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下りのスライスラインとの付き合い方

僕は下りのスライスラインを愛している。

スコアを作って行く視点で見れば、そこに乗せることそのものが間違いでありミスとも言えるわけだけれど、僕のレベルでは、そんなミスはたびたびなので、まずは、「ナイスオン!」という状況を優先し自分を鼓舞する。

すると、「そっと触るとすーっと流れる」ような美しいアンジュレーションが見えてくる。白いベットのシーツにある一本の柔らかな髪を想起させる。高麗芝なら黒髪、ベントならやや茶色というイメージ。

そして、その"髪"のラインが、ストレートか、軽いウェーブがを決めたら、そのラインを信じて、ライン上を静かに転がるボールをイメージする。まさに、髪を愛でるのである。まっ、ついでに美しい思い出に触れるのもあり。

それ比べて、上りのフックラインはどうでしょう?髪と言えるような色気はなく、フックラインにも関わらず、気持ちも含めて直線的ではありませんか?高麗芝なら針金、ベントでも麻紐感はあります。

さてさて、下りのスライスラインは、女性の髪のウェーブを愛でるように向き合えば良いのではないか?という無責任な話となりましたが、騙されたと思って、ぜひ、一度、下りのスライスラインを最初から愛でてみてください。スコアが、2〜3変わります。


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