森田昭仁【子育て/バイリンガル教育/幼児教育】

アメリカで子育て→日本の幼児教育とのギャップ→子どもを一人の人間として接する海外の教育…

森田昭仁【子育て/バイリンガル教育/幼児教育】

アメリカで子育て→日本の幼児教育とのギャップ→子どもを一人の人間として接する海外の教育に共感→帰国後自ら保育園を立ち上げ→3年で10園へ拡大/3児のパパ/日英バイリンガル/所得による教育格差改善を目指す/未来を担う子どもたちにとって本当に必要になる「非認知的能力」を育む教育を提供

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英語嫌いな子どもを英語好きにさせるたった1つの方法

子供の英語教育に関してよくご相談を頂くのですが、以下のような内容の相談が多い傾向があります。 相談内容 ・英語に全く興味を持ってくれない ・英会話教室の時間になると行きたくないと駄々をこねる ・英語を習わせているけど全く話せるようにならない これらの相談に共通することは、お子さんが「英語嫌い」という事です。 子供が英語嫌いになる理由は様々ありますが、英語嫌いな子供を英語好きにさせる方法がたった1つだけあります。 それは「英語を勉強させない」事です。 はっ?何を言っ

    • 日本と違う海外の教育

      日本の教育が100年間変わっていないという衝撃的な事実があるなか、2018年に保育所保育指針や学習指導要綱の改定により、日本の教育大きくがかわり始める可能性が見えてきました。 今まで日本ではあまり重要視されていなかった非認知的能力(数値化できない能力、例えば創造力や問題解決能力、柔軟性など)を育んでいくことが重要視されるようになってきました。そんな良い兆しが見えるのですが、実際問題として今の日本の教育からどのようにしてシフトしていくのかという、また別の問題が浮上してきます。

      • 父親が子どもに与える多大な影響について

        子育てには母親と同様、父親の関わりが子どもの健康な発達に必要不可欠です。父親は子どもの感情や知識的成長に多大な影響を与えるという事がわかっています。幼児心理学のパイオニアであるエリック・エリクソン氏は、母親の愛情と父親の愛情には質的違いがあると言っています。 子育てに関して、父親は母親には真似のできない男親として母親とは違った形で貢献をすることができます。本日は父親が子育てに関わることで、子どもの人生にどのような影響を与えることができるのかについて共有していきたいと思います。

        • 親としての忍耐力をつける4つのステップ

          「忍耐力」、これこそが子育てにおいて最も必要になる能力の1つといっても過言ではないでしょう。私は仕事柄たくさんの親御さんとお話しをする機会があるのですが、そんな時に私がよくする質問があります。「あなたがとってほしくない行動を子どもが取ったときどう対応しますか?」 この質問に対して、ほとんどの方は「怒ることがいけないとわかっていても、自分の感情をコントロールすることが出来ない時があるので、そんな自分が嫌になる時があります」と言われます。つまり忍耐力が欲しいという事ですね。

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          英語が話せると開かれる5つの扉とは?

          日本では、まだ英語を話せる人は少数派です。しかしほとんどの方が英語はこれから必要なことだという事を認識していますし、特に自分の子供には英語を話せるようになってほしいと考えている親御さんが増えてきています。 単純に英語を話せるようになりたいと思っても、英語を勉強するとなるとモチベーションの維持が必要になります。モチベーションを上げることは簡単ですが、それを維持し続けることは思った以上に難しいことだと思います。 そこで、英語を学ぶ理由をしっかりと明確にすること、そして英語を話

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          今の子供たちが生きていく近未来の世界とは

          2035年の日本 今の子どもたちが社会人としてバリバリ働いている2035年の未来がどのような世界になっているか想像したことはありますか? これからの時代は、ロボットやAIがますます台頭してきますし、今以上にグローバル化した世の中になっているでしょう。 具体的に2035年の未来はどのようなものになっているのか、ライフスタイルから仕事の仕方までをみていきましょう。 Work Style 今までのように、場所や時間に制限が設けられるのではなく、自宅やカフェ、リゾートで「時間と場

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          日本人は時間に正確だと思っているのは日本人だけ?

          ITの発達により本当に世界が身近になりました。グローバル社会と言われていますが、島国である日本でもこれから外国人と触れ合う機会はどんどん増えていくでしょう。 私はこれまでアメリカに8年住んでおり、仕事で世界中を飛び回っていました。そこで今回は、ある外国人の友人に言われた「目から鱗」だったことをお伝えできればと思います。 日本人は時間に正確? 日本人に「日本時は時間を守る人種だと思う?」と質問すると大抵の人は「そう思う」と答えると思います。私もこの質問を外国人の友人からされ

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          目から鱗の「歯磨きスキーム」とは

          私がアメリカに住んでいたころ、ちょっと大げさかもしれませんが、今までの人生観をひっくり返されるほど衝撃的な事がありました。 それは、子どもの歯みがきについてです。日本では子どもの歯をみがく順番は、子どもに自分で磨かせて、そのあと親が仕上げるのが一般的だと思います。N〇Kでも「仕上げはおか~さん♪」と幼少期から刷り込まれています。なので、誰も何の疑問も持たずに子どもの歯磨きは子ども→親の順番で行っていると思います。 そんな「当たり前」が間違っている事を目の前にしたときに、自

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          バイリンガル教育を始める前に理解すべき4つの事実

          21世紀を生きていく子供たちにとって、世界はどんどん狭くなっていきます。本当の意味でのグローバル社会の到来です。 日本でも2020年から小学生からの英語が必須になり、さらに英語のレッスンを導入する幼稚園や保育園も増えています。雑誌やネットでも幼児英語の記事や特集が多くみられ、英会話スクールやオンライン英会話など、様々な英語に関するサービスが増えてきています。 小さい子供のいる家庭では習い事をさせるご家庭も多くなっています。その中でも「英語」に対する関心は、年々高くなってき

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          はじめまして。

          はじめまして。森田昭仁と申します。私は現在日本全国で保育園(インターナショナルスクール含む)を10園運営しています。また、8年前ですが、長男が生まれてすぐアメリカに渡り、初めての子育てを海外で経験しました。現在は男の子2人、女の子1人の3人のパパをしながら日本の幼児教育について考え、日本の未来を生きていく子どもたちのためにこれからの時代に本当に求められている教育を通じて、世界で通用する国際人を育成していくことが目標です。 まずは簡単に私の生い立ちからお話しさせて頂きます。私