実務補習の振り返り(2023年8月)
実務補習が終わりました
5日間の指導員。10回目。
特に問題もなく終わったのかなと思います。
受講生は相当にしんどいと思いますが、指導員だってしんどいんです。
いつも帰るとクタクタになるので、寝る時間が早くなります。晩御飯の前に昼寝をするぐらいに。
指導員の何が大変なのか
やることはいっぱいですし、変動要因は山ほどあるのに、決められた時間内に、ちゃんとゴールしないといけないですから。
初めての人の能力、人柄を探ったり、目標ラインを調整したり、ある程度、方向性を整えたり、タイムスケジュールを整えたり。
事前準備にも相当時間がかかりますし、後フォローをされる場合もあります。それでいて受講生に満足できる指導も求められますし。
もちろん、企業に対して、恥ずかしい成果物を出すわけにもいきません。
やり方は皆さん違いますが、それぞれ熱意をもって企業と受講生のために必死になって取り組んでいます。
色々な意見があるとは思いますが、安い報酬で大変な仕事である指導員をされている診断士の方にぜひとも敬意を図ってください。(私にはどうでもいいですけど)
実務補習を受ける人たちはおかしい
マラソンなど走るのが好きな人が多かったりするので、診断士はマゾ気質が強いように思いますが、そもそも実務補習をこなせる時点でマゾだと思っています。
診断士試験を頑張ったり、自腹でお金を払って研修を受けるとか普通の人では考えられないことをやっているんですよね。
ただ、自分たちがおかしいということに気づいていない人が結構いるんですよね。
なので、私は実務補習では「あなたたちは普通じゃない」というところから始めています。
自分たちを基準で物事を考えると絶対に世の中を間違えます。コンサルティングも多分できないです。
最近の実務補習では実務補習生に「宝くじを買うか」というアンケートを毎回しています。
大体の場合は6人中1人ぐらい、今回は0人でした。この時点で、おかしいんです。
実務補習を受けたことで変わって欲しい
私は実務補習でテクニカルな話も多少はしますが、結構メンタル面を大事にします。
結局、経営・商売はやる気なので。
日本のほとんどの人はやる気がないのが一番の問題だと思っていますし、コンサルティングでもそんな話をすることが多くなっています。
診断士を取る方は企業内でガンガン出世したり、ヘッドハントで転職をしていく人が多いです。
実務補習が、そのきっかけの一つになれたらなぁと思ったりしています。
ただ、いつもと同じですが、実務補習が終わって、ホッとしている自分がいます。(仕事がたまっちゃっていますけど・・・)
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