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外見を変えたい時はシンデレラの力を借りようというはなし

おはようございます、ナツです。
最近ジム通いを始めまして、筋肉痛と慣れぬ運動の疲れで夜は即寝してしまいます。
ある意味健康的。

本日は、「本気で外見を変えたいなら、シンデレラになりきればいいんじゃない?」というわたしの思いつきにお付き合いください。

ちなみに4000字近い長文となっております。
お暇な時にでもぜひ。


外見を変えるのって簡単だけど、
難しい。

そもそも、きっとたくさんの方が外見を変えられるなら変えたい、と思っていると思うんです。

インスタではメイクや筋トレのリール動画がバンバン上がってるし、Twitterでもメイクの上手な子やきちんと努力して体型管理をされているアカウントは人気です。

本当に最近の若い子たちって意識も高いし、きちんと目標に向けてストイックに自分を管理できる子たちが多くてすごいなあ、とおばちゃんみたいなことを思っています。
いや、実際おばちゃんみたいな年齢なんですけども。

外見を変える方法って、二つあると思っていて、
①メイクや髪型を変える
②肌、髪、体型を変える

に分けられるかなあと。

①はよし!って踏み出してしまえば結構簡単で、短時間で変化が得られます。
マスカラ1本変えるだけで、顔の印象って全然違いますもん。
ただ、本当に変わりたい!って思っている時って、求めている変化は②だと思うんです。

髪型は一度変えれば、スタイリング再現むずすぎ問題さえ乗り越えればそのままをしばらくキープできますが、メイクは必ず落とす時間が来ちゃいます。

本当に変わりたいと思う時って、人から見て変わったね!っていう評価が欲しいんじゃなくて(それもとっても嬉しいんですが!)、どちらかというとお風呂上がりに鏡見て、うん、変わってきた変わってきた!って思える時間を欲してることが多い気がします。

…そんなことない?わたしだけ??

そうなってくるとちょっとお手軽じゃなくなってきて、自分の習慣との戦いになってくるんですよね。

たとえば、今わたしは夏の紫外線のおかげでアレルギー湿疹が出ておりまして、首周りや腕に発疹ブワー!です。見た目はそんなに分かりませんが、触れるとやっぱりプチプチしてるのでかなりストレス。(日傘はさしましょう)

顔は荒れてはいませんが、やっぱりくすみやしわ予備軍が気になります。
髪は汗や紫外線やシャワーの回数が増えてパサパサしてきちゃうし、半袖を着た時の腕についた天然振袖、太めのシルエットが可愛いはずと去年買ったパンツはおしりの位置が下がってきて、なんだか前よりも足が短く、あるはずのゆとりが減って残念な感じに。

それらを解決してくれるのは、一昼夜では無理な話だなあ、と痛感しているところ。


日常にシンデレラマインドを。

常々思うんですけれども、
ディズニープリンセスで性悪な子っていないじゃないですか。

もちろん物語上そういう部分はヴィランズが担ってくれているのもあるのですが、
それにしたってみんな健気で動物達と意思疎通できちゃうくらいピュアです。

その中でもシンデレラを選んでいるのには理由がありまして、
彼女だけ短時間の変化ののちに、召使いのような扱いからプリンセスに長期間変化する稀有な子なんです。

アリエルとかもそのカテゴリーに入りそうですが、彼女の場合、元からプリンセスなので。

眠れる森の美女は寝ている間に王子様助けに来てくれちゃうし、白雪姫は継母の嫉妬に気づかずに、命は狙われちゃって、毒リンゴは食べちゃうんだけど、すんでのところで王子様が助けに来てくれるし、ベルはもとの知性と品格で呪われた王子を変化させる、それまでの助けに来てくれるのは王子、のポジションをとっている強い女の子です。

個人の好みを言うならば断然ベル派です。あのお城の本棚も憧れ。

正直どこまでをプリンセスと呼んでいるのかすでにわからないので、王道っぽいこの子たちの中から選ぶと、シンデレラが1番外見変化のロードマップの道標になってもらえたら分かりやすいな、と思うんです。

***

ここで、先に挙げた変化①と②をシンデレラに標識となってもらって改めて考えてみます。

大前提として、シンデレラは義姉や義母にあれやこれや言いつけられても、きちんと対応する生活をしています。
これは自分を律することが必要な変化②が、プリンセス持ち前の優しさや素直さ、謙虚さや真面目さによってナチュラルに行われている状態と言っていいと思うんです。

わたしだったら絶対、「いやーもう自分でやって?」とか思って文句いっちゃうか、やらずにバレない方法はないか模索すると思うんです。笑

でも彼女はそう言うことは一切しません。
ちゃんと真面目に掃除する。洗濯ものは洗濯機に各自入れなさい!手洗い?ネット入れればいけるから!!とか言いませんし、そこ掃除したばっかりだから!食べるならそっちで食べなさい!とかも言いません。

