907X 100cを買うのをやめた話

 今年は907X-100cを買おうと思ってたんですよ
 家に眠っている503CXiを動かすには、さすがにコスパの悪すぎるフィルムを使う気も起きず・・・・、今後はもっと現像も高くなるし、コダックのポジなんて使うとフイルム1本5000円以上ですからね。
 そう考えるといいと思ったのだけど、旧型の50cを使ってる人を見ていると、6x6よりも小さくなったとはいえ、デジタルになったことによるシビアさで、ポートレートとかはかなりピント合わせが難しいみたいで苦戦してる人も多く、また無限遠風景を撮る場合は現行のレンズの方が明らかにいいです。もうXシリーズのレンズが揃ってる自分にとってはそっちで撮る意味がないんですよね。
 しかも極めつけが持ってるレンズの焦点距離が3桁だけという。なので、本来標準が中望遠になっちゃうのばかりになってしまい、使いにくいんです。500系じゃなきゃ気が済みませんみたいな原理な気持ちもないので、そうするとそのために115万円とか出せないですよ。
 むしろ60mmあたりを買わないといけないと思うと130万円くらいか。

 最初面白くなってデジタルバックで使うと思うんですけど、多分主用途は907XのXシリーズのカメラということになるんです。このカメラだとX2Dとちがって手振れ補正がついてないから、今のX2Dと同じ運用が出来ず、これまた使いにくいカメラになってしまうという問題が起きるわけです。

 この辺を考えると何のために130万円を使うのかというと結構な疑問が、明らかにEOS R1買った方がいいぜってなりますよw。去年R6II買ったばかりだから買わないですけど。500系をもう少し気兼ねなく使って見たいと思うのは事実なので、安いPhase One当たりが出ないかを確認していこうかと思ってる。

 自分的には使いにくいのだけど、500系をつかってる人はかってみて、907Xに28か38か55でもつけて撮ってみてください。多分現行マウントの中でもっとも過小評価されているレンズ群のすごさたちを理解できると思いますよ。

 6x6のデジタルバックなんて、1から開発なので、第1弾は2000万円くらいになってしまうらしいので、それを50万でなんていってる人は諦めて907X買ってみるといいと思いますよ、もっともそれを50万とかいってる人には難しいかもしれませんけどw。500系は一時期80mmつきで10万円未満で売ってましたからねぇ、そのころはハッセルの持つ高いというイメージとは失われてたんですよ、Hシリーズは高かったですけど。

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