結果を出せる、努力とはなんなのか
「努力しなさい」、子供時代に呪いの如く、耳が痛くなるほど聞いた言葉。
この言葉の意味を理解していなかった自分の学校での成績はというと、お察しの通りズダズタだった。
ただ、最初に言い訳しておくと決して勉強する楽しさに気がついていなかった訳では無い。解き方が分かった時の「解けるぞ!」っていう某漫画のような快感は味わったことはあるし、勉強も放棄していたつもりではなかった。
ではなぜ、結果を出せなかったのか?
原因は多分2つ。
1つ目に、勉強よりもカードゲームに興味があり、勉強よりもそっちの方に情熱を注いでいた。
2つ目は、効率の良い勉強のやり方を知らず、ただ時間を使い、目の前の問題を適当解くということを繰り返していた。
学生時代の自分は、「努力」の言葉の意味を知らず、他のことに熱中して、目の前の出された問題だけを適当に解いていた凡人に結果なんて着いてこなかった。
ここで、やっと本題に入ります。
「努力ってなに?」
それは、「夢や目標に向かって、頑張ること。」ほとんどの人がこう答えるだろう。この回答こそ正解以外のなにものでもない。
じゃあ努力しても結果が出ない人ってどうしたらいいの?
個人的な回答はこう。
〖期限を決めて、余計なことをしない 〗
解説の前に、努力とはなにか?もう一度、この定義を見てみる。
目標実現のために心身を努めること
理解出来る人間にはこれだけで理解出来てしまうのでしょう。自分は20年前に知りたかった側です。
解説を続けます。
他の必要のないものを捨てること
努力というと+のイメージがなんとなくありますよね。実際その通りなんだけど、そもそも何かを選ぶということは、それ以外は捨てるということを意識してください。
次に大事なのは何時までにそれを達成するのか?
時間は有限である。
モチベーションにも関わるので、目標には期限を設けましょう。
以上。
さすがに、これだと雑すぎるので例を元に解説します。
けん玉が上手くなりたい少年、たかし君がいます。たかし君はけん玉を上手になるために、朝起きてからの時間、毎日学校の休み時間と帰ってからの時間を許される限り、効果的なけん玉の特訓を1ヶ月間続けました。
この場合、たかし君は間違いなくけん玉が上達するでしょう。
次の例です。
竹馬が上手くなりたい少年けんた君がいました。けんた君は朝起きてからの時間、毎日学校の休み時間と帰ってからの時間を許される限り、ケーキ作りを3ヶ月間、学びました。
この場合、けんた君は竹馬がうまくなりたいと思っているのに、やってる事はケーキ作りばかり。これではケーキ作りは上達したとしても、竹馬を上達することは難しいですよね。
ただ、けんた君自信は沢山の時間を使っています。けんた君は「僕は、毎日努力している。」と主張するかもしれません。
評価する側の評価基準が竹馬だった場合、けんた君は評価されることはありません。
例え話が長くなりすぎましたが、伝えたかったことは、努力というのは目標に対して効果のあるものを適切に行うことを言います。
最後に、じゃあ適切な方向に向かって実行したら時間は関係ないの?なんて質問が来そうなので、当人は努力してるつもりだけど、周りから見たら努力してない奴のあるあるパターンをひとつ紹介し、解説を踏まえ今回は終わりにします。
人生を変えるためにプログラミングを毎日勉強しています。土日は1日使って趣味のカードゲームをやっています。
こういう人周りにとにかく多い。
余計なことをやらないことが努力の基準のもとで言えば、「それは努力と言うには程遠い。ライバルはその時間すらも努力しています。」
時間は有限。1日24時間。10時間を仕事に使ったとしても14時間は残る。7時間睡眠+食事やらなんやら入れても5時間は残る。土日は12時間は学習してる人も多い。
個人的には、仕事しながらだとしても月160時間学習をして成果を残せて初めて、最低限の努力と呼んで良いと思います。まぁ、世間的には辛口な意見ですかね。おしまい。
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