9月28日(木)競馬ブログまとめ

昨日はなんだか蒸し暑かったですね。

9月下旬の陽気ではない。

金曜まで30℃を超えるようです。

そこからようやく涼しくなってくるようで、

もう少し我慢ですね。


競馬も我慢の時を迎えていて

理想の状態には程遠い。


確かなる軸と確かなる相手。

時間がかかっても構わない。

「少額で利益を上げる方法」を見つける。

毎日コツコツやっていきます。

それでは今日の競馬記事をどうぞ。


「スポニチ鈴木さんの馬体診断 スプリンターズS」

「待ってました!」(スポニチさんから抜粋)

昨日の朝にアップされていたのに、すっかり忘れていました。


鈴木さんがトップに挙げたのが

ナムラクレア。95点。

「秋の主役 残暑のダメージ感じさせないふくよかさ」


丸みを帯びたトモ(後肢)、ふくよかな腹周り。

牝馬にとって何よりも重要なふっくらさを保っています。

 スプリンターズSの馬体診断で最も重視したのは夏のダメージの有無です。

夏負けは体に表れる。有力馬の数頭にも見られるように腹周りが細くなってしまいます。

ナムラクレアのふっくら肥えた腹周りは残暑がこたえていないことを雄弁に語っている。

目と同様、腹も口ほどに物を言うのです。

札幌でキーンランドC優勝。その後は栗東トレセンに帰厩して調教を重ねてきたそうですが、

その成果は四肢に表れています。上腕から前腕にかけて(前肢)とスネ(後肢)に

うっすらと血管が浮いています。これまでの馬体写真には見られなかった。

薄い皮膚を持つ馬が鍛え込まれると、こういう血管が写るのです。

 ヴィクトリアマイル時に比べて姿勢も良くなりました。

今春は頭を低くした立ち姿でしたが、今回はしっかり頭を起こし、胸を張って立っている。

姿勢は精神を表すといいます。全身が程よい緊張感に包まれています。

夏場に1度使われたせいか、目つきは少しきつくなっていますが、

尾は気持ち良さそうに流している。

余裕のある立ち姿からも夏のダメージは感じられません。


・・・やはりこの馬が主役になりそうですね。


2位は2頭で90点。

ジャスパークローネ。

「トモのパワーはNO.1」

スタートダッシュの原動力はトモです。

ジャスパークローネの馬体を見れば、レースで弾丸スタートを決められる理由が分かります。

ダッシュ力なら俺が一番だ!と自己主張するような大きなトモ。

特にその中心にある臀部(でんぶ)の筋肉(臀筋)が盛り上がっていて、

非常に強靱(きょうじん)。G1初挑戦とはいえ、トモのパワーはここでもNo.1でしょう。

 立ち姿も申し分ない。

目、耳、鼻の先を左前方の一点に集中しながらハミを穏やかにかんでいます。

毛ヅヤも良好。快速馬ぞろいのG1でもハナは譲らないと自己主張するような体つきです。


・・・とするとテイエムスパーダは厳しいそうですね。


アグリ。

「際立つ重量感 毛ヅヤも良好」

もしスプリンターズSが1400メートル戦だったら、

馬体診断ではアグリを1位にしたいところです。

太い首、大きな肩、豊富なトモの筋肉量。

いや、トモに限らず全身に満遍なく強い筋肉をつけています。

皮膚は少し厚く映りますが、馬体の重量感が際立っている。毛ヅヤも良好。

顔つきは穏やかな中に集中力がうかがえます。

 唯一気がかりなのは背中のつくりです。1200メートルを走るにはゆとりがありすぎる。

この距離のスペシャリストはもっと背中が詰まっているものです。

「ベストは1400メートルだ」と。200メートル短い分を

脚力と騎手力でどこまでカバーできるか。


・・・前走の差し脚は目を見張るものがありました。

GⅠでより厳しい流れになるはずで、それがこの馬を後押しする可能性はあります。

GⅠも出走して経験は積んでいる。

ただし勝ち負けしたわけではないので能力が通用するかどうかでしょう。


85点は4頭。

テイエムスパーダ。

「筋肉の張り十分 四肢に狂いなし」

テイエムスパーダは、気分屋の見本のような立ち姿。

耳に力を入れてハの字に開き、白眼を光らせ、鼻孔を大きく開いています。

 後肢を後ろに引きながら尾を力ませている。

筋肉の張りは十分。四肢にも狂いなし。気分良く走れるかでしょう。


・・・先手を取れないと厳しいのではないか。

ここは荷が重いと見ます。


メイケイエール。

「立派なキ甲 完成度高い」

メイケイエールは、相変わらず立派なキ甲(首と背中の間のふくらみ)。

馬体の完成度はかなり高い。筋肉量も十分。腹にはまだ余裕がありますが、

今週の調教と長距離輸送で仕上がるでしょう。

レースにいくと前進気勢の塊になってしまうのが大きな課題です。


・・・気性の悪い馬です。

こういう馬はあてにならないので本命には向きません。

しかし昨年のセントウルSの圧勝劇を覚えているでしょうか。

能力は高い馬です。

切ることはできません。

今回は人気が落ちるはずで狙い目ではないかと。


ナランフレグ。

「前躯とは対照的にトモが薄め」

ナランフレグは7歳秋を迎えましたが、良くもあしくも変わっていません。

 発達した前躯(ぜんく)とは対照的にトモが薄いためダッシュ力に欠けるのです。

自分のフットワークになるまでせかすことができず、後方からの競馬になってしまう。

今回も展開待ちです。


・・・実際に高松宮記念も展開が完璧にはまって

