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pmconf2020を振り返って

今年もプロダクトマネージャのお祭pmconf2020に参加しました!

毎度のことなんですが、こういうカンファレンスは講演がいくつも同時並行で開催されていて、聴きたい講演が同じ時間帯に入ったりしていると取捨選択しなければならない状況に陥っていました...

ですが!今年はオンライン開催ということで、全ての講演がZOOMでの開催となったため、4つの講演を同時に聴くという荒業でカンファレンスをしゃぶり尽くしてみました!!(案の定、お話のコアとなる部分を聞き逃すこともありましたが...あと英語を含めた同時聴講は無理><)

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テーマを振り返って

今年のテーマは『見えない未来をリードするプロダクトマネジメント』でした。コロナという予期できない世界の動きの中でもPMはプロダクトをリードしていく必要があるという命題から、このテーマが決まったのかなぁと想像します。

数々の講演から得た私の答えは見えない未来をリードするプロダクトマネジメント=未来がどう変わろうが、ユーザにとって変わらない本質的なニーズに向き合うプロダクトマネジメント』でした。

"ユーザの本質的なニーズに向き合う"がテーマ内容に含まれていると感じた講演は、以下の通り全33講演中11もありました。(他の講演も聞き漏らしていたらゴメンナサイ)
・Jim Kalbachさんの『Jobs to be Done for product Management』
・宮田善考さんの『新規SaaSの立ち上げ
・稲垣あゆみさんの『アジア発の世界に認められるプロダクトを創るまでの話』
・Phil Libinさんの『mmhmmが生まれるまでと今後の展望から学ぶプロダクトの作り方』
・近澤良さんの『顧客のBurning needsを解決し、PMFを達成する
・西口一希さんの『顧客起点のグロースフレームワーク』

・神川亜矢さんの『変化とともに歩むプロダクトマネジメント』
・大見周平さんの『AnycaとChompyで学んだ「感情」の扱い方
・遠藤知佳さんの『子どもの歯みがき嫌いの“あたりまえ”をかえるIoTハブラシの開発事例
・大枝史典さんの『前例が無い音声市場に挑戦するプロダクト体験設計』
・川崎絢司さんの『新市場をこじ開ける、リクルートの価値検証のリアル~Airレジ ハンディ セルフオーダーのブレない「価値」の確かめ方~』

どれも同じ手法の話になることは無く、各々が各々の立場から考える手段でユーザの本質的なニーズを発見し、体験価値を作り上げていった事例の発表でした。(個人的には西口さんの発表にあったオーバラップ分析の紹介に興味が惹かれました。)

懇親会でスピーカーだった川崎さんに
「メソッド的に価値定義や価値検証の方法をお話されていたのですが、コロナの影響があって定義を変えざるを得ないことは無かったのですか?」
と質問したのですが
「変える必要は無かった、むしろ変える必要が出てしまうのであればそれは間違った価値定義をしている。」
という回答を頂きハッとしました。

世の中の状況が変化するのであれば、それに合わせてプロダクトも変化を必要とされるのは当然と思っていたのですが、人々のニーズというものは変わらず、その変わらないものを発見するのがPMだったということに改めて気付かされました。

さいごに

PMになる前から参加していたpmconfは毎回学びが多く、
常に新しい発見と変化を与えてくれています。運営と発表者に感謝!!

また来年も開催よろしくお願いします!!!(来年こそは登壇したい...!)


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