今回の円安について💲
こんにちは、アキヒロです。
日々のリサーチや行動で得た知見をアウトプットしていきます。
よろしくお願いします。
早速本題に入ります。
ドル円が135円まで上昇していますが、日本人で危機を感じている人が少ない印象。
この円安は流石にやばいので、何がやばいのかをまとめてみます。
皆さんの周りに円安をわかっていない人がいたら送ってあげてください😌
前提知識
円安は輸出業だと有利に働くため、これまで日本では歓迎されてきました。円安=ドル高なので、ドル建てで稼ぐ輸出業は儲かります。
元々株価も円安になると上昇する傾向にあったため「円安=良い」と捉えられてきました。でも最近は「悪い円安」と捉えられています。それはなぜか?
日本の生産スタイルが変わったからです。昔は安い原材料を輸入し、日本で加工。世界中に輸出していました。でも最近は、国内での製造は減少しており、海外での製造や現地生産にシフトしており、賃金も海外通貨となっています。つまり、円安になっても昔ほどプラスに働かなくなってきてるのです。
さらに追い打ちを掛けているのが、原油高。原油自体の価格高騰に加え、円安なので、原油を調達するコストも跳ね上がっています。エネルギーは多くの産業に関係があるため、原油価格の高騰は製品コストの上昇に繋がります。つまり、円安による輸出での効果以上に、調達コストの上昇が強いのです。
円安の効果もあって最近は外国人が増えました。でも国内の賃金は上がらず、輸入商品の価格は上がるばかり。値上げを悪とする日本人の考え方が根底にあるので、個人は円安の利益を享受できず、さっぱり豊かになっていないというのが実情です。では、どうすればいいのか?
値上げをし、賃金を上げ、経済を好循環にもっていくしかありません。給与はアップしないけれども、デフレは嫌だというのは虫が良すぎます。物価上昇率よりも給与上昇率が低ければ購買意欲が高まらず、デフレになるのは当然のこと。
また円安を脱却するには、日本の信用力を高めるしかあないと思っています。
なぜなら為替レートは短期的には資金需要によって決まりますが、長期的には国の信用によって決まるからです。日本の経済力が強くなれば、日本の信用力が増し、円は高くなります。
ただ、日本の労働生産人口は減り続けていて、労働生産性を上げない限り今後の経済成長は見込めません。日本生産性本部の資料によると、日本の2020年度の労働生産性は、先進7カ国で最下位、OECD加盟38カ国中では28位という残念な状況です...。
このまま生産性を上げることができなければ、円の価値は下がり続け、一般庶民では簡単に海外旅行ができない国になりかねません。政府、経済界には、目先の利益ばかり追うのではなく、長期的な視点で生産性を高めるための方針について真剣に考えてもらいたいものです。
参考文献
上を参考に記事を作成しました。詳しい解説やデータが見たい方は上をどうぞ。
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