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これまでの活動について(1)

わたくし秋帽子は、Sonyの電子書籍リーダーを愛用しています。ストアに投稿できる機能も楽しんでおりまして、そろそろ3年になろうかというところです。
「てげてげ読書ノート」と称して、ときどきの気持ちの赴くままに長文を書き連ねておりますが、ブックレビューの体を借りた、特定のペルソナへの応援歌、兼ラブレターのようなものです。私にとり、読書は実用性より「生きること」そのものに近い活動ですから、このこと自体は間違っていない気がします。
もっとも、ストアの利用者の方にはあまり参考にならないかもしれません(少数ながら「参考になった」をチェックしてくださる方もいらっしゃいますが…)。あと、まあ本人の目から見ても、ちょっと気持ち悪い部分もありますね。
そんなわけで、ここらで一度整理し、長期間の公開に耐えられる形にして、改めて投稿させていただこうと思います。

まずは、過去の投稿のうち、2018年5月までの30本についてご紹介します。

☆ ☆ ☆ 以下、Facebookより再録 ☆ ☆ ☆

{ 2017年上半期 }
(1)2/9 “石を集めて伝わる優しさ”
 『鉱物女子のときめき生活 キラキラ鉱物に魅せられて』
 [著]坪石さをり
 (日本文芸社)

(2)2/23 “知らないのは勿体ない、でも中身は教えられない。読んだら人に薦めたくなる本。”
 『鴨川ホルモー+ホルモー六景』2冊合本版
 [著]万城目学
 (KADOKAWA/角川書店)

(3)3/18 “ヒストリー?ファンタジー?いえいえミステリーです”
 『もろこし桃花幻』
 [著]秋梨惟喬
 (東京創元社)

(4)3/28 “厄災も理想も受け容れて美しいアジア”
 『深く美しきアジア MAGICAL SUPER ASIA』1巻
 [著]鄭問
 (講談社)

(5)5/19 “偉大な変わり者たちが導く「パイソン」前夜”
 『モンティ・パイソンができるまで ―ジョン・クリーズ自伝―』
 [著]ジョン・クリーズ、[訳]安原和見
 (早川書房)

(6)6/6 “だれかはすぐにわかります”
 『だれがコマドリを殺したのか?』
 [著]イーデン・フィルポッツ、[訳]武藤崇恵
 (東京創元社)

(7)6/9 “名探偵の全盛期!冴え渡る第三短編集”
 『シャーロック・ホームズの復活』深町眞理子訳
 [著]アーサー・コナン・ドイル、[訳]深町眞理子
 (東京創元社)

(8)6/22 “美女と「殺す野獣」”
 『傭兵ピエール』上
 [著]佐藤賢一
 (集英社)

(9)6/25 “80年代、じりじりとさぐり当てた軽妙”
 『たたかう天気予報』
 [著]火浦功
 (KADOKAWA/角川書店)

{ 2017年下半期 }
(10)7/9 “気張った世界を離れて「一人の私に戻る」オアシス”
 『女と猫は呼ばない時にやってくる』
 [著]小池田マヤ
 (双葉社)

(11)7/25 “列車の出てこない「駅」の話”
 『横浜駅SF』電子特典付き
 [著]柞刈湯葉、[イラスト]田中達之
 (KADOKAWA/富士見書房)

(12)8/28 “小さな指揮官は「ゲーム」をクリアできたか?”
 『エンダーのゲーム』新訳版・上
 [著]オースン・スコット・カード、[訳]田中一江
 (早川書房)

(13)8/29 “できるだけゆっくりとお読みください”
 『ゼノサイド』上
 [著]オースン・スコット・カード、[訳]田中一江
 (早川書房)

(14)9/11 “兵隊とペーパーバックと反検閲の知られざる歴史”
 『戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊』
 [著]モリー・グプティル・マニング、[訳]松尾恭子
 (東京創元社)

(15)9/18 “秋風が吹いたら読むフレンチ”
 『タルト・タタンの夢』
 [著]近藤史恵
 (東京創元社)

(16)9/19 “迷える人を導く隠れ家”
 『こなもん屋うま子』
 [著]田中啓文
 (実業之日本社)

(17)9/27 “「さよなら わたし」はさらさら、ないわ”
 『脳は、なぜあなたをだますのか ―知覚心理学入門』
 [著]妹尾武治
 (筑摩書房)

(18)10/1 “夢見よう、自由への橋を”
 『セブンブリッジ』1
 [著]板橋しゅうほう
 (eBookJapan Plus)

(19)10/10 “特典あり!「恋文」を読みましょう”
 『舟を編む』
 [著]三浦しをん
 (光文社)

(20)10/25 “「わたしはわかっている」に負けないで”
 『超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条』
 [著]フィリップ・E・テトロック、ダン・ガードナー、[訳]土方奈美
 (早川書房)

(21)11/7 “占いを信じなくても構いません”
 『3年の星占い 蠍座 2018-2020』
 [著]石井ゆかり
 (文響社)

(22)11/15 “「われは忘れず」歌により二人の時間は永遠に”
 [著]河野裕子、永田和宏
 (文藝春秋)

(23)12/3 “恋とユーモア、クライマックスを見逃すな!”
 『はいからさんが通る』新装版・6巻
 [著]大和和紀
 (講談社)

(24)12/25 “合鍵で開く宝の隠し場所”
 『名探偵カッレくん』
 [著]アストリッド・リンドグレーン、[訳]尾崎義
 (岩波書店)

{ 2018年上半期 }
(25)1/4 “犬も歩けばかわいいワトソン”
 『ホームズ探偵学序説』
 [著]水野雅士
 (青弓社)

(26)1/9 “スピーチも浮かぶ!レジェンドの深き愛”
 『マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~』
 [著]町田粥
 (KADOKAWA/メディアファクトリー)

(27)2/22 “去る者も日々に愛しの方程式”
 『データの見えざる手 ウェアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』
 [著]矢野和男
 (草思社)

(28)3/22 “大人になって心で感じた宝物”
 『星の王子さま』
 [著]サン=テグジュペリ、[訳]河野万里子
 (新潮社)

(29)4/13 “名を残す者、人を残す者”
 『幻燈辻馬車』上・山田風太郎明治小説全集3
 [著]山田風太郎
 (筑摩書房)

(30)5/3 “見守る目、後でわかった一人旅”
 『赤と青のガウン』
 [著]彬子女王
 (PHP研究所)

以上(2020年1月4日再録)

30周年で六角形に!?深まる秘密が謎を呼びます。秋帽子です。A hexagon for the 30th anniversary! A deepening secret calls for a mystery. Thank you for your kindness.