初心者がイラストを学ぶ雑記②

デジタルイラスト、思っていたよりも楽しい。ちゃんと、練習してみよう!!

本格的にそう思って手を付け始めたのは2020年の9月13日だった。


今回の記事のことを先にすごく簡潔にまとめると、

「とにかく描いてみるのは大事、そうしないと"わからないこと"がわからなかった」

「テンションあげることからとりかかるのは本当に大事、原動力になる」


だろうか。


はじめに何をするべきかわからない


本当にわからなかった。とりあえず描けという言葉もあるし、まずは人体を学べという言葉もある。デッサンをしろとかクロッキーをしろとか。そもそもそれらの言葉の意味すらもよく知らなかったけど。


でもなんとなーーーーーくだけど顔は描ける気がする(描けなかったんだけど)からとりあえず絶対に描けない手足を中心に身体の描き方講座のサイトを漁って考えながら真似をしてみたりした。

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これらは模写なので案外それっぽく見えた。そのおかげで結構テンションはあがった。

一日目としては挫折せずに済んだので好スタートだった気がする。


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とにかく色々真似したりしてみた。

正直言うとこの初日の行動で得た知見はあまりなかった。右も左もわからなさすぎて、ただ漠然と模写をしただけで頭に入っていなかった。

でも模写だからこそそれっぽく描けるお陰で、続けようという原動力にはなった。正直それが一番の収穫だったかもしれない。


そしてもうひとつ気付いたのは、「模写なら描ける」ということ。

つまり、僕の手でもそれっぽい線は引けるはずということに気付けた。今までも遊びで模写をやった事があるのは前回の記事に書いたけれど、今回で初めてそれに気付いた。

多分沢山描いたおかげだと思う。


それに気付いた僕は、本当にちゃんと練習を重ねていけば模写じゃなくても自分自身の絵を描けるんじゃないか? という考えに至った。



描かなかった・練習しなかった理由を消す

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今まで自分が絵を描けないのは線が上手く引けないとか、バランスがとれないとか、色の塗り方がわからないとかそういう理由からだった。

それがわからないのはセンスがないからと決めつけて取り掛からなかったからだった。


結論を言うと違う。センスというあいまいっぽい表現をして、ようははなっから自分の限界を決めて取り掛かろうとしなかっただけなのである。

端的に言えば「めんどくさがった」んだと思う。


正直、センスのあるなしは絶対に存在すると思う。でも、やる前からそれを理由にして逃げるのはナンセンスだった。

やってみたら、案外行けるんじゃないか? と気付いた。

なので、あとは「めんどくさがる」理由を消してしまおうと思った。



唐突に言うけど僕はゲームが好きである。

スマホのソシャゲもやるし、PCの対人ゲームやインディーゲームもやるし、コンシューマのアクションやRPGもやる。なんでもやる。

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なかでも対人ゲームはストーリーモードみたいなのがないし、得られるものがそのゲームに対しての知見くらいで終わりがなかった。(それが楽しいんだけど)

だから、僕はその日今まではほぼ毎日やってたゲームを人知れずアンインストールした。

Twitterにもdiscordも書かずに、できるだけこっそりアンインストールした。


多分、いつかまたやると思う。好きだし。

でもそれは今じゃなくていい。今はよりイラストに時間を割けるように。

でも趣味を全部断つのは逆にストレスになるので、一番やっていたゲームだけを消した。


結果的にいうとかなり功を奏したと思う。誰かがそのゲームをやっていても一緒に遊びに行くことはできなくなったから必然的に時間は空いた。

デメリットとしてはその分ちょっと交流が減ってしまったこと。



一度描いてから考えると前に進めた

そうして二日目。一日目のなにから始めたらいいのかわからない状態よりは微かに視界が開けたような気はした。


とりあえずで取り掛かった模写のおかげで、自分が本当に人体構造を理解できていないことはわかったし、それどころか最初にまぁまぁ描けると思い込んでいた顔も全然バランスよく描けないことに気が付いた。


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模写の後に自分一人で描いてみると、とにかく描けない!


描けない! 描けない!!!


どうして描けないのか……だって、バランスがいい!かわいい!かっこいい!と思えるモノの仕組みとか配置とか、そういうものを全部知らないからだった。


何回も何回も自分が何も知らないことに気付かされる。本当に何も知らない。俺たちは雰囲気でイラストを描いている。状態だった。


すこーーーし考えてみるとわかることだけど、皆きっと絵は勉強したり練習したりして少しずつうまくなっていってるはずなのである。

なのに僕はそれをせずに雰囲気で描いて、うまくかけね~~~~!無理だ~~~~!!と筆を折っていた。(多分10年前くらいにちょろっと落書きをした程度でそう思いこんでた)


でも、先に述べたように気付いた。それは知らないからだ。だったら知ればいい。


だから二日目以降は人体を知るためにデッサンについて触れてみたりした。


ルーミスの「優しい人物画


著作権が切れて無料公開されているらしい。

これに辿り着いた僕は骨人形の模写をしまくった。


結論を言うと、原動力にはなったが、僕の描きたいイラストの糧にはあまりならなかった。


次回はそこらへんについて触れる予定。

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