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目標への裏ルート〈後編〉

友人知人と話しているとよくやりたいことについて語ってくれるのですがそれを

来世の夢のように話す人がいるんです。

もちろん、ケースバイケースではあるかもしれませんが、だいたい聞いていると思うのは

『やっちゃえばよくない?』

たとえば、僕の友人に
「来世はラジオDJがいいな…」
と言った人がいました。
単純に思いました。
『え、今すぐやったら?』
もちろん、今すぐFMやAMのようなラジオ局のパーソナリティを目指せなんてことではありません。

目的 : ラジオの人になる

とのことだったので
早速僕は彼のデフォルメしたアイコンを作りyoutubeアカウントを作成し、すぐさまカラオケボックスに入り
ひたすら2人でダラダラと話したものを収録しました。
そしてそれを15分程度に刻み、
毎週水曜更新のラジオチャンネルとして公開しました。

もちろん、中身はとてもラジオと呼べるようなものではありません。
知り合いに聞かせたら笑われるでしょう。

ですが、知らない人が聞いたら
知らない人は彼をなんだと思うでしょうか

ラジオの人

です。
ほかに呼びようが無いのです。
結果ここでしか彼を知らない人はどんなにラジオとして杜撰であっても彼をラジオパーソナリティーとしか知らない。
もちろんそこから、ラジオっぽさ。
納得いく形を彼が追求してより、ラジオパーソナリティらしくなっていけばさらに素敵だとは思います。

https://youtu.be/Zxi64Ls0RhQ

同様に、僕の高校の後輩にアイドルをやりたいがめちゃくちゃパンクで歌も稀代の歌姫ということはなく、容姿も千年に一度レベルでは無い女の子が居ました。
その子の目的は簡単です。

目的 : アイドルになる。

これは一発で解決しました。
MVを作ること。
ぶっちゃけ同じです。
知り合いは“すごーい、いつもとちがーう、それっぽーい”と言った感じです。
しかし、そこが初対面の人は

“こんなアイドル居たんだ”

次の言葉が「ふーん」でもいいんです。
人間にこの子をアイドルと思わせた、それだけで目的を達成できてしまっているんです。

https://youtu.be/TWtLvyg__bI

おそらく僕の動画制作の他にできることが、もう一つあるとすれば目標に対しての裏ルートを設定してあげられることです。

そして、これから僕がやっていきたい

“動画制作による物々交換”

では、僕は繰り返し唱えます。

“売上ではなく、

認知度を確実に上げます”

と。

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