自分を律する必要があるダイエットや筋トレや、疲れた時はもう寝かせてくださーい、とサボりたくなっちゃうスキンケアやヘアケア。
心の中に意地悪な姉や母を住まわせ、シンデレラになり切っていれば、
「ちょっと、シンデレラ!運動しなさいよ!!」
「はい、お姉様。」
みたいなことになるのでは。

1日サボっちゃった日があったとしても、実際は意地悪な姉も母もいませんから、
今日からまたシンデレラやろーと思い直せばいいわけです。

体型を変えるのは時間がかかりますし、肌だってターンオーバーの周期ってもんがありますから、求めている変化を実感できるようになるまでには少なくとも月単位の時間が必要です。毎日毎日思い詰めてやるよりは、もうちょっと気楽に肩の力を抜いて取り組むのが逆に長く続けられるコツかな、と思うんです。

***

変化①はどうした、と言われれば、これは言わずもがな「魔法使いが行かせてくれる舞踏会イベント」のほかありません。

ただのかぼちゃが馬車に、ボロボロの服が綺麗なドレスに、と変化する様は本当にいつみても素敵ですよね。

今回は本物の魔法は使えないし、魔法使いも現れないので、メイクという物理攻撃でコンプレックスを吹っ飛ばします。(魔法どうした)

普通に暮らしていて、舞踏会みたいなイベントはないけれど、毎日なりたい肌をちょっと先取りしたメイクをして自分を鼓舞しつつ、まあ!と服がドレスに変化したのをみた時のシンデレラのような感動を持って暮らしていく。

ちょっと、いい感じな気がしませんか?


魔法が解けるまでの時間を有効活用

ひとつ、大事だと思っていることにシンデレラは時間の区切りがある、と言うのがあります。前回の振り返りノート003にも書いたのですが、時間を区切ると人間って割とちゃんと動くんです。わたしのような超絶ズボラですら動きます。

ゲーム感覚がある、って大事だと思うんですよね。遊び心的な。
あーあと5分しかない!!!ってなると、自然と手は早まるんです。

真夜中を知らせる鐘が鳴ったら、シンデレラの魔法は解けてしまいます。
わたしたちに解ける魔法はかかっていませんが、タイマーをかけて気の進まないことをサクッと終わらせてしまう、というのは効果的だなと思います。

シンデレラゲームとでも名付けよう。

日常にゲーム感覚を持ち込むのはわたしがよくしていることなのですが、ちょっとした気持ちの変化なんだけれど、料理も掃除も、しんどくなくなったりするんです。
なんたってゲームだからね。遊びの範疇に入っちゃう。

そんな感じで、ジムの時間もタイマーかけて出かける時間を決めて行きます。
お気に入りのプレイリストを聴きながら、早歩きして、筋トレして。

魔法使いは来てくれないけれど、わたしたちにはメイクやコスメという魔法的働きをしてくれる道具があって、それを自由に使うことができます。

普段は健気に自分の求める変化に向けて、コツコツと掃除をし、洗濯をし、食事を用意し、運動し、スキンケアをする。
外に出る時は魔法使いを呼んで、なりたい顔の先取りをする。体型だって服の組み合わせてカバーできます。

こんなんだったら、どうでしょう?
続けられそうじゃないですか?


変わりたい欲は、自己否定を含んでいる。否定しないためのゲーム化はありだと思うんだ。

これ、わたしも読んではっとした言葉なんですけれど。
じぶんジカンの松岡さんが書いてらっしゃった言葉で、変わりたいと思うことはいいことだけれど、思わなくていい時もある、と書いていて。

理由が、変わりたい、と思ってる部分は、自分で自分を否定する部分だったりする、それはちょっと悲しいよね、という理由で。

わたしは超絶ネガティブ思考なので、わたしのようなもんが…とすぐに思いがちなんですが、ほんとに結構しんどくなる時があります。

自分で自分を否定するって、とっても簡単なんですけど、やっぱり心に針は刺さりがち。

人に言われる前に刺しとこ、っていうなんかドMな思考法だったりするので、人には全然おすすめできないんですけれども、ゲーム感覚を含むと自分との勝負めいてきますから、この否定をあんまり感じなくていいんです。

ダイエッターの方も、肌悩みが多い方も、
よかったらシンデレラになりきる、一回試してみてください。

わたしも帰宅時の地下鉄の窓に映る、半袖から伸びた二の腕がちょっとびっくりするくらいの幅なんですけども、シンデレラを頭の中に呼び寄せてほっそりさせたいと思います。

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