた別のエントリーで。

スラクストン、やはり一味違いますね。
このクロームエディションがまたいいんです…

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