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補足

Yさんの揚げ受け。
無意識で間に合ったのは、最小限の動きで跳ね上げたから。
これは良いタイミングで突きを跳ね上げて中に潜り込み、自分の間合いに入ってた。

でも上手くやろうとすると、
頭が動いたり、押し退けようと腕が体から離れたり、力んで遅くなったり…
できなくなってしまうんだねー。

まあいちどでもできていれば、理屈を理解すれば再現できるよ。


Kさんは体操やってたなら、私よりもフィジカルポテンシャルはうんと上だと思うから…

力で動こうとしない事を覚えれば、もっと早くなるよ。

多分、意識する所が逆なんだね…
肘や肩を伸ばすことよりも、
蹴り出した足に体重かかってるか、下半身から上半身への伝達が上手くいってるかを意識するべき…でもないな?

正直な話、それはできて当たり前。
でないと対人なんてこわくてできんと思うで?

ひとつひとつの技を磨くのも、戦術を練るのも、体を鍛えるのも、物理法則を学ぶのも、体の構造を学ぶのも、心理を学ぶのも…
皆大事よ。


どれが大事やないのよ…皆大事よ。


そのうえで。
目の前の小さな成功を喜ぶのも大事だと思う。

稽古を2時間頑張ったことを、自分に対して誇って良いのよ。

ちゃんと積み上げたのだから。



私の教え方は、理由や理屈はすんなり教えるけど…
鍛錬の時間はあまり取らない、というより取れない。

対面して教えるのに、その時間はもったいないのよ。

稽古の時間は学ぶのに集中。

自分の時間で、考える、確かめる、習慣化、と実践していくのよ。

それをフィードバックして再び稽古で学び、新しく視野を広げるのよ。


大変だろうと思うし、飽きもすれば挫けもするんだけど。

離れようとも、また戻ればいいだけよ。

「死ぬまでに」黒帯の実力があれば良いのよ。


私はそう習ったよ。

上達が足踏み?
しゃらくさい。

私なんて20年経ってようやく最初に習ったものを理解できたよ。

必要なものは最初に習ってたのよ…

信じれば良いやね、自分がやってることを。



うーん、途中で関係ない話に脱線…

私はすぐ話が脱線するのがあかんなw

まあ、続けてれば良いこともあるよ、と。

その程度の話よ…