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【入社エントリ】一人ひとりが自分らしさを発揮できる社会に/PeopleX入社にあたり

2024年4月1日、株式会社PeopleXに転職しました。
前職時代は一切SNSから離れていたので、生存確認的にFacebookXにその旨を投稿したところ、思いがけない反応をいただき、本当にありがとうございました。非常に嬉しかったです。
「なんで転職したんですか?」と聞かれることが多かったので、記載しようと思います。


学校の先生になりたかった学生時代

僕は中学生まで「学ぶことの楽しみが分からず」、卒業と同時に就職しようと思っていました。色々な事情があり、高校受験のための予備校に通うことになるんですが、そこで学ぶことの楽しさに気づくことなります。
「同じことを教えているにも関わらず、教え方、環境が変わるだけで、楽しいと感じるものなんだ。逆の見方をすると僕のようにそのような環境に出会わないことで学ぶ面白さを見いだせない生徒もいるんだろうな。それは不幸なことだな」という思いから、一転、進学をし、学校の先生になるという夢を追いかけることになります。

一時、夢だった高校の先生をやっていたときもあるんですが、これまた色々とあり退職し、フリーターという時期がありました。23歳とか、24歳ぐらいの時です。

営業の面白さ、理不尽さに直面

高校生の時から学校の先生になろうと思っていたので、何をしていいのか全く分からなかったんですが、生活のために働かねばと入ったのがリクルート・スタッフィングで、就いた仕事がコンタクトセンターのアウトバウンドセールスだったんです。
要領はいい方だったので、コツを掴み、そこそこの努力で、そこそこのパフォーマンスを出し、手持ち無沙汰に周りをみると、ものすごく努力をしているけど、全然パフォーマンスが上げられていないという方もいるのが不思議に思ったんです。
やることがないので(訳ではないんですが、数字をクリアしているのが暇だったのもあり)、ここから一人実験をし始めます。なぜ、同じように電話をしていても成果が上がる人、上がらない人がいるのか?
幸いに電話営業は電話という声だけで成果がはっきりする、変数が少ない営業なので、その少ない変数をA/Bテストのように1つ1つ変えながら、何が成果に繋がるのか、繋がらないのかを調べやすかったんです。
同時に、電話営業系の書籍を片っ端から読み、何が正しくて、何が正しくないのかを検証する、ということもしていました。
そこで分かったことは、世の中に流通している情報には正しい情報と、正しくない情報が流れている。正しい情報が流通していないので、努力をしても成果を上げられないで苦労しているという、環境が人のパフォーマンス、そして、その人の幸不幸を決めてしまう、という事が分かりました。これは僕が学校の先生になろうとしていたのと似ているな、と思いました。そこから営業の正攻法、法則を見つけるような方向に入って、今に至っています。

営業担当者の成績は、個人のスキル・やる気だけの問題ではない

営業担当者のパフォーマンスを上げる為に面談時のスキル、テクニックといった営業担当者自身が行う部分に注目し、勉強していた僕に転機が訪れます。
中原淳先生の『経営学習論: 人材育成を科学する』との出会いです。
本書籍では「個人の努力も大事だが、所属する組織と個人の関わり方や、組織の文化、組織で流通している情報など環境が個人のパフォーマンスにどう影響するか」ということを学術的に解説されています(僕の超意訳なので、興味ある方はご自身でお読みください)。
「そうか、営業担当者が頑張っても限界があり、所属する環境から整えていく必要があるんだ」と、またまた環境の大事さに気づかされます(何度、気付かされるんだよ、という感じかもしれませんが)

そこからの僕の営業研究のテーマは「個人個人がパフォーマンスを上げる事のできる、組織的な仕組み・環境づくり」に変化していきました。具体的に書くとコンサルティングを行ったり、ベルフェイス時代にはインサイドセールスという仕組みづくりの支援を行ったり、前職マネーフォワード時代にはセールスイネーブルメントとして支援を行ってきました。
特に前職時代は初めて内部支援者として関わりました。今までの立場(外部コンサル)では出来なかったことも色々と自由にでき、そこでかなり色んな実験を行っていました(ここでその実験内容を書くと、とてつもなく長くなるので、別で記載したいと思います)。
そこで僕が得た確信は
「最後の最後は本人の意思・やる気・努力が大事。ただし、会社(組織)として各営業一人ひとりがパフォーマンスを発揮できるように情報を体系的に整理し、必要なタイミングで、簡単に情報にアクセス出来る環境を整える事が最も大事である」という環境と仕組みの重要性です。

PeopleX(PeopleWork)との出会い

橘さんに声をかけていただいたのはそんな確信を得たタイミングでした。
採用支援から、社員の学び合いによるスキル・エンゲージメントの向上、新入社員のオンボーディング最適化による即戦力化、離職率の低下まで、従業員を成功に導くことで会社の業績を向上させるエンプロイーサクセスプラットフォーム『PeopleWork』と、それを後押しするコンサルティングによって一人ひとりがパフォーマンスを発揮し、自己実現を発揮する環境づくりができるのでは?と思い、「やらせてください」と即答しました。
(あまりの回答の早さに橘さんも「えっ、本当にいいんですか?」と驚いていたぐらいです)

僕は営業畑の人間なので、営業、そしてビジネスサイドのオンボーディングのことしかわかりません。ですが、本プロダクトは営業部門だけを対象にしたものではありません。
会社に所属する全社員が、会社に所属することの喜び、会社の仲間の頑張りを知ることからの自己成長への奮起、キャリアパスのお手本が見える化することによる目標設定といった、皆さん一人ひとりが自己実現をするための環境を提供します。
「この会社に入って良かったな」
「この会社では成長できるな」
「この会社では刺激を与えてくれるな」 
と、誰もが充実した会社員生活を送る事が出来る。そんな世の中(会社)が実現できたらな、と思っております。
どうぞご期待ください。

最期に

ここからが本題です。
今までお話した事は壮大な夢だということは理解しております。
必ずできる!やらなければいけない!という決意もあります。ただ実現するには一緒に戦ってくれる仲間が必要です。現在仲間を大募集中です。
https://hrmos.co/pages/peoplex
結局何をやっている会社なの?というのが分かりづらいと思います。カジュアル面談も受け付けております。お気軽にFacebook、Xでご連絡ください。お待ちしております!

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