内枠を利してイチかバチかでの勝利。

7歳ともなるとスピード能力も衰えてきますし、

展開によっては来るかもしれませんがピンときません。


ママコチャ。

「体形も気性も6F仕様」

ママコチャは体形も気性も6F仕様。大きなキ甲と詰まった胴。

背から腰にかけて少し寂しいが前躯(ぜんく)は立派。

前に倒した耳、鋭い目つき、力を入れた首。

燃えたぎる気持ちをぶつけやすい舞台です。


・・・初GⅠですし強気にはなれない馬。

それでも前走は逃げ馬のペースの中、よく追い込んでいます。

川田騎手が騎乗すれば陣営も色気があると考えられます。


80点は5頭。

オールアットワンス。

「張りと毛ヅヤ良いが体全体に力みが…」

オールアットワンスは馬体に張りがあり、毛ヅヤも良好。

長期休養明け2戦目ですが、反動よりも上積みのほうが大きい。

ただ、体全体に力みがあります。

大きな耳をきつく立て、尾にも力が入っている。


・・・1000mが強いのも頷けます。

今回はどうかと。


キミハクイーン。

「穏やかな立ち姿に好感も顔つきが優しすぎる」

キミワクイーンは小粒でもピリリと辛いさんしょうに例えたくなる馬体。

筋肉は小さい代わりに非常に強い。穏やかな立ち姿にも好感が持てます。

ただG1の戦いに挑むには顔つきが優しすぎる。


・・・ここは相手が強いでしょう。


ドルチェモア。

「肩とトモに強い筋肉備えたマイラー体形」

ドルチェモアは肩とトモに大きな強い筋肉を備えたマイラー体形。

相変わらず力を入れて立っています。耳、目、鼻こう、尾にも力が入っている。

レースで気分良く走れるかがポイントになります。


・・・2歳GⅠチャンピオンですが、最近の成績を見る限り厳しいでしょう。


ピクシーナイト。

「筋肉量&毛ヅヤ良好も集中力が感じられない」

ピクシーナイトは一昨年、香港スプリントの4角で転倒し、右膝骨折。

復帰4戦目を迎えます。筋肉量は十分。

毛ヅヤも良好ですが、顔に集中力が感じられない。

耳を左右に開き、ハミを気にしている。


・・・走るのが苦痛になっているのかもしれません。

ただ走る気になれば激走もあるかもしれません。

腐ってもGⅠ馬です。


モズメイメイ。

「胴詰まり短距離向き 長距離輸送が課題」

モズメイメイは胴の詰まったスプリンター体形。

後肢を左右に開きながら後踏みする立ち姿に幼さを感じます。

筋肉量は豊富ですが、腹周りが細い。

関西馬で中山への長距離輸送が課題となりそう。


・・・スプリンターといってもGⅠですからね。

桜花賞でもう少しいいレースができていれば別ですが、

ナムラクレアのように好走してないですからね。

ただスタートダッシュは速いので

展開によっては残り目もあるかもしれません。

普通に考えればここは相手が強い。


「スプリンターズS モズメイメイ 桜花賞で踏ん張れていない」

「1200mは最適の距離」

葵Sはロケットスタートでそのまま逃げ切り。

1200mはまさに適距離でしょう。


チューリップ賞は勝っているがギリギリ切りの印象だったし

今後は1200mが主戦場になる馬。


ですが、トライアルで余力は残らなかったのかもしれないが

桜花賞では全く踏ん張れずに1.1差13着。


古馬と初対戦の北九州記念も0.7差10着と敗退。


展開が向いたら残り目があるかどうか。

それでもGⅠでは少し足らないのではないかと。


それでもチェックは必要な馬なので

前走の北九州記念を見ていきます。


GⅢ。小倉1200m。

この日の小倉の馬場はAコースで先行有利。


逃げずに3番手からの競馬。

これはGⅠを見据えて試したのかもしれない。

8枠⑱番も不利だった。


逃げたほうが味が出る馬なのでスプリンターズSではどう出るか。


ただジャスパークローネやテイエムスパーダがいるので

逃げられるかどうか。

武豊が果たしてどう乗るか見ものではある。


葵Sのようなロケットスタートを切ればハナは取れるかもしれない。


枠順が重要となりそうだ。


「スプリンターズS マッドクール ここは荷が重いか」

「坂井瑠星騎手騎乗予定」

OPは勝っているしGⅢシルクロードSで0.1差3着に好走。

ですが前走の休み明けのCBS賞は1.0差9着。


馬券圏外になったのはそのレースだけで、1着が5回、3着が3回と

堅実な走りをしている。


今回も休み明け。しかも初GⅠで果たしてどこまでやれるのか。


前走内容を見て判断しましょう。


GⅢ。CBC賞。中京1200m。

この日の中京の馬場はAコースで稍重。先行有利。


不利はなく3番手で追走するも直線は全く伸びずただ下がるだけ。

今回は同型も多く、買い目 があるとは思えない。


じゃいさんがどうコメントするかはチェックしておきましょう。


明日はいよいよ枠順が発表。

モズメイメイ、テイエムスパーダ、ジャスパークローネと行きたい馬がいるので

この並び方は重要。

揃って外枠に入るようだとハイペースは免れないかなと。

展開は読めないので、あまり考えないようにしていますが

おそらくミドルペース以上にはなるだろうと。

今年は差し馬有利ではないかなと。

何にせよ秋のGⅠ第一弾ですから楽しみですね。

それではまた明日。


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