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バイク動画はムズカシイ

YoutubeとInstagramにバイクで撮った短い動画を上げている。短いのには理由があってそれは第三者視点のカットが撮りにくいから。カット数に限りがあるので長い動画は難しいのだ。

ヘルメットや身体にカメラをマウントした一人称視点は撮りやすい。Youtubeで「バイク動画」を探したらこのパターンがほとんどだと思う。一人で撮影している限り、自分が乗って走っているところは他人に撮ってもらわなければならないから。

完全に無理かと言えばそうではない。

  1.  バイクを路肩に停める

  2.  歩いて先へ進んでカメラを設置する

  3.  また歩いてバイクまで戻る

  4.  バイクに乗って走らせてカメラの前を通過する

  5.  バイクを停める

  6.  再び歩いてカメラまで戻る

  7.  カメラを回収する

この間、エンジンをかけたり止めたり、カメラのシャッターを押したり止めたりやることは沢山ある。これだけの手間をかけて撮れ高は数秒あれば良い方だ。

これも田舎街ならまだやりやすい。でもぼくが走り回って撮影しているのは東京か横浜だ。停めるところもカメラを設置するところも簡単には見つからない。

では一人称視点のカットばかりで動画を作ればいいではないか。
そう、多角視点の映像作品じゃなく自分が見たものだけを視聴者と共有する方法がある。この方法が上手くいけばそれが「Motovlog」になる。

だがこれはこれで簡単ではない。よほど珍しい景色の場所を走っているならともかく、一人称視点ばかり見せられたら視聴者は飽きてしまう。だから撮影者はリアルタイムで自分の喋りを入れておもしろい動画にするわけだ。

やってみるとわかるが、10分も15分も自分だけが喋って他人が飽きない話をするのは大変な作業だ。むしろ撮影よりもこちらの方が特殊なスキルだとぼくなんかは思う。芸人の一人語りだって15分やれと言われたらキツイだろう。

まあそんな訳で妥協点として短い動画を作ることになってる。
2022年はずっとそんな感じでやってきた。2023年はできればもう少し凝った趣向でちゃんとした動画を作りたい。

作りたいが前述の問題点はどうするか。

回避方法は2つ。
① 誰かと一緒に動画を作る。
② 予め想定される作業の準備をして動画を作る。

①は誰も一緒にやりたい人はいないと思われるので取れる方法は②しかない。前もってロケハンして通過ルートや撮影場所を決めておく。どこにバイクやカメラを置くのか、撮影に何分ぐらいかかるのか、全部把握し予行演習してからいざ撮影に入る。これなら上手くいくかもしれない。

え、ちょっと待ってそれってまるで映画を撮ってるみたいじゃん…
そう、最大の問題はそこまでして撮る価値があるのかってとこだよね。

ヤレヤレ…
今まで通り一人称視点で何かいいアイデアを探してみるか。

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