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私的練習法を考える

「練習グリーンでショートしてるようじゃいいスコアでないよ!」
と、練習場のグリーンを管理されていた方からいただいた言葉を胸に刻んでいる。

ある日、練習していると、突然、そう声をかけられたのだ。「下手だよ!」とほぼ同義(笑)

当然、
「僕は、今まで何を練習してきたんだろう?」
と変換された。

僕は、練習場のグリーンなのにカップにボールを入れること…ある意味、作業を繰り返していたわけだ。

こりゃ、ダメだ(笑)。

練習グリーンでカップインすることに何の価値もない。

・狙ったところに打つためには?
・イメージ通りの距離が打つためには?
・苦手なラインを克服するためには?

などなど、課題に向き合うべきなのに、カップを目の前にすると入れたくなるくらいのゴルフ脳だったわけだ。

それ以降…

1:1mオーバーで打ち、オーバーした返しのパットは、一度マークしてからボールを置き直し真剣にカップインを狙う

2:ロングパットは、カップの数メートル後ろのネットや雑草に狙いを定めスパットを見つける

3:1m以内は、強めにまっすぐ打つ

4:打つ前は、入れることを考えず、決めた方向にイメージした速度のボールを打つ

という私的練習をほぼ毎週末やり続けた。

もちろん、1〜4を成し遂げる安定したストロークをするには、体のどこから始動しグリップはどのくらいの強さで握るかは何十通り何百通りも試している。

そう、あの一言が、自分流の練習法を考えさせてくれたし、下りのスライスラインは女性の髪のウェーブだ!なんて呑気なことが言えるパット好きにしてくれたのだ。

残念ながら、この天然芝のある練習場は、2018年5月に営業終了となったが、僕が初めてクラブを握り空振りした場所でもあったので、記念写真を撮らせていただいた。

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