岐阜城は霧に沈む…(サークル活動報告)
帰り道、すごい湿気で金華山あたりが霧で煙っていた…まあ大河川があるし、川越える毎に霧が出てて。
こんなふうなんだなー、と…ついタイトルで遊ぶw
今日はMさんの他に、チラシを読んでくれた男性(Kさん)が飛び入りで参加。
地道な継続が、実を結び始めてるのかねえ?
なんにせよ、ありがたい話で。
浮かれて、ついつい稽古内容をかなり掘り下げてしまったw
今から思うに大丈夫かしらん…とも思うけど。
必要な事しか教えてなかったから、まあいいや♪
突き蹴りに必要な体の使い方。
イメージを聞いて、K-1が出てきたのでキックボクシングに寄せた内容で、構えとパンチコンビネーション。
構えはオーソドックスなアップライトスタイルで、言葉よりも直に体験してもらって…私が突きを打つ。
驚いて、身をよじる…すると勝手に突きは捌けている。
隙の少ない固い構え、と言われる理由よ。
斜に構えて入れ替えるだけで、懐は深く、急所には届きにくく、反撃はたやすくなる。
これと、4連打のパンチコンビネーション…ワンツーと左フック、右のアッパーをミットも使って、楽しくやってもらうw
Mさんはさすがに隙の無い構えを自分でアレンジしてるね。
私と同じで喉を奥の手で守り、前の手で距離を作ってる。
思わず誉めちゃった。
気づいてかどうか判らなかったので、理由もちゃんと説明して。
構えてても喉の守りがないと、抜かれるのよ。
これは構え方にも問題あるし、構えてるから安心、という油断もある。
もちろん分かっているなら、敢えて空けてるのもありだけど…
そんな博打するなら、ボディ空けといた方がマシだよ個人的には。
…うん、来週は少しペース落とそうw
飛ばし過ぎだやっぱり(´・ω・`)
あさきさんには片手用のメニューだけど…傷が癒着したのか両手を使いたがってる。
あかんで。
ジャブ二連や、そこからノーモーションでのフックをやってもらう。
要求が高過ぎたらしい…「まあええわ」と言われてしまうw
他の人らが興味を持ったので、タネ明かしして練習してもらったり。
構えがどうしてその形なのか、などうんちくを語って休憩を挟みつつ。
私がちょっとだけオーソドックスから外れる理由は、「ルール外」も織り込んでるからよ、という。
セオリーではあるのよ。
でも、特定のルール内ではない別の枠組みなんだね。
そういえば、下突き…ボディアッパーは皆苦手そうにしていたので、練習法も一緒に教えた。
大事なのは膝のバネと脇を締めて動かさない事。
突きは下半身で打つものよ。
全部の動きに口酸っぱく言ってたけど、「目線」は大事よ。
動きと一緒に視線が動いてたら、動作にキレなんて出るわけないやね。
あまりガチガチとやっても楽しくもないので…
次は武器を持ってもらい、振り方の手ほどき。
その中で、サイの型をひとつやってみせて…その後振り方を練習してもらう。
前腕や手首の強化、素手での防御力上昇、型の理解への応用…など様々な効能を謳いつつ…w
おなじみのスポンジ棒でぽこぽことやりつつ、サイの扱いを学んでもらう。
今日見せたのは主に翼で引っ掛けたり、武器を絡め捕ったり、掌で盾として使ったりという防御的なもの。
元々治安維持での対刃物を想定してるから、代表的な武器なのだし型も多いのよ、と。
一朝一夕ではできないのは当たり前だけど、やってりゃすぐに慣れるから。
できれば素手と同時に学ぶと、理解が早いかもね?
股関節が痛い、とKさんが言われるため、思い当たる筋肉のほぐし方なども試してもらう。
大腿四頭筋や腸腰筋をほぐし、スネの方の筋肉を緩めると、個人的には楽になるので…
こういうのは得意だからウケると嬉しくなるね?
ちょっと心残りは、「拳の握り方は後で」と言ってしまった事。
物打つつもりではなかったので、そう言ったのだけど…さっさとミットを打ってしまったので。
反省…
とはいえ、おかしなふうにはやっていなかったため、大丈夫だとは思うんだけど。
ちゃんとグローブもつけてもらったし。
来週はしっかりと拳の作り方から、かなあ。
こんなふうに、盛りだくさん過ぎて抜けてるのも結構あるくらいには、充実した内容のお稽古だった。
楽しかったねえ…♪
来週は午前11時より、踊るスタジオにて開催。
鏡があるので、シャドウや型が捗ること請け合い!なので…興味ある方は是非ともご参加くださいな。